Gatsby-88
このサイトは、英語で書かれた物語を一作品、最初から最後まで少しずつ読んでみようという試みです。
取り上げる作品は『The Great Gatsby』です。100年近く前に米国で出版された小説ですが、現代の日本人にも共感したり心を動かされるところが多々あると思います。
ぜひ一緒に、英語の原書を読んでみませんか。
(なお、このコンテンツはその著作者の解釈に基づくものであり、必ずしも正しいとは限らないことをご承知おきください。)
前回まで……どういう思いからなのか?「自分」が積極的に?ウルフシームの話に加わっていたら?何やらウルフシームが誤解したようで?話は妙な方向に逸れてしまい?慌てたギャッツビーがとりなしたところで?折よく?料理が運ばれてきて?話は一段落ついた格好になった?ようです……で?それまでしゃべり続けていたウルフシームが黙々と?食べだしたのに合わせて?なのでしょうか?……「自分」も?黙って?ウルフシームの様子を観察しだした?ようなのですが?……どうもウルフシームというのは?何をやっても?どんな一面を見ても?無礼?で下品?そして鈍感?という印象?のようではないでしょうか?……「自分」は内心?ウルフシームのことを完全にバカにして軽蔑してたりしてた?んじゃあないでしょうか?……そんな調子で?「自分」には何もかもが面白くない?ランチの席――さてどう展開するのでしょうか?……続きをみていきましょう……。
原文はOne More Libraryの『The Great Gatsby』を使用します。
第88回の範囲は、56ページ4行目から56ページ末尾から8行目途中まで("Look here, old sport," said 〜から、and sister.'" He paused. まで)をみていきます。
まず、今回の考えるヒントを上げます。
- 56ページ6行目 I held out against it とはどういうことを言っているのか
なお、特に断っていなければ、基本的に次に上げる辞書の訳語や定義・意味に基づいて説明します。
主に使用する辞書
『リーダーズ英和中辞典(第2版)』(野村恵造)(研究社 2017)
『Pocket Oxford English Dictionary (Eleventh Edition)』(Maurice Waite) (Oxford University Press 2013)
『岩波国語辞典(第七版新版)』(西尾実 岩淵悦太郎 水谷静夫)(岩波書店 2017)
それでは今回の範囲をみていきます。
① “Look here, old sport," said Gatsby, leaning toward me, “I’m afraid I made you a little angry this morning in the car." / There was the smile again, but this time I held out against it.
「『なあ・おい・あのね(注意を促す)……おい、きみ……』と話した……ギャッツビーが……上体を曲げて……あるものの方へ……それは、「自分」だ……『私(ギャッツビー)は…ある状態である……それは、心配(懸念)して……私(ギャッツビー)が……ある状態にさせた……あなた(「自分」)を……それは、少し……おこった・怒りにみちた・(おこったように)荒れ狂う状態だ……その日の午前に……どこでかというと……ギャッツビーの自動車だ……』 / あるものがある(そこにあるおのがある)……ある状態だった……それは、ギャッツビーのあの神を思わせるような大きな愛にあふれた微笑だ……再び・もう一度……ギャッツビーのあの神を思わせるような大きな愛にあふれた微笑が再び・もう一度ある状態だったのであれば、普通に考えると、最初にギャッツビーのあの神を思わせるような大きな愛にあふれた微笑があった時と同じように「自分」が応じてしまいそうに思われるけれど、実際には違って、じゃあどうだったのかというと……今この時は……「自分」は……最後まで耐えた(持ちこたえた)……あるものに対して・あるものに接して・あるものに向き合って……それは、その再び・もう一度そこにあったギャッツビーのあの神を思わせるような大きな愛にあふれた微笑だ……」
I’m は、I am を短く縮めた形ではないでしょうか?……また、I は(次の I も)、この言葉を話している、Gatsby を指すのではないでしょうか?
you は、Gatsby が話しかけている相手と思われる、「自分」を指しているのではないでしょうか?
this は、その日の午前(第78回 50ページ5行目)を指しているのではないでしょうか?
the car は、ギャッツビーの自動車(第78回50ページ5-6行目・末尾から16-11行目辺り)を指しているのではないでしょうか?
the smile は、第61回 39ページ 3 行目以降で説明されていた smile (あの神を思わせるような?安心感を与え?何でも頼れて?丸ごとそのままありのままを受けとめてくれる?大きな愛?にあふれた?(ギャッツビーの)微笑?)を指しているのではないでしょうか?
this は、今この時、を指しているのではないでしょうか?……第61回 39ページ 3 行目以降で説明されていた smile の時には、「自分」はそのギャッツビーの微笑に?いわば負けた?というか?ギャッツビーのペースにはまった?のではないでしょうか?……だけど今回は?そのギャッツビーの神を思わせるような?大きな愛にあふれた微笑?を見せられても?ギャッツビーのペースにはまらなかった?と対比する意味合い?で使われている?のではないでしょうか?……。
it は、the smile を指すのではないでしょうか?……今回の考えるヒントに上げた箇所が出てきました…… held out (against) は、あるものに最後まで耐えた(持ちこたえた)という意味があるようです……ここでは、ギャッツビーの神を思わせる大きな愛にあふれた微笑に?最後まで耐えた(持ちこたえた)?と……要は?ギャッツビーの方が?愛想の良い笑顔とかで?「自分」のご機嫌を取って?ごまかそうとした?ように「自分」には思われた?のではないでしょうか?……だけれども?そんな?笑顔に?ごまされなかった?と「自分」は言っている?のではない?でしょうか?……油断すると?気を抜けば?ギャッツビーの魅力的な笑顔?に負けて?ついごまかされてしまいそうになる?……でも?「自分」は?気持ちを強く持って?強固な意志の力で?そんな笑顔にごまかされないからな?と抵抗した?……絶対にギャッツビーのペースにはまらないように?乗らないように?踏ん張った?頑張った?んじゃあない?でしょうか?……ギャッツビーの?調子の良さにつられて?ギャッツビーの思い通りに事を運ばされてなんかたまるものか?とでも「自分」は思った?んじゃあない?でしょうか?……「自分」は相当?へそ曲げてる?……まあ?でも?無理もない?それも当然?……なんといっても?ベイカー嬢が絡んでるから?……「自分」とベイカー嬢の仲を?邪魔するやつは?何人たりとも?絶対に?許せない?……しかも?ウルフシームみたいな?失礼きわまりない奴と?会わされて?腹立つ一方?……もう?腹しか立たない?……そりゃあねえ?……でも?律儀に?帰らない?……ちゃんと?付き合って(あげて)る?……こんなだから?こういうところが?もしかしたら?ギャッツビーに信頼される?理由?なんでしょうか?……自身の気持ちは不愉快でしかなくても?なぜか律儀に?誠実に?応じて(あげて)る?……だから?ギャッツビーは?「自分」を?頼る?当てにする?んでしょうか?……で?「自分」の方は?ギャッツビー(なんか?)に?利用されてたまるか?って?もしかしたら?思ってる?……そんな気持ちが?この held out against it には表れている?のではない?でしょうか?……。
前回の最後は?ランチの料理が運ばれてきて?「自分」とウルフシームとギャッツビーの三人が?それを黙々と?食べていた?ようでした……で?今回は?そのランチの途中なのか?ある程度食べたところなのか?ギャッツビーが?「自分」に話しかけている?ようです……その話し方が?どうも?「自分」の方に?上体を曲げて?かがめて?いる?ようです……なんでしょうねえ?……距離を縮めてる?んでしょうか?……で?心の距離も?縮めたい?んでしょうか?……まずは?男同士で親しみを込めて呼びかける言葉?を使っている?ようです……それから?その日の午前に?ギャッツビーの自動車の中で?ギャッツビーが「自分」を少し怒らせたと心配(懸念)している状態だ?と……要は?「自分」が不機嫌だな?とギャッツビーは気づいた?んじゃあない?でしょうか?……だから?「自分」の機嫌を取ろうとしている?んじゃあない?でしょうか?……それで?ギャッツビーの?あの微笑?でしょうか?……きっと?たぶん?結構?効く?んでしょうねえ?いつもは?……で?「自分」も?最初にギャッツビーのあの微笑?を見せられたときには?ギャッツビーの思惑通りにはまった?んじゃあない?んでしょうか?……だけど?今この時は?違うぞ?と……「自分」は?ギャッツビーの思惑通りになんかいかせないからな?と全力で抵抗した?ようではない?でしょうか?……相当?「自分」?ご機嫌斜め?……こじれてる?……まあねえ?……ギャッツビーとしては?これから?ベイカー嬢経由とはいえ?「自分」に?大事なお願い?がある?わけで?その大事なお願い?とやらを?「自分」に聞いてもらえなければ?困る?んじゃあない?でしょうか?……だから?当然?いくらでも?機嫌も取る?んじゃあない?でしょうか?……あれですね?……もしかしたら?このランチ?ギャッツビーなりに?「自分」に気を使っている?んでしょうか?……大事なお願い?をする?頼む?わけだから?その前に?ギャッツビーなりに?「自分」にその大事なお願いを引き受けてもらえるように?聞いてもらえるように?根回しというか?地ならしというか?手を回している?というか?然るべき段取りをつけている?つもり?だったり?する?んでしょうか?……だけど?「自分」って?こんなもの?でごまかされたりする?でしょうか?……なんとな〜く?ギャッツビーの?こういう感覚?な〜んか?違和感?ないですか?……なんていうか?こう?「自分」は?あくまでも?"心"で動く?人?のような?……ところが?ギャッツビーのやり方は?なんか?こう?"物"?(ひいては?お金?)で人の心を動かそうとする?かのような?……なんでも"金"?で片付けてそう?な拝金主義?を感じる?ような?……これでは?いや?これだから?(第79回 50ページ末尾から8-5行目辺り)ギャッツビーは?「自分」に?バカにされるようになった?のではない?でしょうか?……「自分」は?物や金では動かない?動かされない?(ついでに?神を思わせる大きな愛にあふれた微笑にも?)……一方ギャッツビーは?どうやら?物や金で人を動かそうとする?というより?物や金で動く人?と付き合ってきた?し付き合っている?ようでは?ない?でしょうか?……だからこそ?「自分」にも?同じやり方でアプローチしている?んじゃあない?でしょうか?……すれ違ってますねえ?……これでは?ギャッツビーは?「自分」との溝を埋められない?んじゃあない?でしょうか?……「自分」に対するアプローチの仕方が間違ってる?んじゃあない?でしょうか?……だから?「自分」は怒った?んじゃあない?でしょうか?……どうしてギャッツビーがベイカー嬢に伝えてもらうという方法を取ろうとしたのか?わかりませんが?どうしてもベイカー嬢に伝えてもらわなければならないとしても?もう少し何か?「自分」に対して?言い方というか?説明の仕方というか?「自分」を怒らせないように?"心"を尽くしたやり方?とかを取っていれば?「自分」の反応も?もしかしたら?違っていた?かもしれない?のではない?でしょうか?……まあ?「自分」と?ギャッツビーでは?そうしたところの感覚が違うから?ズレてるから?だからギャッツビーは?自身のようなやり方では?「自分」を怒らせる?ってことがわからなかった?のではない?でしょうか?……で?「自分」の方も?もうギャッツビーのこと小バカにしちゃってるから?そのバカにしてしまっていたギャッツビーに?いわば「自分」の感覚的には?出し抜かれたような格好で?ギャッツビーがベイカー嬢と通じ合っていた?らしいことを聞かされて?大事なお願いの中身とか?なぜその大事なお願いというのをベイカー嬢から聞かされなければならないのかという理由など?にはまったく思い至らず?ただただ?なんでバカにしていたギャッツビーなんかに出し抜かれんだよ?「自分」こそ大間抜け?大馬鹿野郎?みたいじゃないかよ?みたいな?思いだけが?ブワァっと吹き出した?りしたんじゃあない?でしょうか?……もうこうなったら?「自分」?冷静さを失ってる?んじゃあない?でしょうか?……やっぱり?大好きな?ベイカー嬢?絡みだと?理性が吹っ飛ぶ?……ねえ……。
② “I don’t like mysteries," I answered. “And I don’t understand why you won’t come out frankly and tell me what you want. Why has it all got to come through Miss Baker?"
「『「自分」は……あることをしない……それは、好む・望むことだ……何をかというと、不可解・なぞ・秘密だ……』と「自分」が……返事をした・応答した・反応を示した……『それに・加えて……「自分」は……あることをしない……それは、理解する・(真意などを)のみ込む・合点することだ……なぜ・どうして……あなた(ギャッツビー)が……あることをしようとしない……それは、立場を明らかにすることだ……率直に・あからさまに・ざっくばらんに……そして・なおかつ・同時に……(なぜ・どうしてギャッツビーがあることをしようとしないのかを理解する・(真意などを)のみ込む・合点することをしない)……(それは、)話す・語る・(秘密を)漏らすことだ……「自分」に……何を……あなた(ギャッツビー)が……欲しい・望む・手に入れたい(のかを)……なぜ・どうして……ある状態である……それは、ギャッツビーが「自分」に求めようとしている大事なお願いとそれにまつわるあれこれもろもろの事情すべてが……まるごと全部・あらゆること……あることをしなければならない……それは、(知らせ・ニュースなどが)伝わる・届くことだ……何・誰を通じてかというと……嬢(未婚女性に付ける敬称の語)……ベイカーだ……』」
I は(三つ目の I と me も)、「自分」が話している言葉のようなので、「自分」を指すのではないでしょうか?
don’t は(どちらも)、do not を短く縮めた形ではないでしょうか?
you は(どちらも)、「自分」が話している相手と思われる、Gatsby を指しているのではないでしょうか?
won’t は、will not を短く縮めた形ではないでしょうか?
and と tell の間には、I don’t understand why you won’t が省略されているのではないでしょうか?
it は、第82回 52ページ末尾から3行目辺りに出てきた、a big request とそれにまつわるあれこれもろもろの事情?すべてを指すのではないでしょうか?……また、直後の all は、it が漠然と指すものすべてを丸ごと全部と強調するような意味合いで使われているのではないでしょうか?……。
①で機嫌を取ってきた?らしいギャッツビーに対して?「自分」が?本心を?怒りを?ぶちまけている?ようです……「自分」は不可解・なぞ・秘密を好まない・望まない?と「自分」が返事をした?と……それに・加えて?「自分」は?なぜ・どうして?ギャッツビーが?率直に・あからさまに・ざっくばらんに?立場を明らかにすることをしようとしないのか?を理解する・(真意などを)のみ込む・合点する?ことをしない?と……そして・なおかつ・同時に?なぜ・どうして?ギャッツビーが?ギャッツビーが何を欲しい・望む・手に入れたいのかを?「自分」に話す・語る・(秘密を)漏らすことをしようとしないのか?を理解する・(真意などを)のみ込む・合点する?ことをしない?と……さらに?なぜ・どうして?ギャッツビーが「自分」に求めようとしている大事なお願いとそれにまつわるあれこれもろもろの事情すべてが?まるごと全部・あらゆることが?ベイカー嬢を通じて?(知らせ・ニュースなどが)伝わる・届く?ことをしなければならない状態であるのか?と……要は?ギャッツビーが話そうとしない大事なお願いの具体的な内容?を今すぐ話せ?と「自分」はギャッツビーに強く求めている?のではない?でしょうか?……ベイカー嬢から聞かされるのは嫌だ?と……ギャッツビー本人の口から今すぐ聞かせろ?と……そして?「自分」とベイカー嬢が?二人だけで?過ごせる時間に?お前なんかが出しゃばってくんな?割り込むな?と言いたい?のではない?でしょうか?……もう?なんか?ヒステリー?状態?……ブチ切れてない?……溜まりに溜まった鬱憤が?爆発してる?……ギャッツビーのバカは?朝っぱらから?わからんこと言うし?ウルフシームいう?アホンダラは?失礼千万?だし?もう?どういうことなら?どうなっとんなら?な〜んてことを?思ったかどうかは?わかりませんが?でも?もしかしたら?それに近い?気持ちに?なっていたり?してたり?した?んじゃあない?んでしょうか?……さて?ギャッツビーの反応は?……。
③ “Oh, it’s nothing underhand," he assured me. “Miss Baker’s a great sportswoman, you know, and she’d never do anything that wasn’t all right."
「『おお・おや・あ・ああ(驚き・恐怖・感嘆・苦痛・喜び・願望などいろいろの感情を表わす)……ギャッツビーが「自分」に求めようとしている大事なお願いとそれにまつわるあれこれもろもろの事情すべては…ある状態である……それは、何もあるものでない・少しもあるものでない……それは、秘密の・内密の・陰険な・こそこそしたものだ……』とギャッツビーが……(人に)請け合った・保証(断言・確約)した・(人の)疑念を払った・安心(得心)させた……「自分」を……『嬢(未婚女性に付ける敬称の語)……ベイカーが…ある状態である……それは、一人の・一例の……卓越した・偉大な……スポーツウーマンだ……ねえ(そうでしょう)・(あることです)ね……それに・加えて・なおかつ……ベイカー嬢は…あることをするだろう・あることをするはずだ……それは、決してあることをしない……それは、(あることを)する・遂行することだ……なにも……(その)なにも……ある状態ではなかった(ない)……それは、申し分ない・けっこうなものだ……』」
it’s は、it is を短く縮めた形ではないでしょうか?……また、it は、②の it (all) と同じものを指すのではないでしょうか?
he は、おそらくこの言葉を話していると考えられる、Gatsby を指しているのではないでしょうか?
Miss Baker’s は、Miss Baker is を短く縮めた形ではないでしょうか?
you は、①からギャッツビーが話している相手である、「自分」を指しているのではないでしょうか?
she’d は、she would (she should) などを短く縮めた形ではないでしょうか?…… she は、Miss Baker を指すのではないでしょうか?
that は、直前の anything を指して言いかえているのではないでしょうか?
wasn’t は、was not を短く縮めた形はないでしょうか?
①でギャッツビーが「自分」の機嫌を取ろうとしたら?②で却って?「自分」が逆ギレして?③でギャッツビーがさらに「自分」をなだめにかかっている?ようでは?ない?でしょうか?……おお・おや・あ・ああ?ギャッツビーが「自分」に求めようとしている大事なお願いとそれにまつわるあれこれもろもろの事情すべては?何も?少しも?秘密の・内密の・陰険な・こそこそしたものでない?状態である?とギャッツビーが?「自分」に?請け合った・保証(断言・確約)した・(人の)疑念を払った・安心(得心)させた?と……続けて?ベイカー嬢は?一人の・一例の?卓越した・偉大な?スポーツウーマンである状態である?と……そして?ねえ(そうでしょう)?そうですよね?と確認を入れた上で?それに・加えて・なおかつ?ベイカー嬢は?申し分ない・けっこうなもの?の状態でなかったものはなにも?決して?(あることを)する・遂行することをしないだろう?(あることを)する・遂行することをしないはずだ?と……ギャッツビーが自ら話そうとしないことに②で不満をぶちまけた?「自分」に対して?ギャッツビーが?まず?大事なお願いというのは?何も秘密でも内密でもないし?陰険なことでもないし?こそこそしたものでもない?と言い訳している?ようではない?でしょうか?……ギャッツビーとしては?これで?「自分」を安心させようとしている?つもり?のようでは?ない?でしょうか?……さらに?その根拠?のつもり?でしょうか?……だって?ベイカー嬢に伝えてもらうんだから?と……ベイカー嬢は?すごい?プロゴルフ選手?ではないか?と……そんな?すごい?プロゴルフ選手が?申し分ない・けっこうなものでないこと?つまり?問題のあること?こそこそ陰に隠れてやるようなこと?を何であれ?なにも?しないだろう?するはずがないだろう?と言っている?のではない?でしょうか?……なんでしょうねえ?……「自分」の方は?②でぶちまけた不満は?ベイカー嬢を通すなよ?お前が自ら言えよ?ってこと?なんじゃあない?でしょうか?……ところが?ギャッツビーの方は?その?「自分」の思い?を理解していない?んじゃあない?でしょうか?……別に大っぴらにできないとか?いわゆる?悪事?とかではない?だから安心してくれ?という的外れ?な説得の仕方?で「自分」の不満に応じている?ようでは?ない?でしょうか?……これでは?「自分」にしてみれば?答えになってない?んじゃあない?でしょうか?……そうじゃないよ?わかってないな?そういう問題じゃないんだよ?ベイカー嬢を通すこと自体が問題なんだ?大事なお願いの中身の問題じゃないんだよ?って?……ここでも?またすれ違ってる?……ギャッツビーは?自らの大事なお願い?ってのを?なんとか?何がなんでも?「自分」に?聞いてもらわなくちゃ?っていう思いで?頭がいっぱい?……一方?「自分」は?ことベイカー嬢が出てくるや?「自分」とベイカー嬢の?二人だけ?の世界を?必死で守る?ことしか?頭にない?……どっちも?それぞれに?自身の思い?願い?のことしか?考えられない?……これでは?突破口は開けない?折り合いがつくはずもない?……正面衝突?……どっちかが?折れる?退く?しかない?……で?まあ?第82・83回では?ギャッツビーが?無理矢理ごり押しで?頭ごなしに「自分」を押さえつける形で?強引に決着をつけて?押し通した?ようでは?なかった?でしょうか?……さて?では?今度は?……。
④ Suddenly he looked at his watch, jumped up, and hurried from the room, leaving me with Mr. Wolfsheim at the table.
「突然に・にわかに・突如として・いきなり……ギャッツビーが……目を向けた・見た・注視した・熟視した……何に(何を)かというと……ギャッツビーの……懐中時計だ……(それから)……跳び上がった……(低い位置から)上へ・上に・起きて……それから・その後……急いだ……どこからかというと……ギャッツビーと「自分」とウルフシームの三人がランチを食べていた場所・空間だ……置いて行き・置き去りにして・見捨てて・残して……「自分」を……誰といっしょにかというと……氏(男性に付ける敬称の語)……ウルフシームだ……どこにかというと……ギャッツビーと「自分」とウルフシームの三人が座っていた卓・食卓だ……」
he (his) は(すべて)、③で話していた Gatsby を指すのではないでしょうか?
the room は、前回55ページ末尾に出ていた the room と同じ、ギャッツビーと「自分」とウルフシームの三人がランチを食べていた場所・空間?を指すのではないでしょうか?
the table は、前回56ページ3行目に出ていた our own table、ギャッツビーと「自分」とウルフシームの三人が座っていた卓・食卓?を指すのではないでしょうか?
なんと!③で?言いたいことを言った?と思ったら?ギャッツビーは?④で?突然?自らの懐中時計?を見て?それから?跳び上がって?立って?ギャッツビーと「自分」とウルフシームの三人がランチを食べていた場所・空間から?急いで?出た?のでしょうか?……ということは?結果的に?「自分」を?ギャッツビーと「自分」とウルフシームの三人が座っていた卓・食卓に?ウルフシーム氏といっしょに?置いて行った?状態で?と……要は?いなくなった?ってことじゃあ?ない?でしょうか?……またもや?勝手に?消える?……まあ?時計を見て?急いで出た?ということであれば?用事?約束?でも?あって?その時刻になった?ということ?でしょうか?……う〜〜〜〜〜〜ん……「自分」?どんな気持ちでしょうねえ?……寄りにも寄って?ウルフシームみたいな?ムカつく奴?野郎?と?二人だけで?置いていかれて?……またもや?いや?ますます?腹が立つ?怒りが増すばかり?だったりとか?しない?でしょうか?……ということで?結局?今回も?また?ギャッツビーが?自らの意志を?無理やり通した?「自分」は?強制的に?ギャッツビーのやり方に?合わせざるを得なくなった?のでは?ない?でしょうか?……な〜んだか?こういうところも?ギャッツビーの?神?気取り?を思わせる?ような?……自らの思うがままになって当たり前?的な?……だけど?本物の神様って?こんなんでしょうか?……な〜んだか?やっぱり?どうも?エセ神様?のような?……(まあ?それも?当然?……ギャッツビーだって?人間?にすぎない?んだから?)……さて?ところで?「自分」と一緒に置いていかれた?ウルフシームの方は?どんな様子なんでしょうか?……。
⑤ “He has to telephone," said Mr. Wolfsheim, following him with his eyes. “Fine fellow, isn’t he? Handsome to look at and a perfect gentleman." / “Yes." / “He’s an Oggsford man." / “Oh!" / “He went to Oggsford College in England. You know Oggsford College?" / “I’ve heard of it." / “It’s one of the most famous colleges in the world."
「『ギャッツビーは……あることをしなければならない・あることにちがいない……(何をすることかというと)……それは、電話をすることだ……』と言った・話した……ウルフシーム氏が……(あるもののあとを)追跡して……ギャッツビーを……何で・何を用いてかというと……ウルフシーム氏の……目・眼だ……『(ギャッツビーは……ある状態である)……(それは)みごとな・すばらしい・(実に)りっぱな・優秀な・卓抜な・完成(洗練)された・申し分ない・正直で誠実な・上品な・高雅な……人・男・やつ(しばしば親しいよびかけ)だ……ある状態ではないことがあるか?……(それは、みごとな・すばらしい・(実に)りっぱな・優秀な・卓抜な・完成(洗練)された・申し分ない・正直で誠実な・上品な・高雅な)……ギャッツビーが……(ギャッツビーは……ある状態である)……(それは)りっぱな・美しい・目鼻だちの整った・端麗な・すばらしい・堂々とした……あることをするのに……それは、目を向ける・見ることだ……何・誰をかというと(ギャッツビーだ)……なおかつ・同時に……一人の・一例の……完全(無欠)な・完璧な・申し分のない……家柄のよい人・身分のある人・育ちのよい義侠的な人・りっぱな人物だ……』 / 『(相手の言葉に同意を表わして)そうだ・さよう・しかり・なるほどそうだ……』 / 『ギャッツビーは…ある状態である……それは、一人の……オッグスフォード(の)……出身者だ……』 / 『おお・おや・あ・ああ(驚きなどいろいろの感情を表わす)……』 / 『ギャッツビーは……進んだ……どこにかというと……オッグスフォード……カレッジだ……どこにあるかというと……イングランドだ……あなた(「自分」)は……知っている・わかる(だろう?)……オッグスフォード……カレッジを……』 / 『「自分」は…ある状態である……それは、聞き知った・伝え聞いたことだ……あることについて……それは、オッグスフォード・カレッジだ……』 / 『オッグスフォード・カレッジは…ある状態である……それは、(特定の人・物のうちの)一人・一つだ……何のうちかというと……特定される……最も・一番……有名な・著名な・名高い……カレッジだ……どこにあるかというと……特定される・唯一の・あの……世界・天地・地球・この世・世間だ……』」
He (him, he) はすべて、Gatsby を指すのではないでしょうか?……一方、his は、Mr. Wolfsheim を指すのではないでしょうか?……。
Fine fellow の前には、He is が省略されているのではないでしょうか?
isn’t は、is not を短く縮めた形ではないでしょうか?…… isn’t he? は、ギャッツビーが fine fellow の状態ではないことがあるか?ないだろう?と相手に同意を求めている?のではないでしょうか?……。
Handsome の前にも、He is が省略されているのではないでしょうか?……また、look at (見る)の対象はギャッツビーではないでしょうか?……。
He’s は、He is を短く縮めた形ではないでしょうか?
Oggsford は、Oxford と言っているつもり?なのではないでしょうか?……また、Oxford は、College ではなく?University?の語が正しい?ようではないでしょうか?……ここは?ウルフシームの言葉が間違っている?のではないでしょうか?……。
I’ve は、I have を短く縮めた形ではないでしょうか?
it は、Oggsford College を指すのではないでしょうか?……He went to Oggsford College in England を指すようにも思われそう?ですが? You know Oggsford College? と訊かれて答えている?言葉のよう?なので?ここは?Oggsford College のことだけ?について「自分」は聞き知った・伝え聞いた状態である?と答えている?のではないでしょうか?……。
It’s は、It is を短く縮めた形ではないでしょうか?……また、この It も、Oggsford College を指すのではないでしょうか?……。
ギャッツビーがいきなり消えて?「自分」と一緒に置いていかれた?ウルフシームは?どうも?「自分」とは違う様子?のようでは?ない?でしょうか?……「自分」の方は?ギャッツビーのやり方に?驚いたり?腹を立てたり?してた?かもしれない?けれど?ウルフシームの方は?驚きもしてないし?落ち着いてる?ようでは?ない?でしょうか?……その証拠に?ギャッツビーは電話をすることをしなければならない?電話をすることにちがいない?とウルフシーム氏が言って・話して?それから?ウルフシーム氏の目・眼で?ウルフシーム氏の目・眼を用いて?ギャッツビーのあとを?追跡した?と……続いて?ギャッツビーは?みごとな・すばらしい・(実に)りっぱな・優秀な・卓抜な・完成(洗練)された・申し分ない・正直で誠実な・上品な・高雅な?人・男・やつ(しばしば親しいよびかけ)だろう?と「自分」に同意を求めて?さらに?ギャッツビーは?目を向ける・見るのに?りっぱな・美しい・目鼻だちの整った・端麗な・すばらしい・堂々とした?状態で?なおかつ・同時に?一人の・一例の……完全(無欠)な・完璧な・申し分のない?家柄のよい人・身分のある人・育ちのよい義侠的な人・りっぱな人物?の状態だ?と……どうやら?ウルフシームは?突然いなくなった?ギャッツビーを?かばっている?ようではないでしょうか?……しかも?それだけじゃなくて?どうも?ギャッツビーのことを?褒めまくっている?ようでは?ない?でしょうか?……ギャッツビーの後ろ姿?をじっと見ながら?でしょうか?立派な人物だろう?と……見た目も立派で?中身も?立派?だと……要は?イケメンだろ?しかも?申し分のない?立派な人物だ?と言っている?ようではない?でしょうか?……で?それに対して?「自分」は?とりあえず?でしょうか?ウルフシームの言葉に同意を表して? Yes と一言だけ?応じている?ようでは?ない?でしょうか?……そしたら?ウルフシームが?また喋り出して?ギャッツビーは?オッグスフォードの出身者なんだ?と……で?この言葉に対して?「自分」は?驚きなどのいろいろな感情を表す Oh! という一言で応じている?ようです……これって?どういう意味?どういう気持ち?を表している?のでしょうか?……ギャッツビーが英国のオックスフォード大学に留学した?ってことは?もう?「自分」は?知っている?はず?ですよね?……ってことは?別に?その情報自体に?驚いたわけではない?のでは?ない?でしょうか?……じゃあ?何に?驚いた?何か?感情を動かされた?のでしょうか?……それは?もしかしたら?まず?オックスフォード?じゃなくて?オッグスフォード?という?間違った?正しくない?発音?だったり?しない?でしょうか?……それに?まさか?ウルフシームの口から?ギャッツビーが英国のオックスフォードに留学してた?って話を聞くとは?「自分」は?思ってもみなかった?というような?気持ち?考え?とかも?あったりとか?しない?でしょうか?……それと?もしかしたら?ギャッツビーが英国のオックスフォードに留学してたという情報が?思いがけず?はからずも?ベイカー嬢以外の?いわば?第三者?から裏付けられた?形?格好?になった?ことも?「自分」にとっては?驚き?につながった?かもしれない?のでしょうか?……ああ?ギャッツビーは?本当に?英国のオックスフォードに留学してたんだな?と改めて?間違いのない事実のようだな?と納得させられた?ような感じ?なんでしょうか?……で?そんな驚いた?「自分」の?反応に?気を良くした?のかどうかはわかりませんが?どうも?なんだか?勢いづいた?ような気配?が感じられそう?なウルフシームが?喜んで?続けて?ギャッツビーは?イングランドにある?オッグスフォード・カレッジに進んだんだ?と……「自分」は?オッグスフォード・カレッジを知っている・わかるだろう?と……その問いかけに対して?「自分」は?オッグスフォード・カレッジについて?聞き知った・伝え聞いた?状態である?と答え?……そしたら?さらに?ウルフシームが?(喜んで?)オッグスフォード・カレッジというのは?この世界で?最も・一番?有名な・著名な・名高い?カレッジの?一つだ?と……どうやら?ウルフシームは?「自分」の驚いた反応を見て?おっ?これは?「自分」は?オッグスフォードのことを知らないな?と思った?ようではない?でしょうか?……だから?よし?教えてやろう?ってな感じ?を受けませんか?……英国のオックスフォード大学は?もちろん?世界の一流大学として有名で名高い?でしょうか?……ただ?「自分」が卒業した?らしい?イェール大学?というのも?やっぱり?(もしかしたら?)劣らず?世界の一流大学として有名で名高い?ものだったり?しない?んでしょうか?……な〜んか?ここでも?「自分」の?(というより?作者の?でしょうか?)ウルフシームに対する?悪意?意地の悪さ?みたいなもの?を感じませんか?……ウルフシームが?ものを知らない?愚かな?馬鹿者?という印象を持たれる?ような?会話の流れ?になっている?ような?……な〜んだか?どうなんでしょうねえ?……根に持ってる?のか?……う〜〜〜〜〜〜ん……まあ?見方によっては?ウルフシームってのは?単純で?無邪気?なもん?……「自分」とは違って?邪気は無い?ような?……確かに?これまでみてきた?ウルフシームという人は?感じ悪い?失礼?無礼?自己中(心)?なのは?間違いない?……だけど?これじゃあ?ここまでいくと?「自分」も?どうなんでしょうか?……な〜んだか?無礼じゃない?かもしれない?けれど?意地悪?じゃない?でしょうか?…… a perfect rose とは?言えない?ような?……ウルフシームは?バカ?なんだろうけど?少なくとも?意地悪くはない?……でも?「自分」は?賢くて?立派?なんだろうけど?意地が悪い?ようにも?…… Chapter 3 に続いて?「自分」の?嫌な面?が際立つ?ような?描かれ方?がしてある?でしょうか?……。
⑥ “Have you known Gatsby for a long time?" I inquired.
「『ある状態であるか?……あなた(ウルフシーム)は……それは、知っている・知り合いである・懇意である・交際していることだ……ギャッツビーを(と)……どれくらいの期間かというと……一つの・一単位の……長い……時・時間・時の経過・歳月だ……』と「自分」が……尋ねた・問うた・質問をした……」
you は、「自分」が話している相手であるらしい、ウルフシームを指しているのではないでしょうか?
⑤の最後のウルフシームの言葉に対して?「自分」はそれ以上?その会話を続けようとせず?話題を変えた?ようでは?ない?でしょうか?……ウルフシームが?長い歳月の間?ギャッツビーを知っている?ギャッツビーと知り合いである・懇意である・交際している?状態であるか?と「自分」が?尋ねた・問うた・質問をした?と……「自分」は?いったい?何を思った?考えた?のでしょうねえ?……ギャッツビーが英国のオックスフォードに留学していたことを?ウルフシームが?知っている?のであれば?これまで?長い歳月?年月?の間?ウルフシームとギャッツビーが?知り合いで?親しく?してきた?仲間?友人?なのかな?と思った?のでしょうか?……で?いったい?どれくらいの?どの程度の?仲?親しさ?なんだろうな?とか?も思ったり?した?のかもしれない?でしょうか?……つまり?この⑥の問いかけ?質問?は「自分」が?ウルフシームから?情報を引き出そうとしている?ようではない?でしょうか?……まあ?素直に?疑問をぶつけてみた?というよりは?なんとな〜く?やっぱり?意地の悪〜い?思い?から?まるで?敵の?まだ知らない?情報?秘密?とか?を手に入れてやろう?みたいな?黒〜い?暗〜い?思い?とか?がなんとな〜く?感じられたり?しませんか?……まあ?わかりませんけど?……(勘ぐり過ぎ?かもしれない?ですけど?)……これ?ベイカー嬢や?ウィルソン夫人の妹キャサリンだったら?「自分」みたいに?ウルフシームの言葉に?一々返事をしていた?でしょうか?……こいつは信用ならない?と感じた途端に?ひとっことも?しゃべらずに?もしかしたら?ぜぇーったいに?目も合わさず?そっぽを向くとか?下を向いたまま顔を上げないとか?っていうより?そもそも?座ってない?即行で帰ってる?で?二度と合わない?とかだったり?する?んじゃあない?でしょうか?……だって?喋れば喋るほど?関われば関わるほど?抜き差しならない?事態にだって?なりかねない?かもしれない?のだから?……「自分」?賢い?ようでいて?実は?本当に?賢い?のって?誰?なんでしょうねえ?……どんな?行動?考え方?振る舞い?をするのが?本当の意味で?賢い?のでしょうねえ?……。
⑦ “Several years," he answered in a gratified way. “I made the pleasure of his acquaintance just after the war. But I knew I had discovered a man of fine breeding after I talked with him an hour.
「『いくつかの・数個の……年・年度だ……』とウルフシームが……答えた・返事をした・応答した……ある状態・様子で……それは、一つの・一例の・一種の……喜んで・満足して(いる)……仕方・風・状態・具合だ……『私(ウルフシーム)は……得た……特定される・あの……喜び・愉快・満足を……何の・どのようなものかというと……ギャッツビーの……面識・知り合いであることだ……まさに・まさしく・ちょうど……あることの後に……それは、特定される・あの・例の……戦争(第一次世界大戦)だ……しかし・けれども……私(ウルフシーム)は……わかった・識別した……私(ウルフシーム)が……ある状態だったことを……それは、発見した・(人材などを)見いだしたことを……一人の……(あることをする)男を……どのようなものかというと……みごとな・すばらしい・(実に)りっぱな・申し分ない・正直で誠実な・上品な・高雅な……家系・血統・養育・しつけ・教育・りっぱな行儀作法だ……あることをした後に……それは、私(ウルフシーム)が……口をきいた・しゃべった・話し合った・ペチャクチャしゃべったことだ……誰と(いっしょに)かというと……ギャッツビーだ……一つの・一単位の……1時間だ……』」
he は、この言葉を話していると思われる、ウルフシームを指すのではないでしょうか?
I は(すべて)、この言葉を話していると思われる、ウルフシームを指すのではないでしょうか?
his (him) は、⑥に出てきた、Gatsby を指しているのではないでしょうか?
the war は、この物語の時代らしい1925年頃に最も近い時期にあった、(この物語の中で何度も出てきた)第一次世界大戦を指すのではないでしょうか?
But は、前後の内容が別に逆にはなっていない?ように思われますが?ウルフシームの使い方がおかしい?のでしょうか?……それとも?何か?別の意味?でも込められている?のでしょうか?……。
a man of fine breeding は、ギャッツビーのことを指しているのではないでしょうか?……ギャッツビーは、a man of fine breeding だ?と思った?評価している?のではないでしょうか?……。
⑥の「自分」の問いかけ?質問?に対して?ウルフシームが?いくつかの年数だ?と答えた?ようです……その状態?様子?が一種の?喜んで・満足している?仕方・風・状態・具合だった?と……続けて?ウルフシームは?まさに・まさしく・ちょうど?第一次世界大戦の後に?ギャッツビーの面識・知り合いであること?という喜び・愉快・満足?を得た?と……しかし・けれども?ウルフシームは?1時間?ギャッツビーと(いっしょに)?口をきいた・しゃべった・話し合った・ペチャクチャしゃべったこと?をした後に?一人の?みごとな・すばらしい・(実に)りっぱな・申し分ない・正直で誠実な・上品な・高雅な?家系・血統・養育・しつけ・教育・りっぱな行儀作法?の男を?発見した・(人材などを)見いだした?状態だった?ことがわかった・識別した?と……まず?ウルフシームがギャッツビーに知り合ったのは?どうやら?ちょうど?第一次世界大戦の後?のようではない?でしょうか?……とすると?1918年頃?に知り合った?のでしょうか?……で?今?1925年頃?とすると?大体?7年?くらい?でしょうか?……で?ウルフシームは?ギャッツビーと知り合うという?喜びを得た?と言っている?ようでは?ない?でしょうか?……つまり?ウルフシームは?ギャッツビーと知り合えたことを?喜んでいる?ラッキー?みたいな?感じ?なんでしょうか?……で?一時間?ギャッツビーとしゃべった?ようでは?ない?でしょうか?……で?その結果?りっぱな?申し分ない?しつけ?教育?を受けた?男?人?を見いだした?とわかった?と……これって?英国のオックスフォードに留学していたこと?を指している?のでしょうか?……なんでしょう?……学のある男?みたいな?感じ?なんでしょうか?……な〜んか?ギャッツビーの邸宅で開かれた宴で?ギャッツビーの邸宅内の図書室?らしきところ?にいた?メガネをかけてフクロウのように大きな目になったでっぷりした中年の男性?と同じような?こと?を言ってる?ようにも?……まあ?あの?メガネをかけてフクロウの目のようになったでっぷりした中年の男性は?あくまでも?ギャッツビーの邸宅内の図書室?らしきところ?に置かれた本?を見た上で?ギャッツビーってのはきっとすごい人物だろう?と高く評価していた?ようでしたけど?……このウルフシームの方は?しゃべってみたら?ギャッツビーってのは?立派な教育を受けた男だ?とわかった?と……ということは?そういう?立派な教育を受けた男と知り合えて?喜んだ?ということ?のようでは?ない?でしょうか?……なんでしょう?……ウルフシームって?少なくとも?話している英語の言葉?を聞いている限りでは?とても?学があるとか?立派な教育を受けてきたとは?思えない?ような?……だけど?自らのことは棚に上げて?なんでしょうか?立派な教育のある男?人?をすばらしい?とかって?褒めている?ような?……それとも?自身には?あまり?立派な教育?教養?とかはない?からこそ?そうした?立派な教育のある男?に出会えて?知り合えて?嬉しい?ラッキー?と喜んでいる?のでしょうか?……まあ?なんにしても?ウルフシームは?ギャッツビーのことを?べた褒め?状態?じゃあない?でしょうか?……う〜〜〜〜〜〜ん……「自分」は?ウルフシームのこの⑦の言葉を?どんな気持ちで?聞いていた?でしょうねえ?……第79回(50ページ末尾から7-5行目辺り)では?「自分」の?ギャッツビーに対する?評価は?もう?ガタ落ち?のようでは?なかった?でしょうか?……ほとんど?小馬鹿にしてた?ような?……ところが?ウルフシームは?ギャッツビーのことを?立派な人間だ?すばらしい?と褒めまくり?……へえーっ?そんなにご立派ですかねえ?なーんて?もしかしたら?「自分」は?思ってたり?して?……ねえ……。
⑧ I said to myself: 'There’s the kind of man you’d like to take home and introduce to your mother and sister."" He paused.
【One More Library の原書データでは、sister.’." となっていますが、Scribner の書籍によれば、sister.'" となるのが正しいようなので、訂正しておきます。】
「私(ウルフシーム)は……言った・話した……誰にかというと……私(ウルフシーム)自身だ(心の中で考えた・ひとりごとでつぶやいた)……『あるものがある(そこにはあるものがある)…ある状態である……それは、特定される(後から説明する特徴を持つ)……種類・ある種類の人だ……どのようなものかというと……(成人の)男・男子・(男性の)大人だ……(一般に)人は(だれでも)…あることをしようとするだろう・あることをしようとするはずだ……それは、望む・欲する・したいことだ……何をすることかというと……連れて行くことだ……わが家・うち・家に……そして・それから・その後……紹介することだ……誰にかというと……(一般に)人の(だれでも)……母親・お母さんだ……加えて……女のきょうだいだ……』』 ウルフシームが……小休止した・とぎれた・ためらった・思案した……」
I (myself) は、⑦のウルフシームの言葉の続き?のようなので、ウルフシームを指すのではないでしょうか?
:(コロン)は、ウルフシームが自らに言った・話した言葉が続くことを表しているのではないでしょうか?
'(シングルクォーテーション)で囲まれた部分は、ウルフシームが自らに言った・話した言葉を表しているのではないでしょうか?
There’s は、There is を短く縮めた形ではないでしょうか?
you’d は、you would や you should を短く縮めた形ではないでしょうか?…… you は、特定の人を指しているのではなく、一般に誰でも、という意味で使われている?のではないでしょうか?……その後の your も同様ではないでしょうか?……。
take の後には、本来 (the kind of) man が来るはずなのが、前に出ている?のではないでしょうか?
He は、⑦からずっと話してきたらしい、ウルフシームを指すのではないでしょうか?
⑦で?ウルフシームは?立派な教育を受けた男?を見いだした?とわかった?らしい?ときに?どうやら?ウルフシーム自身に?言った・話した?心の中で考えた?ひとりごとでつぶやいた?ことがある?と……それが?誰でも?家に連れて行き?誰でも自らの?母親・お母さん?加えて?女のきょうだい?に紹介すること?を望む・欲する・したいこと?をしようとするだろう?しようとするはずだ?という種類の?男・男子・男性?だと……で?そこまで言って?ウルフシームは?小休止した・とぎれた・ためらった・思案した?と……どうやら?ウルフシームは?ギャッツビーのことを?⑦で言った?立派な教育を受けた男?だと思っただけではなかった?ようでは?ない?でしょうか?……ギャッツビーが?目の前にいる?状態で?思った?らしいのが?誰でも家に連れて行き?そして誰でも自らの?母親と?女のきょうだいに?紹介したい?と思うだろう?思うはずだ?という種類の男が?今?目の前にいるぞ?と……どういうことでしょうか?……誰でも?自らの家につれていき?家族に紹介する?それも?女性?女子?の家族に?と……それって?ギャッツビーが?どんな女性?女子?に紹介しても?大丈夫?とか?問題など起こさない?だろう?ってこと?でしょうか?……母親?世代?にも?失礼がないし?もしかしたら?若い?世代?の女子?にも?安心して?紹介できる?好青年?とか?ってこと?でしょうか?……う〜〜〜〜〜〜ん……逆に?家に連れていけなくて?母親にも?女のきょうだいにも?紹介できない?男子?男性?ってどんなの?でしょうか?……まあ?言葉使いが?なってない?とか?態度が?悪い?とか?女と見れば?見境なく?すぐに手を出す?とか?まあ?そういう?困りもの?では?紹介できない?でしょうか?……ウルフシームが?言っているのは?ウルフシーム自身が?自らの家に連れて行き?自らの母親と女のきょうだいに?紹介したい?くらいの?立派な?好青年だ?ってこと?なんじゃあ?ない?でしょうか?……なんでしょうねえ?……俺には?こんなに立派な?好青年の?知り合い?がいるんだぞ?みたいな?……母親とか?女のきょうだいに?紹介したら?自慢できる?大きな顔できる?偉そうに?威張れる?とか?でしょうか?……そういう?立派な?好青年?が知り合い?の俺って?すごいだろ?みたいな?……まあ?それくらい?ギャッツビーが?ウルフシームには?立派な?好青年?に見えた?ってこと?ではない?でしょうか?……そして?その印象?評価?が今でも?初めて会ってから七年?くらい?経っても?変わらない?……う〜〜〜〜〜〜ん……ここが?「自分」と?随分?違う?ような?……「自分」は?ギャッツビーって?つまんねえ?みたいな?……でも?ウルフシームは?初めて会ったときから?ずっと?今でも?いやギャッツビーってのは?どこを取っても?どこまでも?立派で?すばらしい?……容姿にも恵まれ?中身も?教育も?人柄も?何もかもが?立派で?すばらしい?って?……いや?これって?もう?男が惚れ込んだ男?と言ってもいい?くらい?じゃない?でしょうか?……そこまで?ウルフシームは?もしかしたら?ギャッツビーに?入れ込んでる?かもしれない?……すごいですねえ?……そんなに?……ねえ……「自分」なんかは?ついてけない?んじゃあない?でしょうか?……まあ?ウルフシームって人が?あまり?教養?とかは?ない?のだとしたら?ギャッツビーの姿が?眩しいくらい?素敵に?映った?のかもしれない?ですねえ?……ギャッツビーというのは?人によって?こんなにも?評価が異なる?割れる?ようですねえ?……。
おつかれさまでした。どうでしたか?
「自分」?めちゃくちゃ?機嫌悪そう?ですねえ?……ギャッツビーも?さすがにまずいな?と思った?のでしょうか?……ただ?ご機嫌取り?なだめにかかった?とはいえ?あくまでも?ギャッツビー流?ギャッツビーのペース?……だから?「自分」は?怒ったまんま?だった?んじゃあない?でしょうか?……まあ?この調子じゃあ?ベイカー嬢に会っても?ギャッツビーの大事なお願い?の話をするのでは?「自分」の機嫌は直らなそう?じゃあない?でしょうか?……まっ?ギャッツビーじゃなくても?誰であろうと?「自分」とベイカー嬢の間に?割って入ろうとする奴は?み〜んな?気に入らない?許せない?腹立つ?んじゃあない?でしょうか?……ねえ……よく?ヒステリー?って言葉は?女性に使われる?ことの方が?多そう?だけど?「自分」の?こういう状態?感じ?って?ヒステリー?っぽくない?でしょうか?……ベイカー嬢?って名前が?出てくるだけで?理性が飛ぶ?ような?……もう?感情だけ?本能のまま?にしか動けなくなってる?ような?……う〜〜〜〜〜〜〜ん……危なっかしい?……だから?「自分」のお父さんが言ったように?忍耐?辛抱?我慢?ってのが大事?だし?それが結局?自らのためになる?のでしょうか?……感情のままに?感情だけに?動かされるのって?危ない?怖い?……ギャッツビーにしろ?ウルフシームにしろ?「自分」?そんな人たちと関わってて?大丈夫?でしょうか?……ねえ……。
今回の考えるヒントに上げたお題 「56ページ6行目 I held out against it とはどういうことを言っているのか」 ですが……①で説明した通りです。ギャッツビーの微笑には?魔力がある?……だから?「自分」は?必死で?抵抗した?……う〜〜〜〜〜〜ん……見ようによっては?「自分」?大人気ない?ような?……だけど?そもそも?ギャッツビーが?悪い?……まあ?ギャッツビーは?ずるい?でしょうか?……「自分」にしたら?そりゃあ?ギャッツビーのペースで?踊らされてたまるか?みたいな?……ねえ……それにしても?ウルフシームによれば?ギャッツビーは?見た目もイケメン?らしい?ようで?……もし?その通りなら?イケメンが?神を思わせる?大きな愛?にあふれた?微笑を?見せる?振りまく?と……う〜〜〜〜〜〜ん……きっと?魅力がある?んじゃあない?でしょうか?……もしかしたら?ウルフシームも?その?ギャッツビーの?魅力?魔力?にやられちゃった?一人?だったり?する?のでしょうか?……まあ?ウルフシームの場合は?ギャッツビーの?オッグスフォードに留学した?ってところに?いたく?感心してる?よう?ですけど?……いわば?イケメンで?なおかつ?高学歴?でしょうか?……しかも?第一次大戦では?大活躍?立派な功績?を上げた?ようでは?なかった?でしょうか?……欧州の?いろんな国から?武功を讃えた?記念の品?メダル?まで?沢山?もらった?ようだし?……な〜んだか?ギャッツビー?もしかしたら?本当に?外見も?中身も?かっこよかったり?する?のでしょうか?……ただ?そういうギャッツビーと?あの大邸宅?でしょっちゅう?どんちゃん騒ぎの宴?を開いて?大勢?遊び人?を集めまくっている?らしい?ギャッツビーの姿?がなんかこう?結びつきにくい?ような?しっくりこない?ような?……な〜んか?違和感?ありませんか?……それに?ギャッツビーと?警察の偉い人?のな〜んか?ダークな?印象が?拭えない?関係?ってのも?ちょっと?好青年?ってのは?どうなんだろう?ベイカー嬢や?ウィルソン夫人の妹キャサリンのように?ギャッツビーは?黒だ?って判断?勘?直感?の方が?的確?で当たってたり?してそう?なような?……ただ?あれですね?ギャッツビーってのは?やっぱり?男性?には認められる?というか?好かれる?ような?……なんでしょうねえ?……女性?特に若い女子?には?危険?なところ?でもある?のでしょうか?……だけど?男性なら?別に?何も?危険はない?のでしょうか?……だから?「自分」も含めて?男性は?誰も?ベイカー嬢やウィルソン夫人の妹キャサリンのように?ギャッツビーを警戒はしない?のでしょうか?……まあ?女子に?いったい?ギャッツビーの?何が?危険?なのか?わかりませんけど?……まあ?謎が多くて?捉えどころがなくて?胡散臭い?のは間違いない?でしょうか?……だけど?それでも?男子は?男性は?気にしない?気にならない?嫌がらない?……でも?女子は?ダメ?受けつけない?……ただ?ギャッツビーの方でも?別に?特に若い女子に興味があるわけでもなさそう?だった?ような?……宴の来客?として?もてなしはするけど?あくまでも?来客として?に限っていた?ような?……むしろ?若い?というより?もしかしたら?どの?女子?女性?も寄せつけない?ような?空気?すら?出していた?ような?……な〜んでしょうねえ?……な〜んかこう?男の世界?で男にモテる?女には目もくれない?外見も中身もかっこいい?謎の男?ってのが?ギャッツビー?みたいな?姿が?浮かび上がってくる?でしょうか?……ただ?な〜んか?ダークサイドな?黒〜い一面が?気になる?ような?……ねえ……そういうところが?な〜んか?不安を?覚えませんか?……残念な結果?や展開?にならなきゃいいけど?……。
次回は、変わった物が?出てくる?……ぜひまた一緒に読んでみてください。
第89回の範囲は、56ページ末尾から8行目途中から57ページ14行目まで("I see you’re looking at 〜から、anything to offend him. まで)をみていきます。
次回の考えるヒントは……
- 56ページ末尾から2-1行目 He would never so much as look at a friend’s wife. という言葉は、何を言おうとしているのか
次回は、あれっ?逆転してない?って?……ぜひまた一緒にみていってください。
最後に、物語を読むときに心にとめたいポイントをまとめます。
・どうして作者はその言葉を使用したのか
・それぞれの登場人物に作者はどんな役割を割り当てているのか
・それぞれの登場人物のセリフや物語の展開を通じて作者は何を言おうとしているのか
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