Gatsby-102

このサイトは、英語で書かれた物語を一作品、最初から最後まで少しずつ読んでみようという試みです。

取り上げる作品は『The Great Gatsby』です。100年近く前に米国で出版された小説ですが、現代の日本人にも共感したり心を動かされるところが多々あると思います。

ぜひ一緒に、英語の原書を読んでみませんか。

(なお、このコンテンツはその著作者の解釈に基づくものであり、必ずしも正しいとは限らないことをご承知おきください。)

 

前回まで……"大事なお願い"の伝達をベイカー嬢に頼んだギャッツビー――「自分」に話しにくかったのか?かといって?自ら直に「自分」に話さなかったばっかりに?「自分」の返事をひたすらじっとただ待つ以外にない?もしかしたら?さながら生き地獄?にも近い苦痛?に耐えて耐えて耐えて……おっ!帰って来た!……ってなわけで?心は一瞬で「自分」の元にすっ飛びながらも?返事を聞くのが怖くもあり?なのか?急がず?慌てず?淡々と?平然を装って?「自分」を出迎えた?ようです……なんだけど?この期に及んでも?聞けない?……なので?「自分」のお慈悲に?お情けに?すがって?……Yes の返事にようやくホッと一息?……さあ、後は実際にデイジーに会う段取りだけ?でしょうか?……続きをみていきましょう……。

 

原文はOne More Libraryの『The Great Gatsby』を使用します。

第102回の範囲は、63ページ末尾から2行目から64ページ末尾から16行目まで("How about the day after 〜から、except to cut him off there. まで)をみていきます。

まず、今回の考えるヒントを上げます。

  • 64ページ末尾から17-16行目 the offer was (obviously and tactlessly for a service) to be rendered はどういうことか

 

なお、特に断っていなければ、基本的に次に上げる辞書の訳語や定義・意味に基づいて説明します。

主に使用する辞書

『リーダーズ英和中辞典(第2版)』(野村恵造)(研究社 2017)

『Pocket Oxford English Dictionary (Eleventh Edition)』(Maurice Waite) (Oxford University Press 2013)

『岩波国語辞典(第七版新版)』(西尾実 岩淵悦太郎 水谷静夫)(岩波書店 2017)

 

それでは今回の範囲をみていきます。

① “How about the day after to-morrow?" He considered for a moment. Then, with reluctance:

「『あすの後の日はいかがか?』……ギャッツビーは短時間の間検討した……それから・そのあと不承不承・不本意な様子で……」

He は、ギャッツビーを指すのではないでしょうか?

:(コロン)は、この後ギャッツビーが何を言ったのかを説明することを表しているのではないでしょうか?

前回の最後に「自分」とギャッツビーはどの日にデイジーに会うか?という話をしていたようでしたよねえ?……で?「自分」の方から?ギャッツビーを気づかって?でしょうか?あすでは早すぎる?でも遅くなるのも嫌だろう?だから?まあ?二日後?ならどうだろうか?と「自分」は考えたのでしょうか?……なんでしょう?……すんごい?良い話?なんじゃあないでしょうか?……だって?こんなにすぐ会わせてもらえる?ってねえ?……「自分」の精一杯の厚意?を感じないでしょうか?……ところが!ギャッツビーは即答しない?……短時間だけど黙って何か考えていた?ようではないでしょうか?……しかも?そのあと?不承不承・不本意な様子で?何かを言った?ようです……なんでしょう?一体?……な〜にを考えることがあるというのでしょうか?……何か気に入らない?気になる?気がかり?でもある?……な〜んでしょう?……もしかして?また?ギャッツビー流のこだわり?なんでしょうか?……な〜んか?な〜んでしょう?……ねえ?……こういうとこ?違和感?ないですか?……な〜んか?何かが違う?……「自分」は快く協力しようって姿勢に出てくれてるのに?……ねえ?……なんだっていうんでしょうか?……。

 

② “I want to get the grass cut," he said. / We both looked at the grass — there was a sharp line where my ragged lawn ended and the darker, well-kept expanse of his began. I suspected that he meant my grass.

「『私(ギャッツビー)は(その場で目に入る)草を切る・伐る・摘み取る・切り取る・刈り込むことをさせたい・してもらいたい』とギャッツビーが言った…… / 「自分」とギャッツビーの二人はどちらも(その場で目に入る)草に目を向けた――「自分」の(住居の庭の)手入れを怠った・ばらばらの・ふぞろいの・まとまりのない芝地とギャッツビーの(邸宅の庭の)(「自分」の住居の庭の芝地と比べて)色が濃い申し分なく・りっぱに・丁寧に・完全に・適切に・十分に世話(管理)がされた(芝地の)広大な広がりが始まった・生じた場所に一本のはっきり(くっきり)した・鮮明な・(変化が)急激な線・ラインがあった・存在した……「自分」はギャッツビーが「自分」の(住居の庭の)草のつもりで言ったのかと想像(推測)した・疑った……」

I は、この言葉を話しているらしい、ギャッツビーを指すのではないでしょうか?

he は(すべて)、ギャッツビーを指すのではないでしょうか?

We は、「自分」とギャッツビーの二人を指すのではないでしょうか?

–(ダッシュ)は、直前の the grass と関わりがあることを表し、詳しい説明を続けている?のではないでしょうか?

where は、there was a sharp line の場所を指しているのではないでしょうか?……一本のはっきり(くっきり)した・鮮明な・(変化が)急激な線・ラインがあった・存在したのは?「自分」の(住居の庭の)手入れを怠った・ばらばらの・ふぞろいの・まとまりのない芝地と?ギャッツビーの(邸宅の庭の)(「自分」の住居の庭の芝地と比べて)色が濃い申し分なく・りっぱに・丁寧に・完全に・適切に・十分に世話(管理)がされた(芝地の)広大な広がり?が始まった・生じた箇所だ?と言っているのではないでしょうか?……つまり?その線・ライン?を境に?「自分」の住居の庭の芝地と?ギャッツビーの邸宅の庭の芝地の様子が違っていた?対照的だった?んじゃあないでしょうか?……ギャッツビーの邸宅の庭は?大金持ちの庭らしく?見た目も美しい状態だった?んじゃあないでしょうか?……一方「自分」の住居の庭は?ほったらかし?でまあ?美しいとはいえない状態だった?んじゃあないでしょうか?……その違いをこの一文で説明している?んじゃあないでしょうか?……で?その違いに基づき?「自分」はギャッツビーが草を切り取る・刈り込む?ことをさせたい?と言ったのは?ギャッツビーの邸宅の庭の草ではなく?「自分」の住居の庭の草のつもりで言ったのか?と推測した?と……なんでしょう?……「自分」どんな気持ち?だったでしょうねえ?……せっかく前回の最後から「自分」の厚意を?精一杯見せてるのに?な〜んだか?ギャッツビーの方が?ねえ?……だけど?ギャッツビーは?自身の理想?こうあるべき?ってのがあって?そこが?譲れない?んじゃあないでしょうか?……だから?遠慮してないわけじゃあないんだろうけど?でも?結局?遠慮してないのと一緒?みたいな状態?状況?になってる?ような?……まあ?「自分」より?デイジー優先?なんでしょうねえ?……(まあ?それが当然?自然?普通?なんでしょうけど?でも?ねえ?)……ギャッツビーの頭の中には?いや?心の中も?デイジー?しかいない?んでしょうねえ?……まっ?ここは?「自分」が?寛大に?許す余裕?を見せる?んでしょうねえ?……ねえ?……。

that は、「これから文が続く」ことを表し、suspected の内容を具体的に説明しているのではないでしょうか?

①で「自分」が二日後にデイジーに会えるようにしようか?と申し出たら?ギャッツビーが即答で感謝するどころか?な〜んか?問題がある?らしく?黙り込んだ?と思ったら?な〜んと?②で?草を切り取る・刈り込むことをさせたい?と……草?なんだよ?なんかあるか?……とか思って?「自分」が?ギャッツビーと一緒に?草を見た?……そしたら?ギャッツビーの邸宅の庭の芝地は立派?美しい?……一方「自分」の住居の庭の芝地は?まあ?ガタガタ?良く言えば?あるがまま?の状態?……なんでしょうねえ?……立派で美しい芝地のほうが色が濃く見える?のは高さ?長さ?が揃っている?からなんでしょうか?……ガタガタ?バラバラ?だと色もそろわなくて?まあ?一色に見えない?んでしょうかねえ?……で?まあ?おそらく?きっと?ギャッツビーが草を切り取る・刈り込むことおをさせたい?っていうのはまあ?「自分」の住居の庭の芝地?の方?なんでしょうねえ?……で?まあ?「自分」は?その言葉に?憮然?としてたり?しない?でしょうか?……なんだよ?こっちがせっかく言ってやってんのに?そんなダメ出し?今するか?……とかって?思った?かどうかはわかりませんが?まあ?いい気持ちはしなかった?んじゃあないでしょうか?……ギャッツビーと「自分」じゃあ?ねえ?立場が違う?というか?「自分」にそこまで手がまわるわけがない?ですよねえ?……それを?そこを?今?言う?……ってねえ?……だけど?ギャッツビーにしたら?今言わなくちゃ?なんでしょうねえ?……そりゃあねえ?……デイジーのことしか頭にないから?……もしかしたら?もう?ただただ?デイジーとの再会と復縁?のためだけに?今まで?この数年間?生きてきた?かもしれない?のだから?ねえ?……芝地までも?美しく整えて?最高にステキな?大事な大切な?かけがえのない唯一の愛しい人?を迎えなくては?ねえ?……もう?やれることは?なんでも?何もかも?ぜ〜んぶ?やり切って?万全の状態?態勢?で迎えなくては?って?……ねえ?……ということで?「自分」も?そこも含めて?そこまで?ギャッツビーのペースに?理想に?付き合わされる?と……まっ?ベイカー嬢とハッピーな仲?関係?になれてご機嫌だし?黙って?流す?合わせる?んじゃあないでしょうか?……ギャッツビーに恩がある?っていうより?ギャッツビーにデイジーと復縁させて?デイジーが幸せにならないと?「自分」は?ベイカー嬢に?恐ろしい目に遭わされないとも限らない?んじゃあないでしょうか?……たぶん?「自分」がひたすら?ギャッツビーを許していく?としたら?そこ?じゃあないでしょうか?……ギャッツビーはデイジーのことしかない?ようだけど?「自分」だって?ベイカー嬢のことしかない?んじゃあないでしょうか?……ギャッツビーがデイジーを望むように?「自分」はベイカー嬢とのハッピーな関係?時間?を望んでいる?んじゃあないでしょうか?……だから?そのために?……「自分」の幸せは?ベイカー嬢?……そのベイカー嬢の幸せは?デイジーが幸せであること?……デイジーの幸せは?ギャッツビーにかかっている?……ってことで?「自分」はギャッツビーにデイジーを幸せにしてもらうために?ギャッツビーのこだわり?理想?にも付き合う?と……なんでしょう?……この物語のヒロイン?であるデイジー?がやっぱり?要(かなめ)?になってる?ような?……「自分」がベイカー嬢と望み通りの関係になれたのも?デイジーのおかげ?……ギャッツビーが「自分」の協力を得られるのも?デイジーのおかげ?……で?ギャッツビーは?そのデイジーの存在?こそが?ギャッツビーの幸せそのもの?……デイジーが?みんなを?幸せにしてる?……デイジーとは?そういう存在なんだ?と作者は言いたい?のでしょうか?……その?デイジーを?不幸にするなんて?トムはなんて奴だ?って?……デイジーがトムを不幸にしてる?だと?……そんなことあるわけないだろ?って?……だって?他の男子はみ〜んな?デイジーは幸せにしてる?って?……デイジーは悪くない?……悪いのは?あくまでも?トムだ?って?……作者はデイジーの身の潔白?とかを主張したい?訴えたい?のでしょうか?……。

 

③ “There’s another little thing," he said uncertainly, and hesitated. / “Would you rather put it off for a few days?" I asked.

「『別の小さい・ささやかな事柄がある』とギャッツビーが確信(自信)がない様子で・頼み(あて)にならない様子で話した……そして躊躇した・ためらった・ぐずぐずした・二の足を踏んだ…… / 『君(ギャッツビー)はデイジーに会う日(である二日後)をむしろ・どちらかと言えば数日の間延期する・遅らせることをしたいか?』と「自分」が尋ねた」

There’s は、There is を短く縮めた形ではないでしょうか?

he は、ギャッツビーを指すのではないでしょうか?

you は、「自分」が話している言葉のようなので、尋ねている相手である、ギャッツビーを指すのではないでしょうか?

it は、①に出てきた the day after to-morrow を指すのではないでしょうか?

②でギャッツビーの気がかり?を話した後?③でまた話題が変わっている?ようです……ギャッツビーは他にも何かある?ようです……ただ?その言い方が自信なげ?頼りなげ?……しかも?些細な事なんだ?と前置き?している?ようです……ところが?そこまで言っておきながら?今度は?ためらった?つまり黙った?んじゃあないでしょうか?……なんでしょうねえ?……言いにくい?んでしょうか?……だけど?「自分」にしてみたら?なんだよ?もったいつけて?とかって?思ったり?しないでしょうか?……で?たぶん?二人の間に沈黙が流れた?んじゃあないでしょうか?……それで?「自分」がギャッツビーはデイジーに会う日を数日延期したいか?遅らせたいか?と尋ねた?ようです……「自分」はギャッツビーは少しでも?一分一秒でも?早く?デイジーに会いたいんじゃないか?と思ったんじゃあないでしょうか?……だからこそ?ギャッツビーの気持ちをおもんぱかったつもりで?二日後はどうか?と申し出てあげた?つもり?だったんじゃあないでしょうか?……ところがギャッツビーの様子がおかしい?……当然喜ぶだろう?と思っていたら?どうも予想に反して様子が違う?……なので?「自分」は?ギャッツビーはデイジーに早く会いたいわけではないのか?何か他にあるのか?と思った?んじゃあないでしょうか?……それで?あれ?もしかして?むしろ・どちらかと言えば?延期したいのか?遅らせたいのか?って言葉が出てきた?んじゃあないでしょうか?……なんでしょう?……この辺りの「自分」は?徹頭徹尾? a perfect rose モード?のような?ねえ?……こういうところこそ?「自分」の良さ?でしょうか?……一方ギャッツビーがねえ?……デイジーしか見えない?モード?……で?「自分」を困らせてる?ような?ねえ?……「自分」はベイカー嬢しか見えないモードのとき?ギャッツビーを困らせてた?ような?……で?今度は?逆バージョン?……なんでしょう?……な〜んか?二人?案外?似たもん同士?……っていうより?もしかしたら?誰でも?こうなる?……誰かしか見えないモードに入ったら?陥ったら?自らのエゴ?欲?優先?モード?に入っちゃう?……だけど?あれですよね?……トムは違う?ような?……トムって?(もしかしたら?)24時間365日?ずーっと?トム自身しか見えない?興味ない?モード?のような?ねえ?……だから?もう?四六時中?ずーっと?トムのエゴ?欲?優先?が当たり前の通常モード?のような?ねえ?……「自分」やギャッツビーには?そういう困ったちゃんモードに入ってないとき?ってのが結構ある?ような?ねえ?……そこが違う?でしょうか?……トムって?やっぱり?大問題?……ねえ?……。

 

④ “Oh, it isn’t about that. At least —-" He fumbled with a series of beginnings. “Why, I thought — why, look here, old sport, you don’t make much money, do you?" / “Not very much." / This seemed to reassure him and he continued more confidently.

「『おや、その別の小さい・ささいな事柄はデイジーに会う日(である二日後)についてではない……ともかくも・いずれにせよ――――』ギャッツビーがひと続きの・一連の始め・始まり(の言葉)で(を)不器用にいじった(取り扱った)・口ごもって言った……『えーっと……私(ギャッツビー)は考えた――えーっと・そうだなあ……なあ・おい・いいかい・あのね……おい、きみ……あなた(「自分」)は多くのお金を得ることをしていない……そうですよね?』 / 『(「自分」は)あまり多く(お金を得ることをしてい)ない』 / この「自分」があまり多くお金を得ることをしていないという返事がギャッツビーを元気づける・安心させる・再確認させるように思われた……そして・それからギャッツビーは前よりも確信して・自信に満ちた様子で・自信をもって・大胆に・独断的に続けて述べた」

it は、③に出てきた another little thing を指すのではないでしょうか?

that は、③に出てきた it、つまり the day after to-morrow を指すのではないでしょうか?

—-(ダッシュが二つ)は、ギャッツビーの言葉が長い間途切れた様子?を表している?のではないでしょうか?

He (him, he) は(すべて)、ギャッツビーを指すのではないでしょうか?

–(ダッシュ)は、やはりギャッツビーの言葉が、今度は前よりも短い間だけど、途切れた様子?を表している?のではないでしょうか?

you は(どちらも)、ギャッツビーが話している言葉のようなので、問いかけている相手である、「自分」を指しているのではないでしょうか?

don’t は、 do not を短く縮めた形ではないでしょうか?

Not very much は、(I do) Not (make money) very much などと言いたいところが簡単に省略している?のではないでしょうか?

This は、直前の “Not very much." という返事を指すのではないでしょうか?

③で黙り込んだ?ギャッツビーを気づかって「自分」が申し出た延期?に対して④でギャッツビーは?まず?少し驚いた?ようではないでしょうか?……おそらく?自身の考え?思い?に没頭していて?「自分」の申し出が意外に思えた?んじゃあないでしょうか?……「自分」がデイジーに会う日の延期を申し出たことに驚いた?……なぜなら?ギャッツビーが考えていたのはそのことではないから?ではないでしょうか?……それを?最初に?説明している?のではないでしょうか?……続けて?ともかくも・いずれにせよ?と言いかけたんだけど?また黙った?……それも?結構な時間?でしょうか?……よほど?言いにくい?んでしょうか?……それとも?どう?話したらいいのか?がわからない?のでしょうか?……そしてギャッツビーは一連の始まりの言葉?つまり?何かを話しだそうとする時に(普通?よく?)使う(決まり)文句?じゃあないでしょうか?それを?口ごもって言った?と……なんでしょうねえ?……動揺でもしていて?言葉がうまく出てこない?のでしょうか?……えーっと?ギャッツビーは考えた?と……で?何を考えたのか?って続けて言うのかと思ったら?また黙る?……な〜んでしょうねえ?……どうしたんでしょう?……「自分」?イライラしませんかね?……早く言えよ?とかって?ねえ?……だけど?もし?そう思ったりしていた?としても?「自分」は?ここは?じーっと?辛抱して?黙って?待った?んでしょうか?……ギャッツビーがまたしゃべりだした?ようです……なあ?おい、きみ?「自分」は多くのお金を得ていないですよね?と……どういうことでしょうか?……これって?「自分」の稼ぎ?お給料?が少ないんじゃないか?と問いかけている?んじゃあないでしょうか?……なんとまあ?……ねえ?……さあ?「自分」?芝地の草?に続いて?今度は?収入?でダメ出し?……なんだよ?それがなんだってんだよ?いまどう関係あんだよ?……とかって?思った?かどうかは?わかりませんが?でも?ギャッツビー?どういうつもり?なんでしょうねえ?……そんな質問?っていうか?発言?(普通?)ありえない?ような?……ねえ?……普通の人なら?怒らせない?でしょうか?……これで?ギャッツビーの"大事なお願い"?がおじゃん?とかって?ことだって?ありうる?くらいの?話?のような?……ねえ?……ギャツビー?安心しきった?んでしょうか?……もう「自分」に引き受けてもらえたし?って?急に?遠慮がなくなった?……でも?あれですね?「自分」は怒れない?もう引けない?んじゃあないでしょうか?……だって?ベイカー嬢が?ねえ?……まあ?ギャッツビーがその辺のこと?事情?をわかっていたかどうかは?どうなんでしょう?……たぶん?ギャッツビーは別にそういうことはまったく意識せずに?ただ気が緩んじゃってる?とかなんじゃあないでしょうか?……それに?「自分」の収入に触れる?にはそれだけの理由?目的?とかある?んじゃあないでしょうか?……で?「自分」が収入があまり多くない?と答えたら?その回答がギャッツビーに再確認させたようだ?と……それからギャッツビーは前よりももっと自信をもって続けて述べた?と……つまり?ギャッツビーは「自分」の回答を聞いて?やっぱりギャッツビーが思ったとおりだ?と確信できた?と……それで?それまで言いにくかったのが?自信を持って話せるようになった?んじゃあないでしょうか?……「自分」の収入が多くない?なら安心して話せるな?ってこと?なんでしょうか?……なんでしょう?……何の話?……なんか?変?じゃない?……「自分」?どんな気分?気持ち?だった?でしょうねえ?……気持ち悪い?気味が悪くない?でしょうか?……なんだよ?どうして「自分」の収入が多くないと安心するんだよ?変じゃないか?おかしいだろ?それ?……とかって?思った?かどうかは?わかりませんが?ギャッツビー?また?へ〜んなこと?言い出す?んじゃあない?……な〜んか?大丈夫?……ねえ?おかしくない?……ねえ?……な〜んか?嫌な感じ?……ねえ?……ねえ?……。

 

⑤ “I thought you didn’t if you’ll pardon my — you see, I carry on a little business on the side, a sort of side line, you understand. And I thought that if you don’t make very much — You’re selling bonds, aren’t you, old sport?" / “Trying to."

【One More Library の原書データでは、you didn’t, の最後にコンマが付いていますが、Scribner の書籍によれば、you didn’t と最後にコンマが付かないのが正しいようなので、訂正しておきます。また、One More Library の原書データでは、– You see, と You が大文字で始まっていますが、Scribner の書籍によれば、– you see, と you は小文字で始まるのが正しいようなので、訂正しておきます。】

「『私(ギャッツビー)はあなた(「自分」)が多くのお金を得ることをしていなかったと考えていた……もしあなた(「自分」)が容赦する・大目に見ることをしてくださるのであれば……私(ギャッツビー)の――ねえ(ご承知のとおり)、私(ギャッツビー)は本職とは別に・副業として一つの小さい・ささやかな仕事・商売を営んでいる……一種の副業(的取扱い)(だ)……あなた(「自分」)はわかっている……そして・それで私(ギャッツビー)は考えた……何をかというと、もしあなた(「自分」)がお金をあまり多く得ることをしていないのであれば――あなた(「自分」)は社債を販売している……そうですよね?……おい、きみ』 / 『そう(「自分」は社債を販売)しようとしている』」

I (my) は(すべて)、ギャッツビーが話している言葉のようなので、ギャッツビーを指すのではないでしょうか?

you (You)は(すべて)、ギャッツビーが話している相手である、「自分」を指しているのではないでしょうか?

didn’t は、did not を短く縮めた形ではないでしょうか?

you’ll は、you will を短く縮めた形ではないでしょうか?

–(ダッシュ)は、またギャッツビーの言葉が途切れた様子?を表している?のではないでしょうか?

a sort of side line は、a little business on the side を言い換えているのではないでしょうか?……そして続く you understand は、ギャッツビーが自身の言いたいこと?趣旨?を「自分」がわかってくれているよな?と確認している?つもり?なのではないでしょうか?……ギャッツビーは自らの言いたい・伝えたいことを誤解なく間違いなく伝えたい?という思いから同じことを別の言い方で二度繰り返し言った上で?さらに「自分」にわかってくれてるよな?と確認を入れている?のではないでしょうか?……。

that は、「これから文が続く」ことを表し、I thought の内容を具体的に説明しているのではないでしょうか?

don’t は、do not を短く縮めた形ではないでしょうか?……また、make の後には money が省略されている?のではないでしょうか?……。

二つ目の –(ダッシュ)も、やはりギャッツビーの言葉が途切れた様子?を表している?のではないでしょうか?……途切れているので?ピリオドが付いていない?のではないでしょうか?……。

You’re は、You are を短く縮めた形ではないでしょうか?

aren’t は、are not を短く縮めた形ではないでしょうか?

Trying to は、(I am) Trying to (sell bonds) と言いたいところを簡潔に省略して言っている?のではないでしょうか?

④で「自分」の収入が多くないことを確認して自信を得た?ギャッツビーが⑤で何を言ったのでしょうか?……ギャッツビーは「自分」が多くのお金を得ていないと考えていた?と……また言ってる?……なんでしょう?……なんなんでしょう?……普通の人なら?絶対?怒る?……ねえ?……だけど?「自分」は?とりあえず?黙ってる?……で?ギャッツビーが続けて?「自分」が大目に見てくださるのであれば?……何を?かというと?ギャッツビーの?……ってところで?また?言葉が途切れた?と……な〜にが言いたい?のでしょうか?……おそらく?「自分」が?ムッとしてる?んじゃあない?でしょうか?……そりゃそうでしょう?……ねえ?……そんなの当たり前だって?……なので?ギャッツビーは?謝ろうとした?のでしょうか?……だけど?「自分」がムッとしてても?それでも?言わなくちゃいけないことがある?……なので?どう言ったもんかと思案しながらも?言葉を止めない?……で?ご承知のとおり?ギャッツビーは本業とは別に小さい商売を?一種の副業を?営んでいる?と……「自分」は(ギャッツビーの言いたいこと)わかっているはずだよね?と……それでギャッツビーは考えたことがある?と……「自分」がお金をあまり多く得ていないのであれば?とここまで言いかけたところで?また?言葉が途切れた?と……そして?続けて?「自分」は社債を販売しているんですよね?と新たな確認を入れている?と……それも?親しく呼びかける言葉を?③でも④でも頻繁に使いながら?と……おそらくギャッツビーは?何を言っているのか自覚がある?んじゃあないでしょうか?……こんなこと普通は言っちゃいけない?言わないものだ?って……なんだけど?でも?今は?そのことに触れなくちゃいけない?……「自分」の収入が多くない?ってのが大前提?の話がある?から?なんじゃあないでしょうか?……で?「自分」は?もしかしたら?もう?めちゃくちゃ?ムカついてる?気分?機嫌?最悪?に近かったり?する?……んだけれども?ベイカー嬢に約束した?ギャッツビーの"大事なお願い"を何があっても?なんとしても?引き受けなくちゃ?やるべきことをやり遂げなくちゃ?いけない?……なので?ちゃ〜んと?答えてる?と……それが?「自分」は社債を販売しようとしている?と……なんでしょう?……「自分」はまだ新米?でしょうか?……だから?まあ?一人前とは言えない?しそこは謙虚に?控えめに?販売するべく努力している?って答えてる?んでしょうか?……ここでも?やっぱり? a perfect rose ?……ねえ?……でも?人によっては?「自分」みたいに?まともに答えなかったりする?んじゃあないでしょうか?……それがなんか関係あんのかよ?とかって?突っかかる?とか?……もう?無視する?答えない?とか?……お前の"大事なお願い"はちゃんとやってやる?だけど?そんな話はしない?とかって?……ねえ?……むしろ?そっちが?普通?かもしれない?ような?……だけど?律儀な「自分」は?律儀に答えてる?……ねえ?……こういうところが?人に好かれる?理由の一つ?だったり?する?んでしょうか?……それにしても?なんでしょう?……「自分」が社債を販売する仕事をしていることが?何か関係あるんでしょうか?……どうしてギャッツビーは「自分」の仕事内容をわざわざ確認しているのでしょうか?……「自分」の収入が多くなくて?仕事内容は社債の販売で?それで?それが?どうしたっていうんでしょうか?なんだっていうんでしょうか?……ねえ?……一体ギャッツビーは何を言い出すつもりなんだ?とかって?「自分」構えてたり?してない?でしょうか?……ねえ?……気持ち悪っ?……ねえ?……それに?ギャッツビーは自身の副業?の話も出している?ようです……それが?それも?どうしたっていうんでしょうか?……なんでしょう?……一緒に副業で稼がないか?とかっていうんでしょうか?……でも?それと?社債の販売?って関係ある?んでしょうか?……や〜っぱり?謎?……ねえ?……やな感じ?……ねえ?……それに?「自分」って?ギャッツビーの仕事?職業?副業?のこと知ってる?んでしょうか?……ギャッツビーは知ってるだろ?とかって?話しかけてる?ようだけど?……「自分」の方はギャッツビーと親しくしている意識はない?ようですよねえ?……だけど?ギャッツビーの方は違う?一方的に?「自分」と親しいつもりでいる?自らのいろいろ?あれやこれや?を伝えている?知ってもらっている?つもりでいる?ようではないでしょうか?……な〜んか?大きな温度差?感じませんか?……さめてる?冷たい?冷ややかな?「自分」?の距離感?とギャッツビーの馴れ馴れしい?グイグイ縮めてくる?詰めてくる?勘違い?な立ち位置?……まあ?ギャッツビーにしたら?「自分」に全面協力?してもらいたい?ですもんねえ?……だから?なんでしょうねえ?……だけど?「自分」は?そういうの?うっとうしい?うざい?……お前のためなんかじゃないからな?デイジーのため?ベイカー嬢のため?なんだからな?……とかって?思ってた?かどうかは?わかりませんが?まあ?できるだけ?口数少なく?応じてる?でしょうか?……面倒なこと?さっさと終わらせよ?って?……そういうとこ?賢明?賢い?……(まあ?怒ってて?喋りたくないだけ?かもしれませんけど?)……とにかく?お願いは聞いてやる?だけど?それとこれとは話が別だ?とかって?……ねえ?……でも?ギャッツビーは?おそらく?きっと?好意?厚意?からこんなこと言い出してる?かもしれない?ですねえ?……「自分」がギャッツビーの"大事なお願い"を引き受けてくれるから?……だから?そのお礼のつもり?とか?だったり?する?のかもしれない?ですねえ?……。

 

⑥ “Well, this would interest you. It wouldn’t take up much of your time and you might pick up a nice bit of money. It happens to be a rather confidential sort of thing."

「『それじゃあ、次に述べることがあなた(「自分」)に興味を起こさせる・関心をもたせるだろう……その次に述べることはあなた(「自分」)の時間の多くを取らないだろう……そして・加えて・なおかつあなた(「自分」)はりっぱな少量のお金を収入として得るかもしれない……その次に述べることは偶然(たまたま)いくぶん・やや・少し内密の・秘密の・内々の種類・品質の事柄である』」

this は、ギャッツビーがこれから「自分」に言おうと?している事柄?を指しているのではないでしょうか?

you (your) は(すべて)、ギャッツビーが話している言葉らしいので、話しかけている相手である、「自分」を指しているのではないでしょうか?

It は(どちらも)、this を指しているのではないでしょうか?

wouldn’t は、would not を短く縮めた形ではないでしょうか?

⑤でギャッツビーは「自分」の収入が多くないことと「自分」の仕事内容が社債を販売することだというのを確認してから?⑥でやっと本当に言いたかったことを言えた?ようではないでしょうか?……それならギャッツビーがこれから「自分」に言おうと?している事柄に「自分」は興味を持つはずだ?と……そのギャッツビーがこれから「自分」に言おうと?している事柄で「自分」の時間の多くが取られることはないだろうし?しかも?「自分」は(副業にしては)それなりの額のお金を得られる可能性がある?と……さらに?そのギャッツビーがこれから「自分」に言おうと?している事柄は?たまたまなんだけど?ちょっと内密な種類の事柄なんだ?と……要は?ギャッツビーは「自分」に?やっぱり稼がないか?と誘ってる?んじゃあないでしょうか?……時間は取らない?でも?それなりにもらえるよ?と……収入が増えるよ?いいだろ?興味あるよな?なっ?……あっそうだ?でも?一つ言っとかなきゃいけないや?たまたまなんだけどさ?それがさ?ちょ〜っとさ?ちょっとだけ?なんだけどさ?内々で?って条件付き?なんだよね?……とかって?……それって?どういうことよ?……何が?どう?内々?なんだよ?……ねえ?……どういうことでしょうか?……ギャッツビーって?ウルフシームみたいなのが?仲間?……悪党?の一面?がある?……ってことは?でしょうか?……なんでしょう?……ギャッツビーはあくまでも好意で?厚意で?「自分」に稼ごうと誘っている?んでしょうねえ?……おそらく?悪党の一味?とかに?引きずり込もう?とかって思ってるわけではない?んじゃあないでしょうか?……つまり?ギャッツビーに悪意はない?……あくまでも善意で?「自分」を誘ってる?……だ〜けど?これ?誘われた方は?どうなんでしょうか?……普通は?これ?ねえ?……それに? this とか It に It とな〜んか?一向にはっきり言わない?……ボヤッ?とさせてる?……それって?はっきり口にするのがはばかられるから?なんじゃあないでしょうか?……つまり?そういう稼ぎ方?ってこと?ですよねえ?……それは?問題?大問題?だったりしないでしょうか?……なんでしょう?……もしかしたら?ギャッツビーはもうその世界?にどっぷり浸かってて?違和感がない?悪いこと?って意識もない?薄い?弱い?なので?普通の世界?に生きてる人の感覚?感じ方?がわからない?ところとかある?んでしょうか?……それで?な〜んでもないことみたいに?サラッと?「自分」に言ってる?……これは?普通は?迷惑?なんじゃあないでしょうか?……ましてや?「自分」が?ねえ?……(表向きは?)好青年の中の好青年?って言ってもいいくらい?良い子ちゃん?優等生?の「自分」に?これは?ない?んじゃあないでしょうか?……そういうのには?最も遠い?と言ってもいいくらい?だったりする?んじゃあないでしょうか?……あれですよね?……ギャッツビーは間違いなく「自分」のことが好き?好感を持っている?んじゃあないでしょうか?……本当に良い奴だ?信頼もできる?……だから?「自分」なら?任せられるし?一緒にやってもいいな?よし?"大事なお願い"も聞いてくれるし?誘おう?とかって?……なんでしょう?……ギャッツビーと「自分」では?生きてる世界が違う?でしょうか?……そこに?大きな壁?隔たり?がある?でしょうか?……決して越えられない?埋まらない?……それが?どうやら?ギャッツビーには?わかってない?ようではないでしょうか?……この辺が?ベイカー嬢やウィルソン夫人の妹キャサリン?そして「自分」にも?嫌われる?嫌がられる?理由?でしょうか?……それは付き合えない?って?……そして?「自分」は嫌ってるだけのようだけど?ベイカー嬢やウィルソン夫人の妹キャサリンには?警戒されてしまう?……ギャッツビー?なんか?残念?……良い男?好男子?かもしんないのに?悪党?なばっかりに?……ねえ?……うまい〇〇には裏がある?とかって?言う?でしょうか?……きっと?まさしく?それ?なんじゃあないでしょうか?……ねえ?……残念?……ねえ?……「自分」はこの⑥の言葉?どんな気持ち?思い?で聞いていたでしょうねえ?……昼間の?ウルフシームの正体?に続いて?その日?二度目の?その手の?ってねえ?……ギャッツビー?お前そっちの人間か?って?思ったかどうかはわかりませんが?「自分」?な〜んだか?大変な?面倒な?厄介な?おかしなこと?にでも巻き込まれなきゃいいですけど?ねえ?……大丈夫でしょうか?……君子危うきに近寄らず?の逆?を行ってない?でしょうか?……っていうか?デイジー?そのギャッツビーと復縁?するの?……それって?どうなの?……いいの?それで?……でも?トムじゃあ?って?……いや?なんで?そんな相手なの?……ねえ?どうしてよ?って?……作者はな〜にを考えているのでしょうか?……ねえ?……う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん……ねえ?……。

 

⑦ I realize now that under different circumstances that conversation might have been one of the crises of my life.

「「自分」は(この物語を書いて・語っている)現在実感することがある……それは、違う・異なる事情・情況のもとではギャッツビーが「自分」に言った稼ごうという誘いの会話が「自分」の人生の(運命の)分かれ目・危機・重大局面の一つであったかもしれないことだ」

that は、「これから文が続く」ことを表し、realize の内容を具体的に説明しているのではないでしょうか?

二つ目の that は、主に⑥の言葉?を指しているのではないでしょうか?

⑥のギャッツビーの危険な誘い?(誘惑?)に対して?「自分」は⑦でこの物語を書いて・語っている現在何を感じるか?ということを説明している?ようです……情況が違っていたら?ギャッツビーの危険な誘い?の言葉が「自分」の人生の運命の分かれ目?危機?重大局面?の一つにになっていたかもしれない?と……何を言っているのでしょうか?……ギャッツビーの危険な誘い?が「自分」の人生の運命の分かれ目?危機?重大局面?になったんでしょうか?……そうではない?んじゃあないでしょうか?……実際にはそうはならなかった?んじゃあないでしょうか?……もし?「自分」がギャッツビーの危険な誘い?に乗っていたら?どうなっていたでしょうか?……悪党の世界に?その一員に?なってる?んじゃあないでしょうか?……そしたら?「自分」の人生?どうなるでしょうか?……まあ?まず?おそらく?きっと?確実?なのは?ベイカー嬢に逃げられる?……社債の販売?って仕事?はどうなるでしょうか?……地元の?実家の?お父さん?はどうでしょうか?どう思うでしょうか?どうするでしょうか?どうなるでしょうか?……だから?人生の?運命の分かれ目になっていた可能性がある?と言っているんじゃあないでしょうか?……実際にはギャッツビーの危険な誘い?には乗らなかった?んでしょうねえ?……だからこそ?それまで通りの人生?を送ってる?んじゃあないでしょうか?……そして?現在この物語を書いて・語っている?んじゃあないでしょうか?……もし?ギャッツビーの危険な誘い?に乗っていたら?な〜んか趣きの全然違う?毛色の異なった?物語?とかになってたり?しない?でしょうか?……そうでなきゃ?「自分」はこの物語の最初の最初?冒頭で?この世の人たちみ〜んなが倫理道徳を守って清く正しく美しく?生きるようになってほしい?とかって言えたりする?でしょうか?……「自分」は?ギャッツビーが稼がないかと「自分」を誘ったあの時のことを思い出すと?危険な一線を越えるか否か?っていう危ない?微妙な?立場?状況?に置かれていたなあ?と思う?と言っている?のではないでしょうか?……そして?つくづく?あの時ギャッツビーの危険な誘い?に乗らなくて良かった?と思っている?んじゃあないでしょうか?……だって?そうじゃなきゃ?ねえ?穏やかで?平凡な?毎日が?吹き飛んじゃう?消えちゃう?……やっぱり?「自分」?危うきに近づいてた?……ねえ?……ギャッツビーは?その存在そのものが?"危うき"もの?……悪党?だから?……ねえ?……危ない危ない?クワバラクワバラ?……悪党にご用心?……だから?ベイカー嬢とウィルソン夫人の妹キャサリンは正しい?偉い?賢い?……だけど?デイジーは?大丈夫なんでしょうか?……ねえ?……。

 

⑧ But, because the offer was obviously and tactlessly for a service to be rendered, I had no choice except to cut him off there.

「事情が異なっていたらギャッツビーのあの時の誘いが「自分」の人生の分かれ目になっていたかもしれないと言ったので、「自分」がその誘いに乗ったのではないかと思わせたかもしれないけれど、そうではなくて、どうなったかというと……そのギャッツビーのあの時の申し出が対価・報酬を得られる役務について明らかに不用意に示される・差し出される・伝えられることになったので……「自分」はギャッツビーが誘ったその場で・その時点でギャッツビーを切り離す・ギャッツビーの話をさえぎる・交際を絶つことを除いて(他に)選択肢が何もなかった」

the offer は、⑥のギャッツビーの誘い?を指しているのではないでしょうか?

今回の考えるヒントに上げた箇所が出てきました。the offer と was to be rendered の間に obviously and tactlessly for a service が入って、the offer と was to be rendered の様子を説明している?のではないでしょうか?…… the offer は、for a service の申し出であり? obviously and tactlessly は、was to be rendered 示される・差し出される・伝えられることになった様子が?明らかに(その手の誘いだとわかりやすい)?不用意なものであったと説明している?のではないでしょうか?…… was to (be rendered) は、(成り行きで)そういうものになった?ということを表している?のではないでしょうか?……④くらいからギャッツビーな〜んか?気が緩んだのか?失言が多い?っていうか?な〜んか?様子が?変?でしたよねえ?……どう話したらいいのか困ってた?っていうか?……で?⑥で「自分」に稼ごうと誘った?ときにギャッツビーの口から出てきた言葉?文言?が明らかにその手とわかるものだったので?不用意だ?と「自分」は思った?感じた?んじゃあないでしょうか?…… was to は?ギャッツビーが頭が回らない?中で口から(いわば勝手に?意図せずして?)出てきた?言葉・文言という意味で?使われている?のではないでしょうか?……またギャッツビーの誘った稼ぐ仕事?のことを a service と「自分」は表現している?のではないでしょうか?……つまりギャッツビーは「自分」を誘うときに?悪党の世界のその手の危険な危ない仕事だ?とわからないような巧妙な説明の仕方をしなかった?んじゃあないでしょうか?……だから?「自分」は⑥の言葉をギャッツビーが言った時点で?ギャッツビーにそれ以上誘わせなかった?話させなかった?んじゃあないでしょうか?……⑦で different circumstances とありましたが?どんなふうに事情が異なっていたら?ということかというと?それはギャッツビーが誘う時に使われた言葉?ギャッツビーの誘い方?なんじゃあないでしょうか?……もしギャッツビーがもっと慎重に?放心状態で気が緩んでもなくて?用心しながら?必ず「自分」が引き受ける?引っかかってくれる?ような誘い方?をしていたら?「自分」は?どうなっていた?どうしていた?でしょうか?……つまり?「自分」は?ギャッツビーがまあ?下手こいた?まずった?おかげで?命拾いした?ようなもの?なんじゃあないでしょうか?……ギャッツビー?その日の昼から夜中の2時まで?ほとんど12時間?とか?ずーーーっと?待ち続けて?待ちくたびれてて?(一人で勝手に?)神経擦り減らして?限界来てた?ところへ?「自分」に良い返事をもらえて?もうホッと安心しきって?まあ?疲れ果ててるし?頭も神経も心も?何もかも動いてないも同然?全然な〜んにも行き届かない?状態で?それでも?「自分」に感謝してるし?今こそ?言わなくちゃ?誘わなくちゃ?ってことで?だったんでしょうか?……心も頭も(体も)?通常の正常な状態?モード?であれば?ギャッツビー違うやり方?誘い方?とかしてた?んじゃあないか?ともしかしたら?「自分」は思っている?のかもしれない?ですねえ?……つまり⑥のギャッツビーの言葉は?ギャッツビーが疲れ切った状態で出るべくして出てきた不用意なもので?なおかつ?不用意に出てきてるからこそ?そんな危ない誘いに乗れるわけないだろ?と「自分」に思わせるような?そりゃ明らかにその手の誘いじゃないかよ?と思わせる?ようなものだった?ってことではないでしょうか?……だから「自分」は即刻?拒否した?そこで話を終わらせた?んじゃあないでしょうか?……そんな誘いには乗れないよ?乗らないよ?って?……まあ?ギャッツビーは「自分」にあっさり袖にされた?ってところ?でしょうか?ねえ?……。

him は、ギャッツビーを指すのではないでしょうか?

there は、the offer was (to be) rendered の時点、つまり⑥の言葉をギャッツビーが言った時?を指すのではないでしょうか?

⑥でギャッツビーが「自分」に稼ごうじゃないか?と誘った時の言葉?誘い方?がもし違っていたら?今の「自分」はいなかったかもしれない?と⑦で「自分」が感じているところを吐露?した上で?⑧では?でもギャッツビーが⑥のようなお粗末な?どう考えてもそれ手が後ろに回るだろ?って(誰でも?)わかる誘い方?をしてくれたおかげで?「自分」は迷わずきっぱりと No の返事を突きつけた?と言っている?のではないでしょうか?……何言ってんだ?そんなのやるわけないだろ?ありえねえ?お前アホか?とはきっと「自分」は言わなかった?でしょうけれど?でも?心中は?どうでしょう?……当たらずとも遠からず?とかだったり?しない?でしょうか?……ギャッツビー?「自分」のような?普通の若者?の感覚?が欠けてる?ように思われませんか?……麻痺してる?っていうか?……だから?素になると?素が出ると?そのギャップ?がつい出てしまう?……その素が?⑥の言葉で出てしまった?……で?「自分」は救われた?助かった?……でなければ?危なかった?……ねえ?……やっぱり?付き合う相手?関わる相手?はよ〜くよく?選ばなきゃいけない?……君子危うきに近寄らず?ってのは?どんなに徹底しても?徹底しすぎるってことはない?……その通り?ってベイカー嬢やウィルソン夫人の妹キャサリンなら?力強く?両手もろてを上げて?賛成?とかしてくれる?んじゃあないでしょうか?……なんでしょう?……ギャッツビーも危なっかしい?けど?「自分」も?危なっかしい?……ねえ?……ただ?ギャッツビーは?もう?その世界?に(もしかしたら?)どっぷり?浸かってる?……一方?「自分」は?こっちに?踏みとどまってる?越えてない?……境界線上で?並んでるとしても?その向こうにいるのか?それともこっちにいるのか?って違いは?ものすごく大きい?……(もしかしたら?)天地ほどの?差?開き?がある?……だからこそ?「自分」は?⑦で?人生の運命の分かれ目だったかもしれない?とまで言っている?んじゃあないでしょうか?……やっぱり?クワバラクワバラ?……人生は?世間は?危険に満ちあふれている?……ご用心?ご用心?……ねえ?……。

 

おつかれさまでした。どうでしたか?

なんでしょうねえ?……ギャッツビーって?大金持ち?のはず?ですよねえ?……なんだけど?悪党?……ギャッツビーのお金って?どうなんでしょう?……どういうお金?なんでしょうか?……トムもお金持ち?だけど?それは?トムが?全国?全米?に名が知れてる?ほどの?すごい?スポーツ選手?だから?でしょうか?……まあ?クリーンなお金?……でも?ギャッツビーのって?……う〜〜〜〜〜〜〜〜ん……それに?ギャッツビーの本職?本来の仕事?ってのも謎?のような?……ねえ?……ジョン・D・ロックフェラー?は本物の大金持ち?……若いお金持ちは?トムのようなすごいスポーツ選手?かギャッツビーみたいな悪党?……とかって?作者は?言ってる?んでしょうか?……他の若者?は「自分」も? Chapter 3 第71回(特に 45ページ末尾から4行目以降)に出てきた青年も?そんなお金持ちはいない?……それが普通?そっちが普通だ?とかって?作者は言ってる?んでしょうか?……なんでしょう?……いつの時代も?国が変わっても?どこでも?そういうのって?一緒?なんでしょうか?……ねえ?……。

今回の考えるヒントに上げたお題 「64ページ末尾から17-16行目 the offer was (obviously and tactlessly for a service) to be rendered はどういうことか」 ですが……⑧で説明したとおりです。あれですね?ギャッツビーもきっと?「自分」にずいぶん気を許していた?んじゃあないでしょうか?……それもあっての⑥の言葉?だったのかもしれないですねえ?……「自分」?女子にも?男子にも?信頼される?人気がある?……ねえ?……その?「自分」に?自宅に午後の茶会に来ないか?来てもらえないか?と誘われたら?デイジー?きっと来る?んじゃあないでしょうか?……で?デイジーが来さえすれば?ギャッツビーは?百パーセント?間違いなく?デイジーに再会できる?んじゃあないでしょうか?……ってことは?後は?デイジーの思い?心?一つ?で決まる?と……さあ?デイジーは OK するんでしょうか?ギャッツビーの想いに応えるんでしょうか?……う〜〜〜〜〜〜〜〜ん?……楽しみ?……ねえ?……。

次回は、展開、早っ?……ぜひまた一緒にみていってください。

 

第103回の範囲は、64ページ末尾から15行目から65ページ7行目途中まで("I’ve got my hands full," 〜から、him over to cut my grass. まで)をみていきます。

次回の考えるヒントは……

  • 65ページ3行目 “Who is Tom?" she asked innocently. とはどういうことか

次回は、またあの?洒落た?小気味よい?〇〇?……ぜひまた一緒に読んでみてください。

 

最後に、物語を読むときに心にとめたいポイントをまとめます。

Point

・どうして作者はその言葉を使用したのか

・それぞれの登場人物に作者はどんな役割を割り当てているのか

・それぞれの登場人物のセリフや物語の展開を通じて作者は何を言おうとしているのか

 

注意!

このコンテンツはこのサイトでのみ公開いたします。

このコンテンツの著作権はすべて著作者が保有いたします。

このコンテンツは閲覧えつらん以外の利用をすべて禁止いたします。

 

【お願い】

このコンテンツは無料で閲覧いただけますが、このページ末尾にある"お心付け"ボタンからぜひお心付けをいただけませんでしょうか。100円からお願いしております。ご検討いただけましたらありがたく存じます。

 

なお、今回の範囲の訳文を有料(700円)で掲載いたします。この連載はだいたい250回くらいになる予定なので、毎回訳文を購読いただいた場合には30回で2万円を超え、トータルでは18万円近くになることをご承知おきください。またいかなる場合も返金には応じられません。また購読いただいた訳文にご満足いただけるとは限らないことをあらかじめご承知おきください。なお、問い合わせなどはご遠慮ください。お断りいたします。

今回の範囲の訳文を有料(700円)で掲載いたします。

Posted by preciousgraceful-hm