Gatsby-143

このサイトは、英語で書かれた物語を一作品、最初から最後まで少しずつ読んでみようという試みです。

取り上げる作品は『The Great Gatsby』です。100年近く前に米国で出版された小説ですが、現代の日本人にも共感したり心を動かされるところが多々あると思います。

ぜひ一緒に、英語の原書を読んでみませんか。

(なお、このコンテンツはあくまでもこのサイトの著作者の解釈に基づくものであることをご承知おきください。)

 

前回まで……ギャッツビーがデイジーと付き合い始めた原点?……それは(「自分」の説明によれば)デイジーがギャッツビーの夢に見た理想の女性そのものであり?そしてギャッツビーの神になったこと?だと……そしてギャッツビーはデイジーと引き換えに?自らをコントロールする主導権まで?デイジーに譲り渡してしまった?と……それ以来混乱と困惑のドツボにはまったまま抜け出せないでいる?……にもかかわらず?いやだからこそ?ギャッツビーはどうしてもデイジーを必要とした?のでしょうか?……では?デイジーを取り戻した今?ギャッツビーは混乱から抜け出せた?のでしょうか?……続きをみていきましょう……。

 

原文はOne More Libraryの『The Great Gatsby』を使用します。

第143回の範囲は、86ページ4行目から87ページ9行目まで(Through all he said, even 〜から、"Is Mr. Gatsby sick?" まで)をみていきます。

まず、今回の考えるヒントを上げます。

  • 86ページ 9行目 a wisp of startled air とはどういうことか

 

なお、特に断っていなければ、基本的に次に上げる辞書の訳語や定義・意味に基づいて説明します。

主に使用する辞書

『リーダーズ英和中辞典(第2版)』(野村恵造)(研究社 2017)

『Pocket Oxford English Dictionary (Eleventh Edition)』(Maurice Waite) (Oxford University Press 2013)

『岩波国語辞典(第七版新版)』(西尾実 岩淵悦太郎 水谷静夫)(岩波書店 2017)

 

それでは今回の範囲をみていきます。

① Through all he said, even though his appalling sentimentality, I was reminded of something — an elusive rhythm, a fragment of lost words, that I had heard somewhere a long time ago.

「ギャッツビーが話したすべてを通じて……ギャッツビーのぞっと(ぎょっと)するような・ひどい・すさまじい感情(感傷)的なこと・感傷的な考え(意見・行動など)を通じてさえ……「自分」は、何か(重要なもの)を気づかされた・連想させられた――(一つの)わかりにくい・つかまえどころのない・いわく言いがたい律動・脈動・リズム・音律を……失われた・失った・忘れられた語・ことばの(一つの)破片・断片・かけらを……その何か(重要なもの)を「自分」はある場所で・いつかずっと前に聞いた状態だった……」

he (his) は、ギャッツビーを指す?のではないでしょうか?

–(ダッシュ)は、something を別の表現で言い換えている?ことを表している?のではないでしょうか?

that は、something を指す?のではないでしょうか?……また、本来 herad の後に来るはずなのが?前に出ている?のではないでしょうか?

前回はギャッツビーの原点?らしき話?が「自分」の言葉で語られていた?ようでしたけれど?……この①(以降)では?その前回のギャッツビーの話?を通して「自分」が思ったこと?感じたこと?が説明されている?ようではないでしょうか?……まず?ギャッツビーのこと(話)を?「自分」は?ぞっとするほど感傷的だ?と批判している?ようではないでしょうか?……まあ?「自分」がギャッツビーに引いている?って感じ?でしょうか?……何を浸っているのか?みたいな?……で?そうやってギャッツビーのことを(相変わらず?)小バカにしながらも?そのギャッツビーの話を通して?どれほど感傷的であっても?「自分」は気づかされた?連想させられた?何か(重要なもの)があった?ようではないでしょうか?……それはどんなものか?と言ったら?いわく言いがたいリズム?音律?と……また?忘れられたことばの断片?かけら?だと……そして?その何か(重要なもの)を「自分」はいつかずっと前に聞いた状態だった?と……ギャッツビーの感傷的なデイジーとの原点の思い出?を聞いて?「自分」は何かを連想した?ようですねえ?……何を連想した?んでしょうねえ?……その何か?を「自分」はずーーーっと?忘れてしまっている?ようですけど?……言いがたいリズム?とか?ことばのかけら?かなあ?と……「自分」がずっと前に知っていたもの?……でも?ギャッツビーの感傷的なデイジーとの原点の思い出を聞くまでは?すっかり忘れて?ご無沙汰状態?みたいなもの?……ずっと前は知ってたけど?縁遠く?縁がなくなって?しまったもの?と……何なんでしょうね?……。

 

② For a moment a phrase tried to take shape in my mouth and my lips parted like a dumb man’s, as though there was more struggling upon them than a wisp of startled air.

「しばらく・ちょっとの間、(一つの)フレーズ・言いまわしが、「自分」の口(の中)で、形をとる・具体化(実現)することを試みた・やってみた……そして・にもかかわらず「自分」のくちびるが、(ある一人の)口のきけない・おしの・ものの言えない人・人間のくちびるのように分かれた……「自分」が連想させられた何か(重要なもの)(など)について、まるではっとした空気・雰囲気の(一つの)(タバコの煙・かすみなどの)ひとすじというよりもむしろもがいている・あがいている・骨折っている・懸命に努力している・苦心している状態でいたかのように……」

a dumb man’s は、その後に lips が省略されている?と考えるとわかりやすい?のではないでしょうか?

them は、①に出てきた、something、an elusive rhythm、a fragment of lost words、そして②の a phrase (など)をすべて指している?のではないでしょうか?……もっと言えば、「自分」が連想させられたもの?(すべて)を指している?のではないでしょうか?……。

今回の考えるヒントに上げた箇所が出てきました。ひとすじの?はっとした空気?雰囲気?とは?……こう?瞬間的に頭の中に?何かがフワッと?こう?いきなり現れた?っていうか?生まれた?っていうか?そうしたときの感覚?様子?を表している?のでしょうか?……①で「自分」は何か(重要なもの)を連想した?とかって言ってましたよねえ?……なんだけど?その何か(重要なもの)?ってこう?ボヤッとしてませんか?……いわく言いがたい?とか?断片?かけら?とか?……しかも?忘れられたことばだ?と……それじゃあ?何がなんだか?ねえ?……そういうあいまいで漠然としたもの?がこう?ボヤ〜ッと?頭の中にあるような?ないような?つかめそうで?つかめるとこまではいってない?みたいな?……そういう感じ?ですかねえ?……ただ?ここでは?そのボヤ〜ッとしたものが?瞬間的に頭の中にあっただけ?というのではなくて?それよりも?「自分」が意識的に?努力して?なんとかその連想したもの?をはっきりと?明確に?つかまえよう?把握しよう?みたいな?積極的な姿勢?でその何か(重要なもの)を?声に出して言ってみよう?としたんだけど?声にならなかった?……まあ?ボヤ〜ッとしたままで?はっきり言葉で表現することができなかった?ってこと?なんじゃあないでしょうか?……なんでしょうね?……あんまり忘れすぎてて?縁遠くなりすぎちゃって?「自分」の中からほとんど完全に?消えかけてるもの?みたいな?ってこと?なんですかね?……何なんでしょうねえ?……。

①で「自分」が連想したらしい?何か(重要なもの)が?少しの間「自分」の口の中で言いまわしとして形を取りそうだった?んじゃあないでしょうか?……なんだけど?残念ながら?声に出して言えなかった?つまり?言いまわしとして形を取らなかった?ってこと?じゃあないでしょうか?……要は?わからないままになった?んじゃあないですかねえ?……で?そうやって何か(重要なもの)が言いまわしとして形を取りそうでいて取らないままで終わっちゃった?様子を例えて言えば?瞬間的にはっと何かが頭の中に降りてきた?みたいな感じというよりは?あれなんだっけなあ?と一生懸命該当する言いまわし?を時間をかけて特定しようとした?感じだ?と……まあ?相当「自分」は頑張った?ってこと?でしょうかねえ?……頭の中にスッと現れた言いまわしが?スッと消えた?からそれで終わり?ってんじゃなくて?スッと消えた後にも?時間をかけてその言いまわしとはこれだ?と明確な言葉で説明できるようにしようとした?感じ?ですかねえ?……難しいですねえ?……ボヤッとしてるものを?クリアに見ようとする?っていうか?でしょうか?……それこそ?ピントが?焦点が?合わない?んですかね?……だから?ボケちゃう?……ピントを合わせたい?合わせようとする?んだけど?どうしても合わない?みたいな?……それは?「自分」が忘れてしまった感覚?とかなんですかね?……忘れちゃってるから?ピントの合わせようがない?……だから?何かもわからない?みたいな?……う〜〜〜〜〜〜ん……何なんでしょうかねえ?……。

 

③ But they made no sound, and what I had almost remembered was uncommunicable forever.

「そうやって言いまわしが形をとろうと懸命に努力してもがいてあがいて骨折ったんだけれども……何か(重要なもの)など(を表すフレーズ・言いまわし)は、少しも音・音声を作らなかった・生じなかった……そして・その結果「自分」がほとんど・ほぼ思い起こしたことは、永久に・永遠に伝達できない状態になった……」

they は、②と同じく、①に出てきた、something、an elusive rhythm、a fragment of lost words、そして②の a phrase (など)をすべて指し?同時に「自分」が連想したものすべて?を指している?のではないでしょうか?

what は、本来 remembered の後に来るはずなのが?前に出ている?のではないでしょうか?

②で a dumb man’s のように?と説明があったわけですから?音になってない?声が出てない?んですねえ?……だから?何か(重要なもの)など(を表すフレーズ・言いまわし)が音声にならなくて?「自分」がほぼ思い起こしたことが?完全に思い起こすまでいかないままに?永久に・永遠に伝達できない状態で?まあ?消えていった?ってこと?なんじゃあないでしょうか?……要は?ギャッツビーの感傷的なデイジーとの原点の思い出の話を聞いたことがきっかけで「自分」が連想したこと?があったはず?なんだけど?ボヤッとしたまま?そのまま消えた?で?わからずじまいで終わった?とかなんじゃあないでしょうか?……ところでその「自分」が連想した?何か(重要なもの)?って?……ズバリ?"純愛"?みたいな?だったりしませんかねえ?……「自分」はギャッツビーのデイジーとの原点の思い出?の話を感傷的だなあ?と小バカにしている?ようだけど?……どうでしょう?……「自分」は?神の心だとか?造物主の精神だとか?主導権をどっちが握るか?どっちが支配する側になるか?ってなことばっかにこだわってるようだけど?ギャッツビーは?そんなことな〜んにも考えないで?ただ純粋に?デイジーが好きだから?デイジーと一緒にいたい?トムと別れて?ギャッツビーと結婚してほしい?ギャッツビーの妻になってほしい?その思いだけで?デイジーに向かっていってませんかねえ?……「自分」には変なプライド?みたいなのがある?……だけど?ギャッツビーは?そんなこだわりはない?……ギャッツビーのこだわりは?あくまでも?自らが思い描いた?想像した?理想の女性?理想の人生?理想のギャッツビー像?みたいな?ものだけ?……ギャッツビーはデイジーに主導権握られたら嫌だな?とか?そういうことはな〜んも考えてない?気にしてない?んじゃあないでしょうか?……そういうところが?"純愛"?だったりしませんかねえ?……で?「自分」は?ものすご〜く?だいぶん?前?なら?そういう"純愛"?やった(ことあった)?かもしれない?……だけど?もう?ずーっと前から?そんな純愛してない?んじゃあないでしょうか?……つまり?主導権握られるの嫌だな?渡さないぞ?こっちが優位に立ちたいよな?みたいな?そういうことにこだわる?恋愛?しかしてきてない?んじゃあないでしょうか?……だから?"純愛"が縁遠いものになっちゃってて?ギャッツビーの感覚?というかねえ?そういう「自分」サイドからすると"感傷的"?としか思えないギャッツビーの感情?みたいなのが?「自分」には理解できない?とかだったりする?んじゃあないでしょうか?……要は?「自分」はスレちゃってる?ってことじゃあないでしょうか?……で?ギャッツビーは?良い意味でスレてない?んじゃあないでしょうか?……つまり?ギャッツビーのデイジーとの原点の思い出?って?"純愛"(そのもの)?ってこと?なんじゃあないでしょうか?……「自分」はもうスレちゃって?"純愛"になじみがないから?ギャッツビーのデイジーとの原点の思い出?に違和感を覚えた?とかだったりしませんかねえ?……だから?感傷的だよな?って小バカにもする?みたいな?……そして?「自分」はその連想しかけたはずの"純愛"?を完全に思い起こすまではいかないでそのままわからずじまい?となった?ってことは?「自分」は?もう?"純愛"とは縁がない?「自分」に"純愛"はもうない?まあ?「自分」はスレッカラシになっちゃって?"純愛"ができない?無理だ?ってこと?なんじゃあないでしょうか?……ギャッツビーは?今でも?ずっと?純粋?で純真?純心?なものを持ち続けている?ってことにもなる?でしょうか?……だから?ギャッツビーは?5年前も?デイジーに"純愛"?状態で?そして5年経っても?やっぱり?デイジーに"純愛"?状態?のままでいる?ってこと?じゃあないでしょうか?……ギャッツビー?なんか可愛い?とこあるのって?そういうところ?なんですかね?……どうでしょう?……「自分」みたいなスレッカラシと?ギャッツビーみたいに良い意味で純粋なままでいるのって?……ギャッツビーの方が素敵?……なんじゃあないか?と作者は言ってたりしませんかねえ?……逆に言えば?作者の分身?「自分」は?純粋な純真な純心な?大切なもの?を失ってしまってるよね?と……それって?どうなんでしょうか?……残念だよね?……とかって?作者は言ってたりしませんかねえ?……つまり作者は?やっぱり?偉そうに上から目線であれこれ言ってる「自分」こそ?な〜んにもわかってないおバカだよね?と言っている?んじゃあないでしょうか?……ギャッツビーをバカにしている「自分」の方こそ?ギャッツビー以上の大馬鹿者だ?と……まあ?本当に偉い人?立派な人?というのは?(もしかしたら決して?)人をバカにしたりしない?……むしろ?バカには親切にしてくれる?……バカでも立ててくれる?っていうかねえ?……で?バカな人ほど?他の人のことをバカにしてあなどる?……そうやって他の人のことをバカにしてあなどってる当人の方こそ?バカにしてあなどってる相手より(はるかに?)バカなのに?みたいな?……ギャッツビーは?人のことバカにしたりしない?ようではなかったでしょうか?……「自分」は(すぐ?)軽く考えてあなどりがち?だったような?ねえ?……そういう違い?がここにも出てる?っていうか?作者は意図的に出してる?んでしょうか?ねえ?……ギャッツビーって?良いとこあるよね?いろいろ?……だから?残念?惜しい?……ねえ?……。

これで Chapter 6 は終了です。引き続き Chapter 7 に入ります。

 

④ It was when curiosity about Gatsby was at its highest that the lights in his house failed to go on one Saturday night — and, as obscurity as it had begun, his career as Trimalchio was over.

「ギャッツビーの邸宅の照明・電灯が、ある土曜日の夜間に灯ることをしなかったのは、ギャッツビーについての好奇心が、そのギャッツビーについての好奇心の程度が最も高い・激しい(尺度上の一点にある)状態だった時だった――そして・それから、トリマルキオとしてのギャッツビーの経歴・生涯・職業が、開始したときの不分明・不明瞭さ・世に知られないことと同じ程度に、トリマルキオとしてのギャッツビーの経歴・生涯・職業が、終了した・済んだ状態だった……」

It は、that the lights in his house failed to go on one Saturday night を指す?のではないでしょうか?

its は、curiosity about Gatsby を指す?のではないでしょうか?

that は、「これから文が続く」ことを表し、It の内容を具体的に説明している?のではないでしょうか?

his は(どちらも)、Gatsby を指す?のではないでしょうか?

–(ダッシュ)は、その前の説明に関わりのある内容を続けて説明する?ことを表している?のではないでしょうか?

it は、his career as Timalchioを指す?のではないでしょうか?……本来 his career as Trimalchio was over as obscurity as it had begun という語順になる?ところが?as obscurity as it had begun が his career as Trimalchio was over の前に出ている?のではないでしょうか?……あるものが開始したときの不明瞭さと同じ程度に?トリマルキオとしてのギャッツビーの経歴・生涯・職業が?というところまで読んだら?ああ?あるものというのは?このトリマルキオとしてのギャッツビーの経歴・生涯・職業だな?とわかる?感じ?ではないでしょうか?……。

Trimalchio は、金持で悪趣味の成り上がり者?を表すようで?途方もなく豪奢な宴会を開いた?小説のキャラ?のようです……。

ギャッツビーに対する世間の好奇心?でしょうか?それが最も激しかった時に?ギャッツビーの邸宅が土曜日の夜間なのに?照明?電灯?が灯っていなかった?ようではないでしょうか?……ギャッツビーの途方もなく豪奢な宴会を開くという経歴?職業?が開始したとき?が不明瞭?だったのと同じように?ギャッツビーの途方もなく豪奢な宴会を開くという経歴?職業?が終了した?と…… Chapter 7 は?いきなりギャッツビーの邸宅で開かれていた宴がどうやらなくなった?と言っている?ようではないでしょうか?…… Chapter 6 では?ギャッツビーの邸宅で催される宴にトムとデイジーの二人が来たときの様子?が説明されていた?ようでしたよねえ?……で?その後?でしょうねえ?……土曜日の夜間と言えば?ギャッツビーの邸宅では(ほぼ?)必ず宴?が開かれていた?ようでしたよねえ?……それが?どうも?開かれなくなった?と……ただ?次が最後です?とかって発表なんかはなくて?な〜んとな〜く?ボヤ〜ッと?いつの間にか?あれっ?ギャッツビーんとこの宴?ないんだ?なくなったんだ?みたいな?感じ?で消えていった?んでしょうかねえ?……で?ギャッツビーが土曜日の夜間になったら宴を開くようになったのも?それと一緒で?な〜んとな〜く?ボヤ〜ッと?いつの間にか?あれっ?ギャッツビーとかいうとこで宴?やってるらしいよ?みたいな?感じで?どこからともなく現れた?みたいな?風だった?んでしょうか?……まあ?何もかもが自由?好き放題?のようだったし?開くかどうかも自由?好き放題?でしょうかねえ?……それに?あくまでも?ギャッツビーの厚意?だけで成り立ってた?でしょうかねえ?……だからまあ?ギャッツビーがやめてしまえば?それでおしまい?……無料でご馳走してもらってた来客たちに?それに?そこに?注文をつける?資格もない?でしょうしねえ?……ただ?宴がなくなっても不思議じゃない?っていうか?むしろ?宴がなくなるのが当然?のようにも思えませんか?……だって?ギャッツビーがああいう宴を開いていたのは?ひとえに?デイジーに再会するため?だったんじゃあないでしょうか?……なので?デイジーに再会して復縁までできた今?もう宴はいらない?っていうか?なくてもいい?っていうか?ねえ?……ギャッツビーが宴を始めた目的?はもう果たせましたよねえ?……それに?宴開くより?デイジーと二人で過ごす?とかって方が?大事?大切?とかってなったりとか?しませんかねえ?……別に宴はギャッツビーの友人?とかが来てた?わけではなさそうでしたよねえ?……赤の他人?全然知らない人?も沢山いた?ようだった?ようなねえ?……そうすると?よほど物好き?とかでない限り?普通は?そりゃあ?愛しい恋人?と過ごす?時間の方が?まあ?優先していく?っていうかねえ?……でしょうか?……まあ?だから?宴がない?と聞いても驚かない?かも?……あっ?そう?と違和感なく受け入れられる?……ねえ?……。

 

⑤ Only gradually did I become aware that the automobiles which turned expectantly into his drive stayed for just a minute and then drove sulkily away.

「もっぱら・ひたすら・やっと徐々に・しだいに・だんだんと……「自分」は、知るようになった……ギャッツビーの(邸宅の)自動車用の道路の中(方)に期待している様子で向かった自動車が、ほんの1分・瞬間の間だけとどまって、それからそのあとむっつりした・ぶすっとした・不機嫌な態度で(ギャッツビーの邸宅から)離れる方向へ疾走したことを……」

Only gradually は、本来 I became aware の後に来るはずなのが?強調するために冒頭に出してある?のではないでしょうか?……また、その強調を表すために?本来 I became aware となるはずなのが? did I become aware と did が使われている?のではないでしょうか?

that は、「これから文が続く」ことを表し、did I become aware の内容を具体的に説明している?のではないでしょうか?

which は、直前の the automobiles を指して言いかえている?のではないでしょうか?

expectantly は、何を expect 期待していたのか?といったら?ギャッツビーの邸宅で宴が開かれていること?ではないでしょうか?

his は、④に出ていた Gatsby を指す?と同時に?Gastby’s house ?を表している?のではないでしょうか?

④のギャッツビーが宴を開かなくなったようだ?という説明に続いて?⑤では「自分」の観察したこと?が説明されている?ようではないでしょうか?……どうも「自分」がそのことを知るようになるまでに時間がかかった?ようで?……それは?ギャッツビーの邸宅の方に(宴が開かれていることを期待して)やって来る自動車があった?んだけれども?その自動車というのが?ほんの1分だけとどまって?そのあと不機嫌な態度で疾走して帰っていたこと?だと……ギャッツビーの邸宅ではほぼいつも?というくらい土曜日には宴が開かれていた?んじゃあないでしょうか?……で?ギャッツビーの邸宅に行けば宴が開かれている?と思い込む?来客たちが結構な数いた?んじゃあないでしょうか?……で?そういう来客たちが?いつものように?ギャッツビーの邸宅で開かれているであろう宴にやって来てみたら?あれ?やってないじゃん?と……で?なんだ?つまんないの?ってことで?がっかりして引き上げる?って感じ?でしょうか?……で?そういう様子?を「自分」が知るようになったのはやっと?だんだんと?なのでまあ?すぐではない?んでしょうねえ?……まあ?「自分」は仕事とかベイカー嬢?とかで忙しいのだろうし?ギャッツビーはデイジーとうまくいってればそれでいい話だし?ギャッツビーの邸宅がどうなっているか?ってことにはあまり注意していなかった?んじゃあないでしょうか?ねえ?……まあ?それが普通?でしょうかねえ?……なんだけど?そういう「自分」でも?あれ?なんかいつもと様子が違うな?と……宴が開かれてないし?宴を当てにして来たのが?当てが外れて帰ってんじゃあないか?と……そういう「自分」の観察した結果?見解?がこの⑤で説明されている?ようではないでしょうか?……これはいよいよ宴はやってないな?と……ねえ?……でも?逆に言えば?ギャッツビーの邸宅といえば土曜日は宴?と沢山の来客たちが思い込む?ほどギャッツビーの邸宅では当たり前のように宴が開かれてきた?ってことなんでしょうねえ?……まあ?それくらい浸透してた?っていうか?ほとんど習慣になってた?っていうか?ねえ?……で?そんなだからこそ?④で見たように?ギャッツビーに対する世間の好奇心が最も激しくなった?んじゃあないでしょうか?……そうやって世間がギャッツビーに大注目する中?ギャッツビーはプツリと?宴を開くのをやめた?んでしょうかねえ?……。

 

⑥ Wondering if he were sick I went over to find out — an unfamiliar butler with a villainous face squinted at me suspiciously from the door.

「ギャッツビーは加減の悪い状態かどうかかしらと思い……「自分」は、事実を知るために向こうへ向かった――(一人の)なじみのない・未知の使用人頭が……(一つの)悪党(悪人)のような・下劣な・極悪な・ひどく悪い・ひどい・いやな顔つき・顔貌をもって……「自分」(の方)を横目で見た……疑い深げに……ギャッツビーの邸宅の戸・扉・戸口・門口から……」

he は、⑤と同じく、ギャッツビーを指す?のではないでしょうか?

–(ダッシュ)は、ここでは時間の経過?を表している?のでしょうか?

the door は、ギャッツビーの邸宅の(正面出入口の)?戸・扉・戸口・門口?を指す?のではないでしょうか?

ギャッツビーの邸宅で宴が開かれなくなって?「自分」はギャッツビーの加減が悪いのか?と思った?ようではないでしょうか?……それで「自分」はギャッツビーの加減が悪いのかどうか?を知るために?でしょうかねえ?ギャッツビーの邸宅まで出向いた?んじゃあないでしょうか?……で?実際に出向いて?そしたら?悪人の顔つきをした?「自分」の知らない?使用人頭が?ギャッツビーの邸宅の(正面出入口の)戸口から?疑い深げに?「自分」を横目で見た?と……「自分」も?ギャッツビーの邸宅では宴が開かれるのが当たり前?と思っていた?ようですねえ?……でなければ?宴が開かれていないからといって?あれ?具合悪いのかな?な〜んて思ったりするでしょうか?……元気であれば必ず宴を開くでしょ?と……そう思われている?ってことですよねえ?……もう?それくらい?ギャッツビー=宴?ってのが定着してた?ってことじゃあないでしょうか?……で?そんなだからこそ?まあ?「自分」は?隣りの家?ってこともあってでしょうか?……様子見?というか?ご機嫌伺い?というか?ですかねえ?……ギャッツビーの邸宅まで出向いてみた?と……そしたら?ギャッツビーではなくて?「自分」の知らない悪人の顔つきをした使用人頭が出てきて?しかも?ギャッツビーの邸宅の戸口(の中?)から疑い深げに「自分」を横目で見た?と……悪人の顔つきをした見知らぬ人に?「自分」は悪人の扱いを受けたようなもの?でしょうかねえ?……こういうところがねえ?……作者は?なんとも?……ねえ?……皮肉が入ってたり?してませんかねえ?……「自分」?どんな気分?だったでしょうねえ?……な〜んか?笑えませんか?……えっ?なんで?……あなたに?そんな目で見られる覚えは?みたいな?……だけど?でも?これだけでも?ギャッツビー大丈夫だろうか?と「自分」は心配になったり?してませんでしたかねえ?……何かあったんじゃないか?とか?……ねえ?……。

 

⑦ “Is Mr. Gatsby sick?"

「『ギャッツビー氏は加減の悪い状態であるか?……』」

ストレート?ズバリ?聞いてますねえ?……ただ? Mr. という敬称をつけて?丁寧な言葉づかい?になっている?でしょうか?……この邸宅の主人?について尋ねるわけだから?でしょうかねえ?……こうやって?具合は大丈夫か?と聞きに出向くところが?「自分」の良さ?ですかねえ?……相手の心に寄り添うまではしない?できない?なんだけど?元気かどうか?生きてるかどうか?くらいはまめに?気遣う?気遣える?……なんでしょうねえ?……踏み込んだ?どっぷりはまった?ような付き合いはしない?……でも?サラッと?こう?つかず離れず?というか?でしょうか?……その程度ならかまわない?……それが「自分」のスタンス?でしょうか?……重い?面倒なのは勘弁してくれ?……でも?軽い?当たらず触らず?うっす〜い?上っ面?だけ?みたいのだったらいいけど?……みたいな?でしょうか?……いや?でも?こうやって元気かなあ?と気にするだけでも?そしてわざわざ聞きに出向いてんだから?それだけでも?すごい?って?……気にもしないし?出向きもしない?ってのも普通は多くない?って?……かもしれません?ねえ?……「自分」にこういうとこあるから?ギャッツビーはつい?「自分」を当てにし?信用する?頼っちゃう?のかもしれませんねえ?……。

  

おつかれさまでした。どうでしたか?

ギャッツビーとデイジーの二人にトム?の三角関係と?……それに?トムとウィルソン夫人の二人にデイジー?の三角関係?(でいいんでしょうか?……それとも?トムとデイジーの二人にウィルソン夫人?の三角関係?なんでしょうか?)……三角関係と三角関係が錯綜してる?……いや?ギャッツビーとデイジーの二人で収まって?で?トムとウィルソン夫人の二人で収まれば?それでいいんじゃないの?って?……そうですか?なるほど?……だけど?トムとウィルソン夫人の二人?にウィルソン夫人の夫?っていう三角関係?もありませんかねえ?……そうすると?ウィルソン夫人の夫?がねえ?……じゃないですか?……いや?ややこしい?……それに?トムとデイジーの二人には幼い娘?がいませんでしたっけ?……これで?さらに?ややこしい?……作者はこんなややこしい三角関係がいくつも錯綜している状態で?何をやりたい?何を伝えたい?訴えたい?んでしょうねえ?……なんのためにここまでねえ?……頭こんがらがりませんか?……ねえ?……いや?だから?ベイカー嬢や?ウィルソン夫人の妹キャサリンは賢い?賢明?……ねえ?……ですよねえ?……トムなんて(それにウィルソン夫人も?)愚か者の中でも他に比べようがないくらいの愚か者?……でも?そういう意味では?トムとウィルソン夫人ってお似合い?似合いのカップル?なんでしょうか?……(でも?そんなことで似合っても?ねえ?)……いや?ギャッツビーとデイジーの幸せが一番?……ギャッツビーとデイジーの二人こそお似合い?……ウィルソン夫人は夫の元のさやに収まればいいんだ?って?……で?トム?があぶれ者?でいいんじゃない?って?……いや?だって?どうせすぐ?他の女見つけるでしょ?って?……ウィルソン夫人の夫は?な〜んにも悪くないのに?それなのにあぶれるのは違うでしょ?って?……トムがあぶれればいいじゃないか?って?……さあ?作者はどう展開させていくつもり?なんでしょうねえ?……特にトムがどうなるのか?は一つ大いに注目すべき点?でしょうか?……ねえ?……。

今回の考えるヒントに上げたお題 「86ページ 9行目 a wisp of startled air とはどういうことか」 ですが……②で説明したとおりです。「自分」と縁遠くなったものを?こういう表現を使って表している?……どうでしょうねえ?……仮に?十代前半?なら?「自分」にも"純愛"?あったでしょうか?……十代後半は?……もう?駆け引き?とか?主導権?とか?プライドがむくむく?で?素直に純粋に好き?という気持ちのままに向かっていけなかったりしてた?んでしょうか?……わかりませんけど?……でも?結構な早さで?早い段階で?「自分」は"純愛"?から遠ざかってしまっていた?んじゃあないでしょうか?……同じ人なのに?子供の頃と?大人になってからとで?その同じ人の中にあるもの?っていうんでしょうか?……それが変わってしまう?んですね?……「自分」は?30歳前後で(もう)?"純愛"?何それ?状態?……一方?ギャッツビーは?同じ30歳前後で(まだ)?"純愛"?一直線?……どうでしょう?……「自分」は大人で?ギャッツビーは子ども?なんでしょうか?……そうでしょうか?……こういうのって?こういうのは?別に?いくつになっても子ども?でも良かったりしませんかねえ?……良い意味で?素直な気持ち?というか?素直なもの?心?というか?素直さを失わずに持ち続けている?っていうのは?結局?その当人?本人?が幸せ?だったりしませんかねえ?……純粋に?ひたむきに?まっすぐに?その気持ちのままに?誰かに?こう?すべてを?向けてく?っていうか?捧げる?んでしょうか?……それを?負けた気がする?とか?損した気がする?とか?そういう感じ方?考え方?って?どうなんでしょう?……どうでしょうか?……それは?もしかしたら?良くない意味で大人?変なプライド?みたいな?だったりとか?どうでしょう?……何かこう?ここでは?作者は?ギャッツビーの汚れない純粋さ?と対比して?「自分」の汚れた心?醜くゆがんだもの?というのを?こう?浮かび上がらせよう?とかしてたり?しませんかねえ?……「自分」=汚れ?ってのを伝えたいがために?ギャッツビーに純粋なものをあてがっている?というか?担わせている?っていうかねえ?……そして?もちろん?「自分」の方が違ってて?ギャッツビーの方が(当然?)望ましい?ものとして?……だから?やっぱり?作者は?自身で?自らを?おとしめている?っていうか?こき下ろしている?ような?ねえ?……この辺が?この姿勢が?一貫してる?ような?ねえ?……そんなに?作者自身を責めなきゃいけないんですかねえ?……ねえ?……。

次回は、変化の訳が?……ぜひまた一緒に読んでみてください。

 

第144回の範囲は、87ページ10行目から88ページ4行目まで("Nope." After a pause he 〜から、run a small hotel." “I see." まで)をみていきます。

次回の考えるヒントは……

  • 87ページ末尾から2行目 the whole caravansary had fallen in like a card house とはどういうことか

次回は、(意外に?)情報通?……ぜひまた一緒にみていってください。

 

最後に、物語を読むときに心にとめたいポイントをまとめます。

Point

・どうして作者はその言葉を使用したのか

・それぞれの登場人物に作者はどんな役割を割り当てているのか

・それぞれの登場人物のセリフや物語の展開を通じて作者は何を言おうとしているのか

 

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また、最後に掲載いたします訳文(有料 700円)も、ぜひ読んでいただけたら、と思っております。(なお、この連載はだいたい250回くらいになる予定なので、毎回訳文を購読いただいた場合には30回で2万円を超え、トータルでは18万円近くになることをご承知おきください。またいかなる場合も返金には応じられません。また購読いただいた訳文にご満足いただけるとは限らないことをあらかじめご承知おきください。)

今回の範囲の訳文を有料(700円)で掲載いたします。

Posted by preciousgraceful-hm