Gatsby-146
このサイトは、英語で書かれた物語を一作品、最初から最後まで少しずつ読んでみようという試みです。
取り上げる作品は『The Great Gatsby』です。100年近く前に米国で出版された小説ですが、現代の日本人にも共感したり心を動かされるところが多々あると思います。
ぜひ一緒に、英語の原書を読んでみませんか。
(なお、このコンテンツはあくまでもこのサイトの著作者の解釈に基づくものであることをご承知おきください。)
前回まで……トムとデイジーの自宅までランチに行くことになり電車で出かけたらしい「自分」……ところがまるで不吉な未来を予言するかのような列車内の様子?……続きをみていきましょう……。
原文はOne More Libraryの『The Great Gatsby』を使用します。
第146回の範囲は、88ページ末尾から19行目から88ページ末尾から3行目まで( I picked it up with a 〜から、"Yes … Yes … I’ll see." まで)をみていきます。
まず、今回の考えるヒントを上げます。
- 88ページ 末尾から5行目 madame とは誰のことか
なお、特に断っていなければ、基本的に次に上げる辞書の訳語や定義・意味に基づいて説明します。
主に使用する辞書
『リーダーズ英和中辞典(第2版)』(野村恵造)(研究社 2017)
『Pocket Oxford English Dictionary (Eleventh Edition)』(Maurice Waite) (Oxford University Press 2013)
『岩波国語辞典(第七版新版)』(西尾実 岩淵悦太郎 水谷静夫)(岩波書店 2017)
それでは今回の範囲をみていきます。
① I picked it up with a weary bend and handed it back to her, holding it at arm’s length and by the extreme tip of the corners to indicate that I had no designs upon it — but every one near by, including the woman, suspected me just the same.
「「自分」は、その横にいた婦人の札入れを取り上げた・持ち上げた……(一回の)疲労した・疲れ(はて)た・くたびれた体を曲げた状態で……そして・それからその札入れをその婦人に(持主の手に)返した……その札入れを手に持って……距離をおいた位置で……なおかつ……(その札入れの)隅の極度の・非常な先の部分で……あることを知らせる・あるもののしるしであるために……それは、「自分」がその札入れに対して少しも構想・計画・企図・目的・意図・もくろみ・下心・野心・たくらみをもって・有して・いだいていなかったことだ――そうやって「自分」がその札入れに対して少しも構想・計画・企図・目的・意図・もくろみ・下心・野心・たくらみをもって・有して・いだいていなかったことを知らせるために・のしるしであるために距離を置いた位置でなおかつ(その札入れの)隅の極度の・非常な先の部分でその札入れを手に持ってその札入れをその婦人に(持主の手に)返したにもかかわらず……そばにいたことごとくの人は、その婦人を含めて、それでも・やはり「自分」に疑いをかけた・怪しいとにらんだ・怪しんだ・疑った」
it は(すべて)、前回の最後 88ページ 19-20行目 Her pocket-book を指している?のではないでしょうか?
her は、前回の最後 88ページ16行目 the woman next to me を指している?のではないでしょうか?
the corners は、it つまり Her pocket-book の隅?を指している?のではないでしょうか?
that は、「これから文が続く」ことを表し、indicate の内容を具体的に説明している?のではないでしょうか?
–(ダッシュ)は、その前の内容に関わりのある説明を続けている?ことを表している?のではないでしょうか?
the woman は、her と同じく、the woman next to me を指している?のではないでしょうか?
前回の最後に?列車で「自分」の横にいた婦人の札入れがその婦人の手からすり抜けた?ようでしたよねえ?……で?その札入れを?この①で「自分」は?疲労した体を曲げた状態で取り上げて?その婦人に返した?ようですねえ?……そのときの様子が?その札入れを手に持っているのだけれど?距離を置いた位置で?なおかつ?その札入れの隅の非常に先の部分で持っていた?と……どうしてかというと?下心・たくらみを持っていないことを知らせるためだ?と……要は?李下に冠を正さず?みたいな?ってこと?なんじゃあないでしょうか?……誤解されないように?勘違いを防ぐために?ってねえ?……なんだけど?にもかかわらず?その婦人を含めてそばにいたことごとくの人たちは?それでも・やはり?「自分」に疑いをかけた?と……つまり?誤解された?勘違いされた?ってことじゃあないでしょうか?……たまりませんねえ?……善意の行動が?悪意に取られる?……ねえ?……えっ?しんどくて?身体を曲げるのだっておっくうなのに?でも?取り上げて返してあげたんだよ?それが?疑うのーっ?えーーーーーーっ?そりゃあないんじゃないの?って?……そりゃそうですよねえ?……しかも?ものすごい気を使ってますよねえ?……あれですね?……それもこれも?暑熱?灼熱?の列車内?みたいな?のが原因?なんじゃあないでしょうか?……もう?み〜んな?イラついてる?んじゃあないでしょうか?……だから?悪意に取りがち?っていうか?でしょうか?ねえ?……心がすさんでる?っていうか?ねえ?……その場の状況?状態?がよくないと?こんなふうに人の心まで悪い方に傾く?みたいな?例示?暗示?なんでしょうか?……善意が悪意に負けちゃう?っていうか?ねえ?……そういうみんなが頭にきてる?カッカきてる?様子を表している?んでしょうか?ねえ?……。
② “Hot!" said the conductor to familiar faces. “Some weather! … Hot! … Hot! … Hot! … Is it hot enough for you? Is it hot? Is it … ?"
【One More Library の原書データでは、"Some weather! hot! hot! hot! Is it hot enough for you? となっていますが、Scribner の書籍によれば、"Some weather! … Hot! … Hot! … Hot! … Is it hot enough for you? が正しいようなので、訂正しておきます。】
「『あつい!……』と(「自分」が乗っている列車の)案内者・管理人・車中の事務取扱者が、(お)なじみの人に向かって言った……『相当な・かなりの・たいした・すごい天気・天候・気象だ!……あつい!……あつい!……あつい!……あなた(たち)(乗客)のために・にとって必要なだけ・十分にあつい状態であるか?(必要なだけ・十分にあつい状態であるどころか、あつすぎるのではないか・あつすぎるだろう)……あつい状態であるか?……ある状態であるか?……(それは、……) 』」
the conductor は、前回 第145回 88ページ13行目 に出てきた、my train の案内者・管理人?を指しているのではないでしょうか?
…(三点リーダー)は、最初の4つは、間があいていること?を表している?のでしょうか?……そして、最後の1つは、その言葉が「自分」には聞こえなくなった?ことを表している?のでしょうか?……。
it は(すべて)、漠然と状況や気候?を表している?のではないでしょうか?
Is it hot enough for you? は、文字通りの意味ではなく?その逆?ではないか?と問いかけるようなニュアンス?で使われている?のではないでしょうか?……。
you は、その列車の案内者・管理人がそのとき話しかけていた乗客(たち)?を指す?のではないでしょうか?
今度は②で列車の案内者・管理人?車中の事務取扱者?が現れた?ようです……常連?というか?おなじみの乗客?にあつい!あつい!と話しかけている?ようですねえ?……まあ?あいさつ代わり?みたいなもの?でしょうか?……すごい天気だ?と……あつすぎるでしょ?と……あついよね?と……まあ?乗客のご機嫌伺い?というか?でしょうか?ねえ?……少しでも快適に感じていただけるように?と心を向けている?運んでいる?んでしょうか?……1925年頃の(米国の?いや?日本でも?)列車って?冷房?エアコン?はもちろん?扇風機?もなかった?んですかね?……現代は?ありがたい?……ねえ?……。
③ My commutation ticket came back to me with a dark stain from his hand. That any one should care in this heat whose flushed lips he kissed, whose head made damp the pajama pocket over his heart!
「「自分」の定期乗車券が、「自分」に戻って来た……その列車の案内者・管理人・車中の事務取扱者の手に由来する(一つの)濃いしみ・よごれ・汚点をもった状態で……(願望・祈願・驚き・痛憤などを表わす)これから説明することがあるだろうか、ありはしない(だろう)……それは、どんな人でも、この・今の暑気・暑熱の中で・状態で、かまうことをするだろうか、するはずがない……何をかというと、だれの(水が)どっと流れた・ほとばしったくちびる・唇に、どんな人でも接吻・くちづけすること(があったとしても)だ……(加えて)何をかというと、だれの頭部が、どんな人の胸部をおおっているパジャマ風の・パジャマに似た衣服のポッケ・かくしを湿気のある・湿っぽい・じめじめした状態にした・させること(があったとしても)だ……」
一つ目の his は、②に出てきた、the conductor を指す?のではないでしょうか?
That は、「これから文が続く」ことを表し、その話し手の(まとまった・ひとまとまりの)考え(など)が説明されていることを表している?のではないでしょうか?
should は、文字通りの意味ではなく?その逆?ではないか?と問いかけるようなニュアンス?で使われている?のではないでしょうか?
this は、「自分」が乗っている列車の中の?暑気・暑熱?を指している?のではないでしょうか?
whose flushed lips he kissed は、実際に起こったことではなくて?もしもそういうことが起きたら?という仮定の話?なのではないでしょうか?
he と二つ目の his は、any one を指している?のではないでしょうか?
二つ目の whose は、その前に and(など)が省略されている?と考えるとわかりやすい?のではないでしょうか?
whose head made damp the pajama pocket over his heart は、本来 whose head made the pajama pocket over his heart damp という語順になるところが? the pajama pocket over his heart が長いので? damp が前に出してある?のではないでしょうか?……また、これも、実際に起こったことではなくて?もしもそういうことが起きたら?という仮定の話?になっているのではないでしょうか?……。
②で現れた列車の案内者・管理人?車中の事務取扱者?って無賃乗車がないように?列車の乗客を確認していた?のではないでしょうか?……③で「自分」は?定期乗車券をその列車の案内者・管理人?車中の事務取扱者?に見せた?んじゃあないですかねえ?……で?その列車の案内者・管理人?車中の事務取扱者?が「自分」の定期乗車券を確認したときに?その列車の案内者・管理人?車中の事務取扱者?の手の濃いよごれ?が「自分」の定期乗車券に付いた?んじゃあないでしょうか?……つまり?「自分」は?「自分」の定期乗車券を?その列車の案内者・管理人?車中の事務取扱者?に汚された?ってことじゃあないでしょうか?……それって?どうでしょう?気持ちとしては?……ねえ?……ですよねえ?……なので?続けて?水分?発汗?でズブズブ?のだれのくちびるに?どんな人のくちびるが触れたとしても?どんな人の胸部のパジャマ風の・パジャマに似た衣服のポッケ・かくしを?だれの頭部がじめじめ湿らせたとしても?今の暑熱の状態で?どんな人でもかまうはずがない?と言って?「自分」は?「自分」で「自分」をなぐさめている?なだめている?んじゃあないでしょうか?……もう?それくらい?列車内の様子が悲惨?になっている?んじゃあないでしょうか?……みんなが同じように尋常じゃない発汗状態?でいること?をこの③では伝えている?のではないでしょうか?……心はすさんで?体は汚れて?いいことなし?……しかも?列車内の乗客は?互いの体が触れる距離にいる?んでしょうか?……だから?乗客同士の体がぶつかって?ただでさえ酷い状態なのに?それがもっとますます酷くなる?……そういうこと?でしょうか?……そしたら?ますます?体も汚れるし?心もすさむ?……ねえ?……悪循環のスパイラル状態?……そういう様子?が伝わってくる?でしょうか?……。
④ … Through the hall of the Buchanans’ house blew a faint wind, carrying the sound of the telephone bell out to Gatsby and me as we waited at the door.
「……ブキャナン一家の住宅の出入り口(のホール)を通って……吹いた……(一つの・一回の)かすかな・ほのかな・弱い(微)風が……ギャッツビーと「自分」の二人が(ブキャナン一家の住宅の出入り口の)戸・扉・戸口のところで待っていた時に、(デイジーとトムの住宅の屋内の)電話機のベルの音響を、外に・屋外にギャッツビーと「自分」にまで運んで・伝えて……」
…(三点リーダー)は、時が経過したこと?を表している?のではないでしょうか?
the Buchanans は、 Buchanan という姓に、その前に the がついて、なおかつ末尾に s がついて、その形でブキャナンという姓の一家・家族の人たち(全員)を指す?表す?のではないでしょうか?
Through the hall of the Buchanans’ house blew a faint wind は、本来 a faint wind blew through the hall of the Buchanans’ house という語順になるはずなのが?場所をまず説明したかったから?でしょうか? Through the hall of the Buchanans’ house が冒頭に出てきて?そのため何をしたのか(blew)という情報が先に来て?最後に何が(a faint wind)という語順になっている?のではないでしょうか?……。
the telephone bell は、デイジーとトムの住宅の屋内?にあった telephone のベル?を指しているのではないでしょうか?
we は、Gatsby and me を指す?のではないでしょうか?
the door は、the Buchanans’ house の?戸・扉・戸口?を指すのではないでしょうか?
さて?④から場面がガラリと切り替わっている?ようではないでしょうか?……「自分」はトムとデイジーの二人の自宅に到着した?んじゃあないでしょうか?……出入り口の扉の前?にいるのでしょうか?……それも?一人ではない?……ギャッツビーも一緒にいる?ようですねえ?……その出入口の扉の前にいると?トムとデイジーの二人の自宅の出入り口(のホール)を通って?一回微風が吹いた?ようではないでしょうか?……で?同時に?じゃあないでしょうか?その微風が?トムとデイジーの二人の自宅の屋内にある電話機のベルの音響を?ギャッツビーと「自分」のいる出入り口の扉の前?に運んで・伝えてきた?と……どうでしょう?……「自分」が乗ってきた?地獄のような列車?の様子に比べると?涼しげ?涼しそう?でしょうか?……天国?にすら思えた?感じられた?かも?ってなくらい?……で?微風でもありがたい?ってな中で?電話機のベルの音響も?微風と一緒に?ギャッツビーと「自分」に届いた?って感じ?のようでないでしょうか?……まあ?デイジーとトムの二人の自宅の屋内の様子が?出入り口にいてもわかった?ってこと?でしょうか?ねえ?……微風で?涼やか?穏やか?なんだけど?でも?静寂ではない?電話機のベルの音響が響いている?……それって?もしかして?何かが起きる前触れ?……いやいや?そうとは限らない?わからない?……でも?嵐の前の?……いやいや?そうとは?……まあ?わかりませんけど?……そういう様子?ですかねえ?……あれですね?……「自分」はギャッツビーと一緒に行かなかった?んですねえ?……別行動?のようではないでしょうか?……「自分」が避けた?断った?のか?それとも?ギャッツビーの方でもあえて「自分」に同行するよう求めなかった?のか?……でも?列車の地獄?を思ったら?ギャッツビーの自家用車?ってもしかしたら?天国?だったりとか?してませんでしたかねえ?……まあ?わかりませんけど?……まあ?「自分」の方からギャッツビーに乗せて行ってくれ?便乗させてくれ?とは言わない?んでしょうねえ?……そういうことはしない?……そういうところはこう?厚かましくない?分をわきまえる?みたいな?なんですかねえ?……ギャッツビーと話すのも嫌だった?とか?なんでしょうか?……わかりませんけど?……まあ?とにかく?三角関係の当事者全員が集まるランチ?にやって来た?んですねえ?……どうでしょう?……食欲ありますかねえ?……食べる前から?胃がもたれてる?胃が重い?みたいな?そんなの?ありませんでしたかねえ?……もう?吐きそう?とか?……なんにも胃が受け付なさそう?みたいな?……味わう?美味しい?そんなのありうるでしょうか?……どうか無事に乗り切れますように?みたいな?祈るような思い?とかだったりしてませんでしたかねえ?……いやぁ?怖い?……ねえ?……デイジーやギャッツビーはよくまあ平気?ですねえ?……いや?平気な人なんて誰もいなかったかもよ?って?……ですかねえ?……かもしれないですねえ?……そうですよねえ?……ねえ?……。
⑤ “The master’s body!" roared the butler into the mouthpiece. “I’m sorry, madame, but we can’t furnish it — it’s far too hot to touch this noon!"
「『(ブキャナン一家の)支配権をもつ人・かしら・長・主君の身体・体・肉体!……』と(ブキャナン一家の)使用人頭が、(デイジーとトムの住宅の屋内にあった電話器の送話口の方へどなった・叫んだ……『(ブキャナン一家の)使用人頭は、すまないと思う状態である……夫人……ご要望に反しますが、ブキャナン一家は、(ブキャナン一家の)支配権をもつ人・かしら・長・主君の身体・体・肉体を与えることができない――その(ブキャナン一家の)支配権をもつ人・かしら・長・主君の身体・体・肉体は、(たった)今の真昼にふれるには、はるかに・大いにあまりにあつい!……』」
The master は、the butler(ブキャナン一家の使用人頭)が話している言葉のようなので?ブキャナン一家の支配権をもつ人・かしら・長・主君?つまりトム?を指している?のではないでしょうか?
the butler は、④に出てきた、the Buchanans’ house の?使用人頭?を指すのではないでしょうか?
the mouthpiece は、④に出てきた、the telephone (bell) の?送話口?を指すのではないでしょうか?
I’m は、I am を短く縮めた形ではないでしょうか?……また、この I は、the butler を指す?のではないでしょうか?
we は、the Buchanans’ (house) ブキャナン一家(の人たち全員)?を指すのではないでしょうか?
can’t は、can not を短く縮めた形ではないでしょうか?
it は(すべて)、The master’s body を指す?のではないでしょうか?
–(ダッシュ)は、その前の言葉・返答の理由?を続けて説明することを表している?のではないでしょうか?
it’s は、it is を短く縮めた形ではないでしょうか?
今回の考えるヒントに上げた箇所が出てきました。デイジーとトムの自宅の使用人頭が?電話に応対している?ようですねえ?……その相手が? madame 夫人?と……どうやら?この使用人頭の言葉によれば?その夫人は?トム?の体?を与えるように要求している?んでしょうか?……だから?この使用人頭は?トムの体を与えることはできない?と答えている?……それも?we つまりブキャナン一家?ということは?妻のデイジーが?とも取れる?んじゃあないでしょうか?……この使用人頭の雇い主?はトム?もだろうけど?デイジーも?ですよねえ?……それに?もしかしたら?家庭のことなら?特に妻の存在?の方が大きかったり?しませんかねえ?……ってことは?この使用人頭は?デイジーに代わって?トムの体を与えることはできない?と答えている?とも解釈できませんか?……じゃあ?誰がトムの体を与えることを要求しているのか?……そして?誰の要求に?デイジーの代弁者?であるこの使用人頭は?トムの身体を与えることができない?と答えているのか?……それは?トムの情婦?である?ウィルソン夫人?だったりしない?でしょうか?……使用人頭?というのは?自らが働いている?仕えている?雇い主の家庭?を守る?ことが(も?)仕事?でしょうか?……そうなれば?当然?トムとデイジーの夫婦?関係が継続するように?というか?トムとデイジーの夫婦?関係が壊れるようなことはしない?のはもちろん?避ける?いや?積極的に防ぐ?となりますかねえ?……なので?デイジーの夫であるトム?を寄越せと言われても?断りますよ?という返答になる?ってこと?なんじゃあないでしょうか?……それに?デイジーって?お抱え運転手とかもそうだったようでしたけど?デイジーのために働いてくれてる?仕事してくれてる?人たちに対して?温かい?というか?人間味がある?というか?ちゃんと人として扱う?というか?接する?というか?ねえ?……極端なことを言えば?奴隷扱いじゃなくて?一人の人間として敬意を持って向き合ってる?とでも言うんですかねえ?……そういう?感じ?ところ?なかったでしょうか?……じゃあ?そういう雇い主だったら?どうでしょうか?働いてる人たちは?……雇い主のために?とかってなりませんかねえ?……ねえ?……そういうもの?もここでうかがえる?でしょうか?……デイジーのために働いている人たちは?(みんな?)デイジーの味方?……つまり?トムの情婦?になんかトムを売り渡す?わけがない?……デイジーの利益?利害?のために動く?……デイジーを守る?……常日頃?良くしてもらってるから?って?……デイジーには?強〜い?頼りになる?味方がいる?……。
④でデイジーとトムの二人の自宅の屋内から電話機のベルの音響が響いてきていた?ようでしたよねえ?……で?デイジーとトムの二人の自宅で働く?使用人頭?がその電話に出た?んでしょうねえ?……そして?トムの体!と送話口の方へ叫んだ?と……続けて?すみません?夫人?と……ブキャナン一家(を代表して答えれば?)はトムの体を与えることができない?と……その理由というのが?トムの体は?今の真昼にふれるには?はるかにあまりにあついからだ?と……なんでしょう?この理由?言い訳?……まあ?口実?ですかねえ?……デイジーの味方?である使用人頭?としては?トムの体を要求されても与えられませんよ?という答えしかない?……で?その上で?何か理由がいる?……じゃあ?何にすっかな?ということで?よし?今は真昼だ?と……暑気?暑熱?がひどい?と……じゃあ?あつくてふれることができないんだよね?トムの体は?と……そしたら?あつくてふれることができないんじゃあ?与えることなんてできるわけないでしょ?と……こういう理屈?ですかねえ?……まあ?理由はなんでもいい?んじゃあないでしょうか?……先に答えありき?っていうか?ねえ?……別の状況なら?その別の状況に応じて?何かもっともらしい口実?言い訳?を考えるんじゃあないでしょうか?……んっ?……っていうか?この⑤の言葉?……変じゃない?……ねえ?……不自然?……それに?そもそも?トムの情婦?ウィルソン夫人?がトムの体?を要求したりする?んでしょうか?……っていうか?もし?要求したとしても?電話で?トムとデイジーの二人の自宅で働いている使用人頭に?トムの体を与えるように?と要求しますかねえ?……何かが変?じゃない?……ねえ?……。
⑥ What he really said was: “Yes … Yes … I’ll see."
【One More Library の原書データでは、"Yes … yes … I’ll see." となっていますが、Scribner の書籍によれば、"Yes … Yes … I’ll see." となるのが正しいようなので、訂正しておきます。】
「(ブキャナン一家の)使用人頭が実際に話した・述べたことは、あるものだった……それは、『はい……はい……(ブキャナン一家の)使用人頭は、調べるつもりだ……』」
he は、⑤に出てきた、the butler を指す?のではないでしょうか?
:(コロン)は、ブキャナン一家の使用人頭が話した言葉をそのまま説明すること?を表している?のではないでしょうか?
…(三点リーダー)は、相手の話を聞いていること?この使用人頭が声を出していないこと?を表している?のではないでしょうか?
I’ll は、I will または I shall を短く縮めた形ではないでしょうか?
⑤のおかしな電話の応対?というのが?どうやら?「自分」?の作り話?というか?想像?なんじゃあないでしょうか?……⑥では?④で響いていた電話機のベル?に応じたらしいデイジーとトムの二人の自宅で働いている使用人頭が?実際には何と話していたのか?が説明されている?ようではないでしょうか?……それが?はい?はい?調べるつもりだ?とそれだけ?……つまり?この使用人頭は?普通に仕事をしているだけ?のようではないでしょうか?……だから?⑤は?「自分」が?トムとデイジーの二人の自宅の出入り口の扉の前で?待ちながら?電話機のベルが響いてきたので?思わずそこから想像してしまった?ってことじゃあないでしょうか?……あれは?トムの情婦?ウィルソン夫人?かな?と……何を言ってきたんだろうな?と……何?トムの体を与えろ?と……いやいや?そりゃあない?ありえない?無理だ?……ほら?だから?(デイジーの)使用人頭が?断ってるだろ?と……えっ?どうして与えられないんだ?って?……そりゃあ?そうだな?今の灼熱地獄なら?あつすぎてふれることもできないからね?と……それで十分じゃないかい?理由としては?って?……つまり?「自分」は?「自分」の気持ち?思い?はデイジーの味方?なわけです?……そもそも?トムの情婦さえいなければ?デイジーは泣かずにすんだんだ?ってこと?じゃあないでしょうか?……「自分」は?何があろうと?天地がひっくり返っても?トムの味方とかはありえない?わけです?……そこだけは?徹頭徹尾?どこまでいっても?「自分」は?全面的にデイジーの味方?なんじゃあないでしょうか?……だから?その思いが?⑤の想像?に現れている?んじゃあないでしょうか?……今?「自分」は?これからトムとデイジーとギャッツビー?という三角関係の当事者が全員そろったランチ?となる?んですよねえ?……その?三角関係?の争い?戦い?を前にして?「自分」のスタンス?立ち位置?思い?をここで明らかにしている?んでしょうか?……「自分」は?トムの味方にはもちろんならない?と……かといって?ギャッツビーの味方というわけでもない?と……「自分」は?あくまでも?デイジーの味方だ?と……そこのところをはっきりさせておこう?と……そういうこと?なんでしょうか?……だから?「自分」は?ギャッツビーとは別行動で?このデイジーの自宅にやって来た?んでしょうか?……もし?「自分」がギャッツビーと一緒にデイジーの自宅に行ったりしていたら?「自分」はギャッツビーと行動を共にする?つまり?思いを共有していく?ってことなのか?みたいな?誤解?を招かないように?ってことだった?んでしょうか?……トムとデイジーの自宅の出入り口の扉の前では?ギャッツビーと一緒に待ちはしたけれど?だからといって?「自分」がギャッツビー側だとか?ギャッツビーの味方だとか?そういうことではないからね?と……そこんとこ?はっきりさせておきたいからさ?だから?⑤の想像?で「自分」が誰かの味方になるとすれば?それは?唯一デイジーだけだから?ってことを示しておいた?んでしょうか?……なんでしょう?……「自分」なりに?心の準備をしてる?って感じ?でしょうかねえ?……いやぁ?胃が痛い?神経使う?……ねえ?……嫌ですねえ?……こんなの?絶対?……ねえ?……賢明な皆さんは?こんなものに巻き込まれたりしないでしょ?……いや?それが正解?大正解?……とかって?もしかしたら?作者は?言ってたりする?んでしょうか?……。
おつかれさまでした。どうでしたか?
もし?列車内の様子が?これからトムとデイジーとギャッツビーの三人がそろうランチでの様子?を予言?しているのなら?どうでしょう?……狭くて暑熱で心まですさんでしまうようなところで?汚れた体をぶつけ合う?んでしょうか?……善意も悪意に変えられてしまう?ような?地獄さながら?の状況で?……嫌ですねえ?……気が滅入りますねえ?……こんなの?読む気がしない?とかってことないですか?……ねえ?……だけど?わかんないじゃん?って?……別に?列車内の様子が?これからトムとデイジーとギャッツビーの三人が争う様子を表しているとは限らないじゃないか?って?……そうですねえ?……そうかもしれません?……だけど?この作者が?何も意味のないものを?この物語の中に入れてきますかねえ?……この作者は?書くべきことしか書かない?不要なものは入れない?必要なものだけを入れる?……そういう作者じゃありませんかねえ?……もし?トムとデイジーとギャッツビーの三人の未来?を表しているのではないとしても?それでも?何の意味もない?ってことはない?んじゃあないでしょうか?……必ず意味がある?何かを言おうとしている?伝えようとしている?んじゃあないでしょうか?……一言一句とも無駄にしない?っていうか?無駄が嫌い?っていうか?ねえ?……一つ一つの言葉?表現?文章?そしてその集合というか?組み合わせというか?それに順序とか?そうしたものすべてに?作者の思いが?込められていませんかねえ?……(一つ一つに心が込められすぎてる?くらい?だったりとか?でねえ?)……少なくともこの作者の場合は?そういう前提?で読むべき?読んだ方がいい?とかだったりしないでしょうか?………ねえ?……。
今回の考えるヒントに上げたお題 「88ページ 末尾から5行目 madame とは誰のことか」 ですが……⑤で説明したとおりです。やっぱり?「自分」は嫌で嫌でたまらない?んじゃあないでしょうか?……その思いが?トムの情婦?ウィルソン夫人?をやり玉に挙げて?攻撃する?っていうかねえ?……そういう想像?になってたりしない?でしょうか?……いや?そもそもの諸悪の根源は?トム?のはずですよねえ?……なんだけど?まあ?スケープゴート?っていうか?矛先が?トムじゃなくて?間接的に?なんですかね?トムの情婦?ウィルソン夫人?に向かってる?……なんでしょう?……もちろん?トムも悪い?……なんだけど?トムの情婦だって?ウィルソン夫人だって?悪いよね?と……そういう感じ?心の動き?なんでしょうか?……いや?もちろん?デイジーのために?なんでしょうねえ?……なんだけど?どうでしょう?……こんな胃がキリキリ?よじれる?ような?ランチなんかに同席することになったのは?誰のせいだよ?と……トムの浮気?なんだけど?トムを相手にする情婦がいるからだよな?と……ってことは?トムを相手にする情婦がいなければ?「自分」は今頃?こんなランチなんかに行かずに?そうだなあ?ベイカー嬢と二人でデートしてるとか?楽しく過ごせてたのに?っていう?「自分」自身?個人?の恨み?がましい思い?とかも?あったりとか?してなかった?でしょうか?……それに?「自分」?ウィルソン夫人に会ってますしねえ?……顔知ってたら?もう?なおさら?ねえ?……じゃないですか?……⑤の想像をしながら?もしかしたら?憎っくき?ウィルソン夫人の顔?思い浮かべたりとか?してなかったですかねえ?……あの女のせいで?みたいな?……ありえませんか?……ねえ?……で?こうなったら?もう?デイジーを守るだけだ?みたいな?ですかね?……まあ?元々?「自分」とデイジーの二人の間には?単なる友情とかを超えた?恋人とかそういう仲以上の?心の友?っていうか?魂でつながってる?みたいな?強いつながり?深い絆?みたいなのが?ありましたかねえ?……だから?まあ?そこを考えても?ねえ?……ですねえ?……もう?トムもだけど?トムの情婦も?憎らしいことこの上ない?んでしょうねえ?……ねえ?……「自分」の?いや?作者の?大きな大きな?強烈な?深い深い?恨み?怨恨?買ってますねえ?……ねえ?……。
次回は、開演前?……ぜひまた一緒にみていってください。
第147回の範囲は、88ページ末尾から2行目から89ページ17行目まで(He set down the receiver 〜から、her bosom into the air. まで)をみていきます。
次回の考えるヒントは……
- 89ページ 5行目 silver idols とはどういうことか
次回は、意外に?……ぜひまた一緒に読んでみてください。
最後に、物語を読むときに心にとめたいポイントをまとめます。
・どうして作者はその言葉を使用したのか
・それぞれの登場人物に作者はどんな役割を割り当てているのか
・それぞれの登場人物のセリフや物語の展開を通じて作者は何を言おうとしているのか
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また、最後に掲載いたします訳文(有料 700円)も、ぜひ読んでいただけたら、と思っております。(なお、この連載はだいたい250回くらいになる予定なので、毎回訳文を購読いただいた場合には30回で2万円を超え、トータルでは18万円近くになることをご承知おきください。またいかなる場合も返金には応じられません。また購読いただいた訳文にご満足いただけるとは限らないことをあらかじめご承知おきください。)