Gatsby-164
このサイトは、英語で書かれた物語を一作品、最初から最後まで少しずつ読んでみようという試みです。
取り上げる作品は『The Great Gatsby』です。100年近く前に米国で出版された小説ですが、現代の日本人にも共感したり心を動かされるところが多々あると思います。
ぜひ一緒に、英語の原書を読んでみられませんか。一人でも多くの方にご参加いただければ何よりです。
(なお、このコンテンツはあくまでもこのサイトの著作者の解釈に基づくものであることをご承知おきください。)
前回まで……デイジーが大丈夫だろうか?と心配させるようなことを言い出す中?「自分」が一人ひそかにいわく言いがたい?なんとも説明できない?そこはかとない不吉な前兆?前触れ?にじっと耐えている?ようでしたねえ?……さて?どうなるんでしょうか?……続きをみていきましょう……。
原文はOne More Libraryの『The Great Gatsby』を使用します。
第164回の範囲は、97ページ18行目から97ページ末尾まで("It’s a swell suite," whispered 〜から、Where’d you pick that up?" まで)をみていきます。
まず、今回の考えるヒントを上げます。
- 97ページ末尾 All this 'old sport’ business とはどういうことか
なお、特に断っていなければ、基本的に次に上げる辞書の訳語や定義・意味に基づいて説明します。
主に使用する辞書
『リーダーズ英和中辞典(第2版)』(野村恵造)(研究社 2017)
『Pocket Oxford English Dictionary (Eleventh Edition)』(Maurice Waite) (Oxford University Press 2013)
『岩波国語辞典(第七版新版)』(西尾実 岩淵悦太郎 水谷静夫)(岩波書店 2017)
それでは今回の範囲をみていきます。
① “It’s a swell suite," whispered Jordan respectfully, and every one laughed.
「『トムとベイカー嬢と「自分」とデイジーとギャッツビーの五人で借りたホテルの部屋は、(一つの)一流の・すばらしい・すてきなひと続きの部屋・続きの間・寝室/居間/浴室が組みになっているホテルなどの部屋である……』とベイカー嬢が、こっそり話した・中傷した……謹んで・丁重に……すると、ことごとくの人が、(声をたてて)笑った……」
It’s は、It is を短く縮めた形ではないでしょうか?……また、It は、前回の97ページ 2行目に出てくる、the parlor of a suite in the Plaza Hotel を指す?のではないでしょうか?……。
前回の最後に?トムとベイカー嬢と「自分」とデイジーとギャッツビーの五人が?プラザ・ホテルの部屋?に行ったところ?で終わっていたようでしたかねえ?……で?まあ?この①は?最初の感想?みたいな?でしょうか?……どうでしょう?この swell という言葉?……これって?素直に褒めているんでしょうか?……違う?んじゃあないでしょうか?……皮肉?みたいな?じゃあないでしょうか?……まあ?五人の期待?を悪い方に裏切ってる?っていうか?ねえ?……じゃないですか?……五人は?快適に過ごせることを期待していた?んじゃあないでしょうか?……それが?このホテルの部屋も?やっぱり?灼熱地獄じゃあないか?と……その失望?をベイカー嬢が?言葉に表した?ってところ?なんじゃあないでしょうか?……ただ?言い方が?ねえ?……まあ?大っぴらにではない?……慎み深く?控えめに?ですかねえ?……露骨に皮肉るまではしてない?……まあ?お上品に?ってこと?ですかねえ?……チクリと?一言?言わずにいられない?みたいな?……で?おそらく?ベイカー嬢以外の四人も全員?同じことを思った?感じた?んじゃあないでしょうか?……だから?みんなが笑った?ってこと?なんじゃあないでしょうか?……同じ失望感?を共有する笑い?ですかねえ?……ねえ?……まあ?だから?作者のメッセージ的には?どこ行こうと一緒だよ?と……人が一緒なんだから?と……場所じゃないんだよ?環境じゃないよ?条件のせいじゃないよ?と……本人が?当人が?問題なんだよ?と……状況変えても?当人が変わんなきゃ?な〜んにも変わんないよ?と……でしょうかねえ?……。
② “Open another window," commanded Daisy, without turning around. / “There aren’t any more." / “Well, we’d better telephone for an axe —-“
「『別の窓ガラスを開く……』とデイジーが、命じた……(姿見を見たまま)反対方向に向きをかえることなく…… / 『少しももっと(いっそう)多数の窓ガラスが存在しない状態である……』 / 『ではよろしい……トムとベイカー嬢と「自分」とデイジーとギャッツビーの五人は、(一つの)まさかりを求めて、電話をかけることをするべきだ――』」
Open は、その前に You が省略されている?と考えるとわかりやすい?でしょうか?……デイジーは?①でしゃべったベイカー嬢に?この言葉をかけている?んでしょうか?……それとも?他の四人全員に向けて?言っている?んでしょうか?……。
aren’t は、are not を短く縮めた形ではないでしょうか?
any more は、その後に window が省略されている?と考えるとわかりやすい?でしょうか?……。
we’d は、we had を短く縮めた形ではないでしょうか?
—-(ダッシュ四つ分)は、言葉が途切れていることを表している?でしょうか?……。
前回の最後に?ホテルの部屋のすべての窓ガラスを開いたようでしたよねえ?……でも?それでも?灼熱地獄のまんまだったから?それで①でベイカー嬢が?チクリと一言?のようでしたよねえ?……で?デイジーは?まだ開いていない窓ガラスがある?と思ったんでしょうかねえ?……それで?この②の言葉?なんでしょうか?……ただねえ?その言い方がねえ?……女王様?……下僕に命令?……それもねえ?……姿見を見たままの状態で?と……そしたら?ベイカー嬢?なんでしょうか?……それ以上の窓ガラスは存在しない?と……ってことは?灼熱地獄のまんま?って状態に耐えなきゃいけない?ってことになりますかねえ?……で?デイジー女王様?はそれにお怒り?なんでしょうか?……そういうことなら?まさかりを求めて電話をかけるべきだ?と……どこに?……って?ホテルのルームサービス?のこと?なんでしょうか?ねえ?……ルームサービスで?まさかりを持ってきてもらいましょうよ?と……なんで?……かっていうと?灼熱地獄の状態を解消するために?壁を壊す?んですかねえ?……えーーーーーーーっ?……ですよねえ?……だから?デイジー?おかしいって?……ねえ?……異常?がここにも?現れている?でしょうか?……「自分」は?デイジーのこういう状態を?意図的に羽目を外しているだけだ?とみなそうとしていた?と説明していましたっけ?……どうでしょう?……デイジーは?ヤケになって?自暴自棄の状態で?羽目を外して?故意に異常なことばかりを言っていた?んでしょうか?……そうなら?デイジーの精神状態は?異常ではない?一応まとも?正気?なんでしょうか?……でも?もし?ほんとにデイジー?プッツンきちゃったりとかしてたら?どうでしょう?……どうなんでしょう?……どうなるんでしょう?……そういう危うさ?危なっかしさ?を実は?「自分」は?かなり?リアルに?感じてた?とかだったりしませんかねえ?……だからこそ?"みなそうとしていた"な〜んて説明になる?ってことはないでしょうか?……「自分」はデイジーの様子に?もう心穏やかでなんか全然いられなかった?とかじゃあないですかねえ?……いや?できることなら?帰れるもんなら帰りたい?いや?一目散に?逃げ出したい?みたいな?……ねえ?…… axe まさかり?なんて穏やかじゃないですよねえ?……壁壊す?な〜んて言いながら?いざ本当にまさかりを手にしたら?誰に襲いかかる?かわからない?とかねえ?だったりして?ねえ?……ありえると思いませんか?……そういう危機感?切迫感?みたいなもの?も(もしかしたら?)「自分」?感じてた?とかだったりしませんかねえ?……いやぁ?この状況で?一番危ない?危険きわまりない?のって?デイジー?……うぁ〜〜〜〜〜〜?……怖っ?……。
③ “The thing to do is to forget about the heat," said Tom impatiently. “You make it ten times worse by crabbing about it."
「『する・やるべきことは、(その時の)暑気・暑熱について忘れる・あきらめることである……』とトムが言った・話した……気短な・性急な・いらいらする様子で……『デイジーは、(その時の)暑気・暑熱について文句を言うことによって、(その時の)暑気・暑熱を、10倍いっそう悪い状態にする……』」
the heat は、その時の?暑気・暑熱?を指すのではないでしょうか?
You は、デイジーを指す?のではないでしょうか?
it は(どちらも)、the heat を指す?のではないでしょうか?
どうやら?②でデイジーの言葉を最後まで言わせなかった?らしいのはトム?のようではないでしょうか?……③でトムが?どうも?デイジーに向かって?やるべきことは暑気・暑熱についてあきらめることだ?と指摘しているのか?注意しているのか?……ただ?その様子が?いらいらしていた?と……まあ?結局?トムも灼熱地獄にいらいらしている?んじゃあないでしょうか?……デイジーにあきらめろ?と言いながら?トムも本当は全然あきらめられてない?みたいな?だったりしませんかねえ?……でなきゃあねえ?……トムはあきらめがついてんなら?いらいらして言いますかねえ?……さらに?追い打ちをかけるように?でしょうか?……デイジーが?灼熱地獄の文句を言って?10倍もっと悪い状態にしている?と……まあ?ほとんど言いがかり?ってかねえ?……こう?ここぞとばかりに?デイジーを責め立てる?攻撃する?機を逃さず?まあ?利用してる?悪用してる?っていうかねえ?……本音は?正当な理由だの大義名分だの?んなもんあろうがなかろうが?とにかく徹底的にデイジーをやっつけてやりたい?ぶっつぶしてやりたい?懲らしめてやりたい?とかだったりしませんかねえ?……なんだけど?その本音のままに?本心をまんまぶつける?ってわけにはさすがにいかない?んですかねえ?……ほら?ギャッツビーに?ベイカー嬢に?「自分」がねえ?いるから?……あぁ?そっか?……デイジーが急に?女王様?になったのって?トムと二人じゃないから?ってか?強〜い味方が三人もそろってるから?……ねっ?……ですよね?……なぁ〜るほど?……デイジーもわかりやすい?……トムって?あれですよね?……こう?真っ当な正論?を持ち出して?相手をやり込める?ってのがトム流?俺様の流儀?みたいじゃあないですか?……俺様の正しさ?正当性?ってのを盾にとって?だから俺様の言う通りにしろ?みたいな?理屈?で攻めてくる?っていうか?俺流を何がなんでも通そうとする?っていうかねえ?……じゃないですか?……なんでも俺様が正しいだろ?だから?なんでも俺様に従え?みたいな?……実際には?俺様がいつも正しいわけじゃないのにねえ?……まあ?正しさを振りかざして?相手を押さえつける?ですかねえ?……トムってさあ?相手の気持ちや思いを汲む?とか受けとめる?とかないよねえ?……正しいかどうかじゃなくて?相手の気持を大事にしてあげる?みたいなのがねえ?……それも?心がないから?わかんない?んですかねえ?……トムに心がないから?他の人の気持ちもわかんない?……正しさと?腕力で?相手を屈服させる?ねじふせる?……あれですかね?……心がないと?寂しくもない?んですかね?……寂しさを知らない?わからない?からデイジーの寂しさとかもわかんない?……トムみたいなのは厄介ですねえ?……だから?作者は?デイジーがトムと絶対に関わってはいけなかったんだ?と主張している?訴えている?ようではないでしょうか?……。
④ He unrolled the bottle of whiskey from the towel and put it on the table.
「トムは、(自宅から持参した)ウイスキーの瓶を、そのウイスキーの瓶を包んでいた西洋風の手ぬぐいから開いた・広げた……そして、その(自宅から持参した)ウイスキーの瓶を、そのホテルの部屋にあった卓の上に据えた・載せた……」
He は、トムを指す?のではないでしょうか?
the bottle of whiskey は、トムが自宅から持参した?ウイスキーの瓶?を指すのではないでしょうか?(第155回 92ページ末尾から 3-2行目)……。
the towel は、トムが自宅から持参したウイスキーの瓶を包んでいた?西洋風の手ぬぐい?を指すのではないでしょうか?
it は、the bottle of whiskey を指す?のではないでしょうか?
the table は、その時トムとベイカー嬢と「自分」とデイジーとギャッツビーの五人がいたホテルの部屋?にあった卓?を指すのではないでしょうか?
③でトムが錦の御旗を振りかざしてデイジーを黙らせることができた?んでしょうかねえ?……で?それに満足して?なんでしょうか?……それ以上はトムもしゃべらなかった?ようではないでしょうか?……そして?自宅からウイスキーを持参していた?ようでしたよねえ?……それを?包んでいた西洋風の手ぬぐいを外して?開いて?広げて?そしてそのホテルの部屋にあった卓の上に据えた・載せた?と……まあ?な〜んか?どうでしょうねえ?このトムの姿を見てる人たちは?……な〜んかねえ?え〜らそ〜にねえ?……さもトムが正しくて?偉くて?立派だ?って言わんばかりにねえ?……とかって傲慢な印象?とか周りに与えてたりとか?しませんかねえ?……正論であればあるほど?周囲の反感を買う?みたいな?ねえ?……しかも?トムの日頃の(目に余る?)倫理道徳に反した行い?ってのを考えたらねえ?……どの口が言うか?みたいな?ねえ?……トムのこれまで何年も続いてきた女遊び?のことを思ったらねえ?……デイジーが灼熱地獄の文句を言ったからってねえ?……そんなのねえ?……比較になるか?って?……どってことないじゃん?って?ねえ?……だ〜けど?ト〜ムは?さも俺様が偉い?俺様が正しい?ってな顔して?まあ?スマシてたりとか?してた?んじゃあないでしょうか?……そういう様子?が伝わってきますかねえ?……どうでしょうか?……。
⑤ “Why not let her alone, old sport?" remarked Gatsby. “You’re the one that wanted to come to town."
「『(トムは)デイジーをただひとり・独力で・単独でという状態にさせることをしないのか……おい、きみ……』とギャッツビーが述べた……『トムが、町・都会にやって来ることをしたがった人である……』」
let は、その前に you(トム)?が省略されている?と考えるとわかりやすい?でしょうか?……。
her は、デイジーを指す?のではないでしょうか?
You’re は、You are を短く縮めた形ではないでしょうか?……また、You は、トムを指す?のではないでしょうか?……。
なんと?ギャッツビーがしゃべっている?ようではないでしょうか?……しかも?トムに向かって?ねえ?……その言葉が?デイジーをただひとりの状態にさせないのか?と……つまり?デイジーにかまうな?と……デイジーを放っておいてやれ?と……ってか?取りようによっては?デイジーをただひとりにする?というのは?デイジーと別れろ?と……デイジーから手を引け?身を引け?と……そう言っている?ようにも聞こえる?でしょうか?……ただ?親しい友人?なんかに呼びかける言葉?ってのをギャッツビーはトムに向かっても?使っている?ようですねえ?……まあ?親しげに?というか?なれなれしい感じ?なんでしょうか?……そして?さらに?追い打ちをかけるように?ですかねえ?……町・都会にやって来ることをしたがったのはトムだろ?とギャッツビーはトムに向かって指摘している?ようではないでしょうか?……まあ?その通り?でしょうかねえ?……たしか?第153回 91ページ末尾から 2-1行目辺りでねえ?言ってましたよねえ?……その言葉?をギャッツビーは指している?んじゃあないでしょうか?……でも?だから?何が言いたいんでしょうねえ?……ギャッツビーは?(もしかしたら?)③のトムの言葉が?デイジーだけを標的にした?まるで個人攻撃?みたいな?そういう?こう?よこしまなもの?というか?何か違うもの?を感じた?とかなんじゃあないでしょうか?……もっともな正論を言っているようでいて?実は?単に?デイジーいじめじゃないか?と感じた?とかだったりしませんかねえ?……で?デイジーはやり込められてしまっていた?ようですよねえ?④のトムの様子だと……そこへ?っていうか?それで?なんですかねえ?ギャッツビーが?デイジーに代わって?なのかどうなのか?まあ?とにかく?今度はギャッツビーが?正論をトムに返した?ってな感じ?のようではないでしょうか?……たしか?トムが町・都会へ行こうと積極的に言い出したとき?デイジーの方は?紙巻きタバコを吸ってから?みたいなこと?言ってたようでしたよねえ?……ってことは?まあ?トムの言葉に従って?デイジーの意に反して?ニューヨークの街にやって来て?で?これまた?トムの言葉に従って?プラザ・ホテルの部屋を借りて?なわけですよねえ?……で?そうやって?ずーっと?トムの言葉に従って?み〜んなついてきた?わけですよねえ?……そしたら?その結果が?な〜にこの部屋?と……これが一流ホテルの部屋なのか?と……これじゃあ?灼熱地獄のまんまじゃあないか?と……その原因は誰が作ったのか?……それは?すべて?トム?という理屈になる?んじゃあないでしょうか?……デイジーとベイカー嬢と「自分」とギャッツビーの四人にとっては?……つまり?トムが?ぜ〜んぶ俺様の意志を無理やり通して?他の全員を俺様の指図?命令通りに従わせて?で?その結果?どうなったのか?っていったら?トムのせいで?ニューヨークの街までやって来てみたら?灼熱地獄に連れて来られたあじゃないか?と……そんな思い?ありませんかねえ?……ってことは?どうでしょう?……デイジーが文句を言ったって当然だろ?と……デイジーが文句を言うぐらいかまわないだろ?と……ギャッツビーはそういう思い?でこの⑤の言葉を言っている?ってことはありませんかねえ?……つまり?デイジーを責めるな?デイジーをイジメるな?と……デイジーが文句を言う原因はテメエが作ったんだ?……そのテメエに?デイジーが文句を言ったからってデイジーを責める資格などない?と……そういうこと?だったりしませんかねえ?……まあ?要は?ギャッツビーがデイジーをかばっている?ってことなんじゃあないでしょうか?……どうでしょう?……この⑤の言葉?……本当は?デイジーが自ら?トムに言い返していたっていい?んじゃあないでしょうか?……なんだけど?デイジーは?おそらく?トムの正論を盾にとった攻撃?を受けると?こう?黙り込む?のか?何も言えなくなる?のか?ねえ?……まあ?あんまり?口げんかは強くない?かも?……ってか?しゃべりが?そういう口は立たない?みたいな?……っていうより?トムはそういう口だけは立つ?みたいな?だったりとかしませんかねえ?……ってことは?デイジーは?トムに?口でも負けるし?もちろん腕力でもかなうわけがない?とかなんじゃあないでしょうか?……としたらよ?もう?勝ち目はない?ゼロ?じゃんねえ?……必ず負ける?んじゃあないでしょうか?……んなもん?ねえ?ケンカできないじゃん?……ねえ?……だから?こんなだから?作者は?デイジーはトムと絶対に関わり合いになってはいけなかったんだ?と強く訴えている?んじゃあないでしょうか?……いやぁ?ほんっと?トムってたち悪い?……ねえ?……。
⑥ There was a moment of silence. The telephone book slipped from its nail and splashed to the floor, whereupon Jordan whispered, “Excuse me" — but this time no one laughed.
【One More Library の原書データでは、"Excuse me." とピリオドが付いていますが、Scribner の書籍によれば、"Excuse me" とピリオドが付かないのが正しいようなので、訂正しておきます。】
「(一つの・一回の)無言・静寂の瞬間・短時間があった状態だった……そのホテルの部屋にあった電話番号簿が、その電話番号簿の釘・鋲からすべった……そして、そのホテルの部屋の床板・板の間に(向かって)はねた・物にあたって砕けた……そのホテルの部屋にあった電話番号簿がその電話番号簿の釘・鋲からすべってそのホテルの部屋の床板・板の間に向かってはねた・あたって砕けたときに……ベイカー嬢が、こっそり話した……『ごめんなさい・すみません……』――ベイカー嬢が今いるホテルの部屋のことをすばらしい部屋であるとお上品にこっそり話したときにはみんなが笑ったけれども……今ベイカー嬢がごめんなさい・すみませんとこっそり話したときには……どの人も(一人も)笑うことをしなかった……」
The telephone book は、そのホテルの部屋にあった電話番号簿?を指すのではないでしょうか?
its は、The telephone book を指す?のではないでしょうか?
the floor は、そのホテルの部屋の?床板・板の間?を指すのではないでしょうか?
whereupon (の where)は、The telephone book slipped from its nail and splashed to the floor を指している?のではないでしょうか?
–(ダッシュ)は、説明に間をもたせているニュアンス?でしょうか?……。
this は、Jordan whispered, “Excuse me" を指している?のではないでしょうか?
⑤のギャッツビーの指摘がねえ?効いたんじゃあないでしょうか?……だから?トムは反論できなかった?ってか?トムを黙らせることができた?っていうか?もっと言えば?トムの高慢ちきな鼻を明かしてやることができた?っていうかねえ?……じゃあないでしょうか?……この⑥の無言?静寂?というのは?そういう様子?を表している?んじゃあないでしょうか?……で?そういう?緊張感のある?静まり返った中で?ですかねえ?……電話番号簿が?所定の位置から?すべって?床板にあたって砕けた?状態?と……まあ?衝撃で?グショッと?グジャッっと?なった?んですかねえ?……で?そのタイミングで?ベイカー嬢が?ごめんなさい・すみません?とこっそり話した?と……で?このホテルの部屋のことを皮肉ったときには他のみんなが笑った?ようでしたよねえ?……なんだけど?このベイカー嬢の言葉には?一人も?まあ反応しなかった?無反応だった?んじゃあないでしょうか?……いや?そんな空気じゃない?……ねえ?……それだけ緊迫してる?……ガチでやり合ってる?みたいな?……トムなんかねえ?どうでしょう?……はらわたが煮えくり返ってたりしてねえ?……いつもはさあ?必ずデイジーが黙っておしまい?とかだった?んじゃあないでしょうか?……ところが?もしかしたら?初めて?なんでしょうか?……デイジーではないけれど?デイジーと一心同体?のギャッツビーが?デイジーの立ち位置で?デイジーに代わって?デイジーの言葉として?トムに言い返した?ってか?単に言い返しただけじゃなくて?トムをやり込めた?んじゃあないでしょうか?……ってことは?負けなしのトムが?初めての敗北?みたいな?なんじゃあないでしょうか?……とすると?どうでしょう?……トムとしては?……これまでに味わったことのない屈辱?とかだったりねえ?……常に勝利者の俺様が?あろうことか?デイジーの愛人に?負ける?敗北させられる?……んなことあってたまるか?ってねえ?だったりしてねえ?……まあ?トムの心の中に?いや?頭の中に?いや?体の中に?すさまじい嵐が吹き荒れていたりしてねえ?……さあ?大変です?……どうなるんでしょう?……。
⑦ “I’ll pick it up," I offered. / “I’ve got it." Gatsby examined the parted string, muttered “Hum!" in an interested way, and tossed the book on a chair.
「『「自分」が、そのすべって床板にあたって砕けた電話番号簿を、取り(持ち)上げるつもりだ……』と「自分」が申し出た…… / 『ギャッツビーが、そのすべって床板にあたって砕けた電話番号簿を、持っている……』 ギャッツビーは、そのすべって床板にあたって砕けた電話番号簿の分かれた・ばらばらの糸・リボンを、調べた・吟味した……(それから)『フーン』とつぶやいた・ブツブツ言った・ひそひそ(小声で)話した……(一つの・一種の・一例の)興味(関心)をもっている仕方・方法・風な状態で……それから、その電話番号簿を、(一つの)腰かけの座面にとばした……」
I’ll は、I will を短く縮めた形ではないでしょうか?……また、この I は、「自分」を指す?のではないでしょうか?……。
it は(どちらも)、⑥に出てきた The telephone book を指す?のではないでしょうか?
I’ve は、I have を短く縮めた形ではないでしょうか?……また、この I は、Gatsby を指す?のではないでしょうか?……。
the parted string は、The telephone book の分かれた・ばらばらの?糸・リボン?を指すのではないでしょうか?
the book は、The telephone book を指す?のではないでしょうか?
⑥で?トムが怒りの炎を?オーラを?メラメラと燃え立たせていたかも?っていう緊張感?の中で?すべって床板にあたって砕けた電話番号簿?を「自分」が取ろう?と申し出た?ようではないでしょうか?……さすがは?好青年?の「自分」?……いかにも?らしい?……そしたら?どうやら?「自分」のその申し出た言葉?よりも先に?だったんじゃあないでしょうか?……ギャッツビーが?さっと床板から取り上げた?んじゃあないでしょうか?……で?もしかしたら?同時に?でしょうか?もう持っているよ?と……それから?ギャッツビーは?その電話番号簿を調べた?ようですねえ?……特に?どうも?分かれた・ばらばらの糸・リボン?を吟味した?ようではないでしょうか?……そして?フーンとつぶやいた?と……その様子が?興味?関心?をもっている風だった?と……そして?その電話番号簿を?腰かけの座面にとばした?と……どうでしょう?……分かれた・ばらばらの糸・リボン?って?……これって?トムとデイジーの仲?を暗示していたりとか?しませんかねえ?……それを?愛人の?ってか?これからデイジーの夫になる?未来の夫?のギャッツビーが?調べた?確認した?とかねえ?……で?関心を見せながら?フーンとつぶやいた?と……ああ?もう?この二人は別れるな?と……そういう感想?なんですかねえ?……で?よし?もう用はない?デイジーがトムと別れてギャッツビーと一緒になるのは決まりだな?と……そういう判断?考え?に至った?んでしょうか?……まあ?トムとデイジーの仲はもう完全に?破綻してるな?と確信して?安心した?みたいな?ですかねえ?……そういう暗示?なんでしょうか?……まあ?⑤の言葉でトムを黙らせて?デイジーの仇討ち?敵討ち?もできて?至極満足?してる?って感じ?ですかねえ?……な〜んだ?トムなんて?敵じゃないな?みたいな?……大したことないじゃないか?って?……ギャッツビーの余裕?が伝わってくる?でしょうか?……こうなると?どうでしょう?……このギャッツビーの様子に?……トムがますます怒りの炎を燃え立たせる?ってことはありませんかねえ?……テンメエ?この野郎?と……。
⑧ “That’s a great expression of yours, isn’t it?" said Tom sharply. / “What is?" / “All this 'old sport’ business. Where’d you pick that up?"
「『おい、きみ、という表現は、ギャッツビーの(よく)使う表現・(ことばの)言いまわしの中の(一つの)際立った・顕著な表現・(ことばの)言いまわしである……おい、きみ、という表現がギャッツビーの(よく)使う表現・(ことばの)言いまわしの中の(一つの)際立った・顕著な表現・(ことばの)言いまわしではないことがあるか?ないだろう?……』とトムが言った・話した……きびしく・辛辣に…… / 『何が、ギャッツビーの(よく)使う表現・(ことばの)言いまわしの中の(一つの)際立った・顕著な表現・(ことばの)言いまわしであるか?……』 / 『(たった)今の「おい、きみ」という(漠然と)もの・こと・ビジネスのすべて・全部である……どんなふうに、ギャッツビーは、「おい、きみ」というもの・こと・ビジネスを、取ってきた・発見した・ものにした・得た・取り入れたのか?……』」
That’s は、That is を短く縮めた形ではないでしょうか?……また、That は、⑤の old sport を指している?のではないでしょうか?……。
yours は、your expressions を表している?のではないでしょうか?……また、your は、ギャッツビーを指している?のではないでしょうか?……。
isn’t は、is not を短く縮めた形ではないでしょうか?…… it は、That を指している?のではないでしょうか?……また、isn’t it の後に a great expression of yours が省略されている?のではないでしょうか?……ここでは問いかける形で?そのとおりだろう?今言ったとおりだろう?と同意を求めている?のではないでしょうか?……。
What is は、その後に、a great expression of yours が省略されている?のではないでしょうか?…… That が何を指しているのかわからなくて問い返している?のではないでしょうか?……。
this は、⑤の old sport というギャッツビーの言葉?を指している?のではないでしょうか?…… 'old sport’ のシングル・クォテーション(マーク)は、強調しているニュアンス?でしょうか?……。
Where’d は、Where did を短く縮めた形?でしょうか?
you は、ギャッツビーを指す?のではないでしょうか?
that は、All this 'old sport’ business を指す?のでしょうか?……また、pick (that) up は、⑦の「自分」の使った言葉?を流用している?んですかねえ?……ギャッツビーが電話番号簿を床板から取り上げた?その様子が気に入らなかった?とか?……ちょうど?トムが自宅から持参したウイスキーの瓶を西洋風の手ぬぐいを外して出したときに?他のみんなが?気に入らなかった?のと同じように?とか?……作者は?トムに?ギャッツビーの姿を見て不愉快な思いをさせているのと同じように?トムこそみんなに同じように不愉快な思いをさせているのだぞ?とトムに?逆の立場に立たせている?とか?なんでしょうか?……いつもお前ばっか周りに不愉快な思いをさせてっから?お前は周りがどんな不愉快な思いをしているのかわからないだろ?と……だから?お前にわからせてやるからな?と……逆の立場に立たせることで?と……そういうこと?なんですかねえ?……。
今回の考えるヒントに上げた箇所が出てきました。「おい、きみ」という親しげな?場合によっては?なれなれしい?人との距離を縮めるのに便利そうな言葉?表現?を事あるごとに使っては?うまいこと?世を渡ってきたんじゃあないか?うまく世渡りしてきたんだろ?お前は?とこう?皮肉っている?嫌味を言っている?んですかねえ?……まあ?ギャッツビーって?人当たりがいい?んじゃあないでしょうか?……人付き合いが上手い?とか?……ってか?こう?ちょっと?もしかしたら?人たらし?的な?ところすら?ねえ?……で?トムは?そういうところが気に入らない?とかってことはないですかねえ?……いや?そんなだから?それで?その人たらしで?デイジーのこともうま〜くたらしこんだんだろ?みたいな?そういう恨みがましい思い?ですかねえ?……トムにしてみれば?俺様の支配下にあるはずのデイジーが?いつの間にかその支配下を抜けて?離れて?ギャッツビーとねえ?じゃあないですか?……それって?ねえ?……そりゃあねえ?……腹立つ?なんてもんじゃない?……その?妻を寝盗られた?っていう屈辱に加えて?さらに?たった今?その愛人にギャフンと言わされたようなもの?じゃあないでしょうか?……屈辱に次ぐ屈辱?みたいな?……なので?今まで誰にも盗られなかったデイジーをギャッツビーに盗られたのはなぜか?といったら?きっと?あの人たらしだ?とでもトムは思った?んでしょうかねえ?……でなければ?デイジーが?なびくはずがない?みたいな?……ただ?作者は?作者のスタンスとしては?こうやってトムをギャッツビーにしてやられる立場に立たせながら?実は?そうやってトムがギャッツビーにしてやられてることはな?ぜ〜んぶ?トム(のモデルになった実在の男性?)がデイジー(のモデルになった実在の女性)にしてきたことなんだぞ?と言いたい?言っている?とかだったりしませんかねえ?……トムが?デイジーをたらしこんで?うまいことやって?あっという間に結婚に持ち込んだ?みたいな?……作者は?そのトムを?今ここでトムがギャッツビーを問い詰めている?責め立てている?ように?問い詰めたい?責め立てたい?ってのが本当のところ?だったりしませんかねえ?……トムに?俺の気持ちがお前にわかるか?と……こういう気持ちだったんだぞ?と……どうでしょうねえ?……もし?この部分を?トムのモデルになった実在の男性が読んだとしたら?……どう思う?何を感じる?でしょうねえ?……ってか?まあ?その男性に心があれば?の話ですけど?……作者は?その男性に?作者の渾身の?心の叫び?訴え?が届くかどうか?響くかどうか?に関係なく?とにかく?書かずにはいられなかった?とかじゃあないですかねえ?……そうしないことには?もう?作者の気持ちが収まらない?というか?じっとしていられなかった?とかねえ?……もう?相手がどうかじゃなくて?作者自身のために?とかねえ?……ああ?たまらない?……痛い?……痛ましい?……痛々しすぎる?……たまんない?……ねえ?……。
どうやらトムが反撃に出た?でしょうか?……ただ?まあ?単に?ギャッツビーに絡んでいるだけ?のようにも?ねえ?……なんともまあ?ねえ?お粗末な?戦いぶり?……で?トムが持ち出してきたのが?ギャッツビーがよく言う? old sport おい、きみ?という呼びかけの言葉?のようですねえ?…… old sport のいちゃもんをつけている?って感じじゃあないでしょうか?……トムは?この old sport が気に入らない?ようですねえ?……親しくもないのに?なれなれしく?距離を縮めるのに便利に使ってる?みたいな?印象?とかでもある?んでしょうか?……なんでしょうねえ?……トムも?この old sport て言葉に?ごまかされたような節があったりとか?なんでしょうか?……それで?腹が立ってるとか?……ってか?その調子の良さ?でデイジーも丸め込んだのか?手玉に取ったのか?みたいな?文句をつけている?って感じですかねえ?……ってか?その言葉?そっくりそのまま?トムにお返しします?って感じじゃないですか?……ねえ?……作者に言わせれば?トムの方こそ?そうやって?デイジーを丸め込んで?手玉に取って?なんだかよく訳がわかんないうちに?結婚まで持ち込んだんだろ?って?ねえ?……もう?作者の怒りしかない?……恨み?怨み?怨念?だけ?……作者は?泣いてますよねえ?……泣きながら?大泣きしながら?号泣しながら?書いてないでしょうか?この物語?……たまらないです?……。
おつかれさまでした。どうでしたか?
なんか?気が滅入りませんか?……な〜んか?ねえ?……たまりません?……ねえ?……つらいです?……作者がつらすぎる?……そんな気がしませんか?……大丈夫ですかねえ?……先が心配?不安?しかない?ような?ねえ?……たまりませんねえ?……ねえ?……。
今回の考えるヒントに上げたお題 「97ページ末尾 All this 'old sport’ business とはどういうことか」 ですが……⑧で説明したとおりです。トムのモデルになった実在の男性?というのは?ものすごく要領がいい?んですかね?……世間的には?社交?人付き合い?はそつなく?うまいことやる?んでしょうか?ねえ?……もう?作者は?トムのモデルになった実在の男性?にデイジーのモデルになった実在の女性?を取られて?地団駄踏んで悔しがる?ってなくらい?のようじゃあないでしょうか?……ぶっちゃけ?ぜ〜ったい?だまされたんだ?って思ってないでしょうか?……口もうまい?口が立つ?……しかも腕力も?(もしかしたら?)権力も?ある?持ってる?……(一見?)無敵か?ってなくらいに?……してやられた?……なんでしょうねえ?……デイジーのモデルになった実在の女性にはぜ〜んぜんふさわしくないクズ男?にデイジーの大切なものが(デイジーそのものもだし?デイジーの心も?体も?時間も?人生も?愛も?何もかも宝を?)ぜ〜んぶ奪われちゃった?みたいな?……なんか?怖いですね?……怖くなってきますね?……これ以上?知るのが?……トムって?どんなとんでもないことやったんだ?どんだけとんでもない野郎なんだ?ってねえ?……作者は?もしかして?それを知らせたくて?この物語を書いてる?一人でも多くの人に読んでもらおう?読ませよう?としている?んでしょうか?……。
次回は、意外な展開に?……ぜひまた一緒にみていってください。
第165回の範囲は、98ページ1行目から98ページ19行目まで("Now see here, Tom," said 〜から、wasn’t any connection." まで)をみていきます。
次回の考えるヒントは……
- 98ページ 6行目で作者はなぜ Mendelssohn’s Wedding March を取り入れたのか
次回は、昔話に○○が○○?……ぜひまた一緒に読んでみてください。
最後に、物語を読むときに心にとめたいポイントをまとめます。
・どうして作者はその言葉を使用したのか
・それぞれの登場人物に作者はどんな役割を割り当てているのか
・それぞれの登場人物のセリフや物語の展開を通じて作者は何を言おうとしているのか
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