Gatsby-75

このサイトは、英語で書かれた物語を一作品、最初から最後まで少しずつ読んでみようという試みです。

取り上げる作品は『The Great Gatsby』です。100年近く前に米国で出版された小説ですが、現代の日本人にも共感したり心を動かされるところが多々あると思います。

ぜひ一緒に、英語の原書を読んでみませんか。

(なお、このコンテンツはその著作者の解釈に基づくものであり、必ずしも正しいとは限らないことをご承知おきください。)

 

前回まで……どうやらベイカー嬢に心底しんそこれてしまったらしい「自分」――なんとか「自分」のペースにベイカー嬢をはめようと必死?でもがくもかわされて逃げられる始末しまつ……でもその現実を受けとめられず、ベイカー嬢を好きだという気持ちを否定して「自分」自身をごまかそうとするも、好きな気持ちはおさえられずドツボにはまっている?ようでした……そんな「自分」とベイカー嬢の仲もどうなるのか気になるところですが……なんといっても!この物語の主役はギャッツビーのはず……まだ「自分」とおなどしくらいにもかかわらず大邸宅のあるじで、毎週のように豪勢ごうせいうたげもよおしては来る者こばまず?で大盤振おおばんぶいのもてなしでふとぱらぶりをこれでもか?というくらい見せつけている?らしい、サンタクロースで道化で神レベル・神並みの(一見いっけん?)普通の(好)青年……「自分」の話によれば、このギャッツビーが何かやらかす?ようでした…… Chapter 4 をみていきましょう……。

 

原文はOne More Libraryの『The Great Gatsby』を使用します。

第75回の範囲は、48ページ1行目から48ページ末尾から7行目まで(On Sunday morning while church 〜から、no good reason at all. まで)をみていきます。

まず、今回の考えるヒントを上げます。

  • 48ページ末尾から11行目 goats はどういうことを言っているのか

 

なお、特に断っていなければ、基本的に次に上げる辞書の訳語や定義・意味に基づいて説明します。

主に使用する辞書

『リーダーズ英和中辞典(第2版)』(野村恵造)(研究社 2017)

『Pocket Oxford English Dictionary (Eleventh Edition)』(Maurice Waite) (Oxford University Press 2013)

『岩波国語辞典(第七版新版)』(西尾実 岩淵悦太郎 水谷静夫)(岩波書店 2017)

 

それでは今回の範囲をみていきます。

① On Sunday morning while church bells rang in the villages alogshore, the world and its mistress returned to Gatsby’s house and twinkled hilariously on his lawn.

「ある時に……それは、日曜日の……午前だ……あることが起こる間・あることがおこるうち・あることが起こるのと同時に……(キリスト教の)教会堂の……釣鐘つりがね・ベル・すずが……鳴った・ひびいた……どこでかというと……(いくつもの)村落そんらく集落しゅうらくだ……岸に沿った・いそづたいに……世界・天地・地球・宇宙・万物ばんぶつ……加えて……その世界・天地・地球・宇宙・万物の……(一家の)女主人が……もどった・(もとのやり方・状態・活動に)復帰ふっきした……何に・どこにかというと……ギャッツビーの……いえ家屋かおく・住宅・人家じんか・邸宅だ……そして・それから……ピカピカ(キラキラ)光った・きらめいた……すごくおもしろい(おかしい)様子で・陽気に・にぎやかに……何に向かって・めがけてかというと……ギャッツビーの(邸宅の)……芝地だ……」

its は、 the world を指しているのではないでしょうか?

his は、Gatsby を指しているのではないでしょうか?

Chapter 4 に入りました……ガラッと場面が変わっている?ようです……まず?日曜日の午前?の様子のようです……ということは?Chapter 3 で描かれていたギャッツビーの邸宅で開かれていた宴の翌日?ってこと?ではないでしょうか?……まあ?翌日と言っても?大方おおかた?日曜の朝方あさがたまで?てっして?さわいでいた?ようでしたけど?……まあ?とにかく?まず時は?日曜日の午前のようです……その日曜日の午前に?岸に沿った・磯づたいにある?いくつもの村落・集落で?キリスト教の教会堂の釣鐘・ベル・鈴が鳴った・響いた?ようです……ギャッツビーの邸宅があるのは?(そして「自分」の家も?)たしか?ロングアイランド島?の海の近く?ではなかったでしょうか?……だから?岸に沿った・磯づたいにある?村落・集落の様子が描かれている?のではないでしょうか?……そういえば?西洋の国々って?毎週日曜日って?教会の礼拝れいはいとかに行く?習慣があった?ような?……その礼拝?を知らせる?教会堂の釣鐘・ベル・鈴?だったりする?のでしょうか?……それが?どの村落・集落でも?鳴った・響いた?のではないでしょうか?……つまり?いかにも?日曜の午前?的なイベント?出来事?なんでしょうか?……で?そうやって?あちこちの村落・集落で?教会堂の釣鐘・ベル・鈴が鳴る中?世界・天地・地球・宇宙・万物とその世界・天地・地球・宇宙・万物の女主人がギャッツビーの邸宅に戻って復帰して?それからギャッツビーの(邸宅の)芝地に向かって・めがけてすごくおもしろい(おかしい)様子で・陽気に・にぎやかにピカピカ(キラキラ)光った・きらめいた?と……世界・天地・地球・宇宙・万物の女主人って?いったい何なんでしょうか?……それは?太陽?じゃあないでしょうか?……要は?夜が明けて?また日がのぼった?ってことじゃあないでしょうか?……そのことを? the world and its mistress returned という表現ひょうげんあらわしているのではないでしょうか?……つまり?他のどの村落や集落とも同じように?ギャッツビーの邸宅にもまた太陽のめぐみがもたらされ?あらたな一日が始まった?ってな感じ?でしょうか?……たしか?夏のはず?でしたから?晴天せいてん好天こうてん?で気持ちの良い一日の始まり?だったのではないでしょうか?……そんな様子を?この①は伝えようとしている?のではないでしょうか?……。

 

② “He’s a bootlegger," said the young ladies, moving somewhere between his cocktails and his flowers. “One time he killed a man who had found out that he was nephew to Von Hindenburg and second cousin to the devil.

「『ギャッツビーは……ある状態である……それは、密造みつぞう密売みつばい密輸みつゆ)者だ……』と言った・べた……(その場にいた)年の若い……女の人・婦人・女性・貴婦人きふじん淑女しゅくじょたちが……うごいている・移動いどうしている……どこかへ……あるものの間で……それは、ギャッツビーの……カクテル・混成酒こんせいしゅだ……加えて……ギャッツビーの……花・花を咲かせる植物・草花だ……『ある……時・機会……ギャッツビーは……殺した・死なせた・命をうばった……一人の男・男性を……その一人の男・男性は……ある状態だった……それは、発見した・事実を知った・罪(悪事あくじ)を看破かんぱした・正体しょうたい見破みやぶった……何をかというと……ギャッツビーが……ある状態だった……それは、おいだ……誰のかというと……フォン・ヒンデンブルクだ……しかも・なおかつ・同時に・言い換えれば……はとこ・(親の)いとこの子だ……誰のかというと……悪鬼あっき・魔王・サタン・極悪人ごくあくにん・人でなし・ぎょしがたい(あつかいにくい)もの・難物なんぶつ・やり手だ……」

He (his, he) は(すべて)、①で話題として提示ていじされた、ギャッツビーを指すのではないでしょうか?……He’s は、He is を短く縮めた形ではないでしょうか?……。

who は、直前の a man を指して言いかえているのではないでしょうか?

that は、「これから文が続く」ことを表し、found out 発見した内容を具体的に説明しているのではないでしょうか?

Von は、貴族の出身であることを表すようです…… Hindenburg は、ドイツで第一次大戦中、国民的英雄のような存在だったようです……ちょうどこの小説が出版されたらしい1925年にドイツ・ワイマール共和国の大統領に選ばれているようです……後に、ヒンデンブルク本人の意に反してナチス・ドイツのヒトラーを首相に任命することになったようですが、ほどなくして亡くなったようです……ここで出てくる the devil というのは、1925年当時の話なので、あくまでも米国(連合国)側の立場から、第一次大戦中の(敵方てきがたドイツの)ヒンデンブルクの活躍かつやくぶりを指して、(大げさに)しざまにののしっているのではないでしょうか?……また and は、悪口わるぐちを付け加えているというニュアンスで使われているのではないでしょうか?……。

どうやら?①で説明のあった気持ちの良い好天に恵まれた?ギャッツビーの邸宅の芝地?での様子を②以降で説明している?のでしょうか?……いきなり誰かの話し言葉?で始まっているようです……それが?ギャッツビーは密造(密売・密輸)者の状態である?と……ええっ ⁉ ……それって?違法いほう?じゃないの?……ってことは?とうな?職業ではない?……本当なら?犯罪でつかまったりとか?する?……だけど?この発言?いったい誰が言っているのでしょうか?……それが?その場にいた?らしい年の若い女の人・婦人・女性・貴婦人・淑女たちだ?と……つまり?日曜日の午前中に?ギャッツビーの邸宅の芝地には?年の若い女の人・婦人・女性・貴婦人・淑女たちが何人も?いて?そして?ギャッツビーは密造(密売・密輸)者なんだ?と言っていた?と……う〜〜〜〜〜〜ん……その日曜日の午前中にギャッツビーの邸宅の芝地にいた年の若い女の人・婦人・女性・貴婦人・淑女たちは?ギャッツビーは密造(密売・密輸)者なんだ?と言っていたと同時に?どこかへ動いている・移動している状態だった?と……じゃあ?どこを動いている・移動している状態だったのか?というと?ギャッツビーのカクテル・混成酒とギャッツビーの花・花を咲かせる植物・草花だ?と……どういうことでしょうか?……ギャッツビーの宴って?土曜の夜で終わりじゃない?んでしょうか?……もしかして?日曜日の午前も?実はまだ?宴の延長線状態?だった?んでしょうか?……そういう?お客のたぐい?なんでしょうか?……で?まだ?夜を徹して飲むだけではらず?さらに?もっと?お酒を飲んでいた?ってことなんでしょうか?……しかも?それだけじゃなくて?女子の皆々様みなみなさまは?お酒に加えて?花の類い?もお楽しみになった?ってこと?なんでしょうか?……なんでしょうねえ……自宅に帰らず?ギャッツビーの邸宅に泊まっていった?お客も大勢おおぜい?いた?のでしょうか?……で?夜が明けて起きて?宴の再開?ってな感じ?だった?んでしょうか?……なんとまあ……元気ですねえ……いや?そういうことじゃない?……なんとまあ…… Chapter 3 でもみたように?土曜の夜?というより夜中?いや?ほとんど日曜の朝方?に車で帰る連中もいた?ようだけど?帰らないで泊まって?次の日も遊ぶ?楽しむ?騒ぐ?連中も大勢いた?ってことのようではないでしょうか?……どうやら?これが?ギャッツビーの邸宅で催された宴の様子?実態じったい?のようではないでしょうか?……で?どうやら?宴の延長線?であるならば?お酒も当然飲むし?また?宴の主催者であるギャッツビーの噂話?悪口?もやっぱり再開?ってこと?なんでしょうか?……それで?最初の言葉?――ギャッツビーは密造(密売・密輸)者なんだ?ってな発言が出てくる?のでしょうか?……ただ?夜ではなくて?当然辺りは明るい?……なので?女子としては?花の類いもお楽しみになる?と……で?そうやって?酒に花を楽しみつつ?噂話と悪口にも花を咲かせる?と……で?続けて出てきた言葉が?ある時・機会にギャッツビーは一人の男・男性を殺した・死なせた・命を奪った?と……で?その一人の男・男性というのは?あることを発見した・事実を知った・罪(悪事)を看破した・正体を見破った?と……じゃあ?何を発見して知ったのか?というと?ギャッツビーがフォン・ヒンデンブルクの甥であり?しかも・なおかつ・同時に・言い換えれば?悪鬼・魔王・サタン・極悪人・人でなし・御しがたい(扱いにくい)もの・難物・やり手のはとこ・(親の)いとこの子だ?と……つまり?ギャッツビーはある時一人の男を殺した?のだけど?その男は?ギャッツビーの正体を見破った?からギャッツビーに殺された?のだと言っている?のではないでしょうか?……じゃあ?ギャッツビーのどんな正体を見破った?のかっていうと?ギャッツビーは?第一次大戦中に米国の敵であったドイツで大活躍した?ヒンデンブルクの甥である?と……ってことは?悪鬼のはとこ?と言ってもいい存在?だと言いたい?のではないでしょうか?……要は?ギャッツビーをこきろしまくっている?……悪口言いたい放題?……もう?敵視てきししてる?も同然?じゃあないでしょうか?……またもや?若い女子が?ギャッツビーの悪口を?言っている?……どうしてギャッツビーはここまで若い女子に嫌われる?のでしょうねえ?……そこまで言わなくても?っていうくらい?にも思われませんか?……とにかく?ギャッツビーは?若い女子の評判が悪い?ようですねえ……う〜〜〜〜〜ん……警戒けいかいしてる?んでしょうか?……だけど?それなら?ただ警戒するだけなら?そんなに悪口言う必要ありますかねえ?……なんかこう?若い女子のにくしみ?憎悪ぞうお?と言ってもいいくらいの?ネガティブな思い?感情?がギャッツビーに集中的に?びせられてる?ようにも?思えなくも?ないような?……そういえば? Chapter 3(40ページ末尾から12-5行目辺り)で?ギャッツビーって?まったく?女子になびかない?ような様子が?描かれていた?ような?……もしかして?(まさかとは思うけど?)どの女子にもギャッツビーがなびかないから?それで?女子がすねてる?とか?そんなこと?あるんでしょうか?……う〜〜〜〜〜ん……ただ単に?ギャッツビーの素性すじょう得体えたい?が知れないから?警戒させて?罪のない噂話にとどまらず?悪口にまでエスカレートする結果になった?だけ?なんでしょうか?……ただ!ここでも?この若い女子たちは?ギャッツビーの振る舞ってくれてる?らしいお酒を飲み?きっと?ギャッツビーが用意してくれた?らしい花の類いを楽しみながら?せっせと?ギャッツビーの悪口にせいしている?余念よねんがない?ようではないでしょうか?……またもや?恩を受けながら?その恩にあだで返している?……作者は?どうやら?こうした身勝手な?人間の姿を?何度も読者の前に示しては?強く?読者に印象付けておきたい?ようではないでしょうか?……。

 

③ Reach me a rose, honey, and pour me a last drop into that there crystal glass."

「手を伸ばして取って・手渡てわたして……私(この発言をしている女性)に……薔薇ばら・バラぞくの各種植物……(親しい人などに呼びかけて)きみ・あなた……そして・それから……そそぐ・つぐ……私(この発言をしている女性)に……最後の・終わりの・最後に残った……しずく・したたり・一滴・微量・少量・一杯の酒を……あるものの中に……それは、その・あの・あちらの……あの(そこにある)……クリスタル製品・カットグラス製食器るいの……コップ・グラスだ……』」

me は、この言葉を話している女性を指しているのではないでしょうか?

that は、この言葉を話している女性の目に入る距離に置いてあるらしい glass を指しているのではないでしょうか?

there は、that there という形で、その場にあるものを指すときに使われる表現ではないでしょうか?

②でギャッツビーの悪口を言っていた?らしい若い女子が?何やら言葉を続けている?ようです……それが?私に薔薇・バラ属の各種植物を手を伸ばして取って・手渡して?と……そして・それから最後の・終わりの・最後に残った滴・したたり・一滴・微量・少量・一杯の酒をその・あの・あちらのあの(そこにある)クリスタル製品・カットグラス製食器類のコップ・グラスの中に入れて私に注いで・ついで?と……つまり?薔薇を取って?最後に残った少量・一杯の酒をその・あの(そこにある)クリスタルのグラスに注いで私にくれ?と言った?ようではないでしょうか?……ギャッツビーの悪口を言った?直後に?ギャッツビーが振る舞って?くれてる?花とお酒を要求した?ってことじゃあないでしょうか?……厚かましい?図々しい?にもほどがある?……どの口が言うか?って?……でも?いかにも?ギャッツビーの邸宅で開かれている宴に集まっている来客?って感じ?じゃないでしょうか?……まあ?いわば?ギャッツビーの邸宅で見られる?いつもの?日常風景?通常運転?みたいな?……いいんでしょうか?ギャッツビーは?こんなんで?……まあ?ここでも?ギャッツビーの周囲に集まってる?むらがってる?勝手きわまりない?浅ましい?人間の姿を?あらためて?作者は?再確認でもしてる?のでしょうか?……太っ腹で寛容な?もてなすばかりの?(お人好しな?)ギャッツビー?には?酒(と金?)に群がる?意地汚いじきたない?ご都合主義?日和見ひよりみ主義?的な?大衆?ばかりが?寄り集まっている?って?ことを?作者は?読者の方々に?しっかりと印象付けたい?頭に置いてもらいたい?と思っている?のでしょうか?……それにしても?お酒を飲むグラスも?なんだか高級そう?じゃあないでしょうか?……ギャッツビーの方は?心を込めて?できる限りのおもてなし?に努めていたりする?のでしょうか?……なんだか?やっぱり?ギャッツビーが可哀想?にも思えたりしませんか?……なんでしょう……むくわれない?っていうか?……だけど?どうして?ギャッツビーはそこまでするのでしょうねえ?……どんな思い?が込められている?のでしょうねえ?……何のために?いや?誰のために?そこまでしているのでしょうねえ……気前きまえがいいだけ?……いや?それが趣味?……う〜〜〜〜〜ん……不思議ですねえ……そんな疑問?がこうやって悪口言ってる女子たちにも?浮かんでくる?からこそ?あれやこれやと噂する?……つまり?ギャッツビーの心のこもったもてなしが?かえって?仇になっている?……なんとまあ……気の毒な?……どっちにしろ?やっぱり?可哀想?……どうやら?作者は?この Chapter 4 の始めで?そんななぞめいた?ギャッツビーの存在を?改めて?読者に思い出させたい?のかもしれません……。

 

④ Once I wrote down on the empty spaces of a time-table the names of those who came to Gatsby’s house that summer. It is an old time-table now, disintegrating at its folds, and headed “This schedule in effect July 5th, 1922."

「一度・一回・かつて……「自分」は……記録した(書いて……記入されて)……どこ(の上)に(記録した)かというと……(決まった位置の)……いている……紙面しめん領域りょういきだ……何のかというと……予定表だ……何をかというと、名・姓名せいめい・氏名だ……誰のかというと……(あることをする)人びとだ……その(あることをする)人びとは……やって来た……どこにかというと……ギャッツビーの……家・家屋・住宅・邸宅だ……(いつかというと)あの・かの……なつ夏季かきだ……その予定表は……ある状態である……それは、一つの……古い・年数をた・古びた・古くなった・使い古した……予定表だ……今・現今げんこん・今では……崩壊ほうかいしている・分解ぶんかいしている……どこにおいてかというと……その予定表の……折りたたんだ部分だ……加えて・かつ・そして……頭(レターヘッド)が付けられている……『この・こちらの……予定表(は)……ある状態である……それは、効果・効力・達成・成就じょうじゅだ((法律など)実施されて)……7月5日……1922年……』」

the empty spaces の the は、a time-table の決まった位置にあるという意味で使われているのではないでしょうか?

those who は、その後から説明することを行う人という意味で使われるようです……。

that は、Chapter 3 で描かれていた、ギャッツビーの邸宅で催された宴に「自分」が行った頃・時期を指すのではないでしょうか?

It (its) は(すべて)、a time-table を指しているのではないでしょうか?

This schedule と in effect の間には、is?(など)が省略されている?のではないでしょうか?……ここでは1922年7月5日に使われ始めた?ことがメモ?でもされている?のではないでしょうか?……。

①②③とは話が変わって?「自分」が?ギャッツビーの邸宅で催された宴に行った頃・時期に?そのギャッツビーの邸宅で催された宴にやってきた来客たちの氏名を?予定表の空いている紙面・領域に?記入し記録した?と説明している?ようです……どんな来客があったのか?「自分」は興味があった?のでしょうか?……なんだか?面倒めんどうな?……暇人ひまじんか?と思うような?……「自分」仕事に勉強に忙しかった?んじゃないんでしょうか?……ねえ……でも?「自分」は?そんな(つまらない?)ことを?書いてみようと思った?ようです……で?どうやら?その予定表?が「自分」がこの物語を書いている時に?手元にあった?のでしょうか?……今では?古い・年数を経た・古びた・古くなった・使い古した予定表だ?と……で?その予定表の折りたたんだ部分が崩壊して分解している?と……ノートなんかが一つにつなげてあるはしの部分?とかでしょうか?……で?頭の部分?冒頭ぼうとう?でしょうか?……この予定表は1922年7月5日に実施されて(いる状態だ)?と……う〜〜〜〜〜ん……この予定表って?「自分」が故郷の米国中西部を離れて米国東部に出てきたときに?使い始めたのでしょうか?……もしそうなら?「自分」が米国東部に来たのは?1922年?ってことなんでしょうか?……あれまあ……これまで1925年に発表された小説のようだったので?1925年頃を意識しながら?この物語をみてきましたが?まあ?大体それくらいの時期ということで?この後も読み進めていきたいと思います……どうやら?「自分」は?米国東部に来た夏の出来事を?その古い予定表とかも見ながら?物語にまとめている?ようではないでしょうか?……その予定表?相当いたんでいる?ようですねえ……それだけ?時がった?ってこと?でしょうか?……「自分」は?その夏の出来事を?年数が?経ってから?物語にまとめて描いた?ってことがうかがわれる?でしょうか?……。

 

⑤ But I can still read the gray names, and they will give you a better impression than my generalities of those who accepted Gatsby’s hospitality and paid him the subtle tribute of knowing nothing whatever about him.

「古い・年数を経た・古びた・古くなった・使い古した予定表で、その折りたたんだ部分が分解して崩壊している状態で、頭の部分・冒頭には1922年7月5日に使われ始めたとメモされている?のだから、普通に考えると、それほど古い記録なら読めなくなっていそうにも思われるけど、実際にはちがって……「自分」は……あることができる……それは、まだ・なお・今でも……読む・読み取ることだ……何をかというと、その(予定表に記入し記録された)灰色はいいろの・ねずみ色の・グレーの・うすずみ色の・なまり色の……名・姓名・氏名だ……そして……その(予定表に記入し記録された)灰色の・ねずみ色の・グレーの・うす墨色の・鉛色の名・姓名・氏名が……あることをするだろう・あることができる……それは、与える・伝える・示すことだ……あなた方(読者)に……ある……より良い・てきした……イメージ・印象いんしょう・感じを……何と比べてかというと……「自分」の……漠然ばくぜんとした説明だ……何のかというと……(あることをする)人びとだ……その(あることをする)人びとは……こころよく受け入れた(受け取った)……ギャッツビーの……親切にもてなすこと・歓待かんたい厚遇こうぐう・もてなしを……そして……(人に)お返しをした……ギャッツビーに……繊細せんさいな・微妙びみょうな・かすかな・ほのかな……感謝のあかしとしてささげるもの・贈り物を……どのようなものかというと……知ることだ……何をかというと、何も・少しも・何事なにごとも……少しの・何らのどのようなものも……何について・関してかというと……ギャッツビーだ……」

the gray names は、④で出てきた、「自分」が予定表の空いている紙面・領域に記入し記録した名・姓名・氏名で、「自分」がギャッツビーの邸宅で催された宴に行った頃・時期にそのギャッツビーの邸宅で催された宴にやって来た来客たちの氏名を指すのではないでしょうか?……次の they も同様ではないでしょうか?……。

you は、「自分」(作者)が読者に向かって呼びかけているのではないでしょうか?

those who は、④と同様、その後から説明することを行う人という意味で使われているのではないでしょうか?

him は(すべて)、Gatsby を指すのではないでしょうか?

④に続いて?「自分」がギャッツビーの邸宅で開かれた宴に行った頃・時期に「自分」がその頃使っていた?らしい予定表に記入し記録した?らしいそのギャッツビーの邸宅で催された宴にやって来た来客たち?の話を⑤で説明している?ようです……④でその予定表が古くなってボロボロ?状態だと説明していた?ようだから?それならその中身も読めなくなっているかと思われそうなところだけれど?そんなことはなかったようで?その(予定表に記入し記録された)灰色の・ねずみ色の・グレーの・うす墨色の・鉛色の名・姓名・氏名を「自分」はまだ・なお・今でも読む・読み取ることができる?と……そして?その(予定表に記入し記録された)灰色の・ねずみ色の・グレーの・うす墨色の・鉛色の名・姓名・氏名が?「自分」の漠然とした説明よりもより良い・適したイメージ・印象・感じを読者に与えて伝えて示すだろう?と……じゃあ?何の説明かというと?ギャッツビーの親切にもてなすこと・歓待・厚遇・もてなしを快く受け入れて(受け取って)?そして?ギャッツビーにお返しをした人だ?と……じゃあ?どんなお返しかというと?ギャッツビーについて・関して少しの・何らのどのようなものも何も・少しも・何事も知ることがないという繊細な・微妙な・かすかな・ほのかな感謝のあかしとしてささげるもの・贈り物だ?と……要は?古くてボロボロになった予定表だけど?中に記録してある文字は読める状態だ?と……で?その記録してある氏名を読者に伝えれば?ギャッツビーの邸宅で開かれた宴にやって来てギャッツビーのもてなしを受けた来客について「自分」があれこれ言葉ことばくすよりも?適切なイメージを読者に持ってもらえる?と言っている?のではないでしょうか?……そして?その来客というのが?ただギャッツビーのもてなしを受けただけじゃなくて?ギャッツビーについてどのようなことであれ何も知らないでおいた?というささやかな?ギャッツビーがれられたくないところに触れない?そっとしておく?という感謝のお返し?贈り物?をした?と……ギャッツビーの邸宅で開かれた宴に集まった来客たちというのが?大盤振る舞いのもてなしだけを受けて?ギャッツビーのあれやこれや?出自しゅつじとか?を知らないままでませた?ってことが言いたい?ようではないでしょうか?……つまり?ギャッツビーに関する真実は?誰も知らないままに終わっていた?……①②③でみたような?言いたい放題の?噂話には?花を咲かせる状態だった?けど?でも?とにかく誰も?ギャッツビーの真実を知ることはなかった?ってこと?のようじゃあないでしょうか?……で?そんな来客たちの氏名を?「自分」は読者に伝えよう?と思っている?ようではないでしょうか?……そうすれば?ギャッツビーの邸宅で開かれた宴の様子?でもわかる?のでしょうか?……少なくとも?「自分」は?そう考えている?ようではないでしょうか?……う〜〜〜〜〜〜ん……たして?氏名を聞いて?何か見当けんとうでもつく?のでしょうか?……1925年当時の米国人なら?わかるんでしょうか?……だけど?現代の日本人が聞いて?果たして?何か具体的なイメージとか?つかめるんでしょうか?……う〜〜〜〜〜〜ん……なんとも?心もとない?けど?……続きを見ていきましょうか……。

 

⑥ From East Egg, then, came the Chester Beckers and the Leeches, and a man named Bunsen, whom I knew at Yale, and Doctor Webster Civet, who was drowned last summer up in Maine.

「出所はどこからかというと……東島だ……(それ)では・さて……やって来た……チェスター・ベッカー家(の人びと)……加えて……リーチ家(の人びと)……加えて……ある一人の……男子・男性……ある名で呼ばれた……それは、ブンゼンだ……そのブンゼンという名で呼ばれたある一人の男子・男性を……「自分」は……知っていた・知り合いだった……どこで・いつかというと……イェール大学(にいたとき)だ……加えて……医師・博士・医学博士……ウェブスター・シベット……その医師・博士・医学博士ウェブスター・シベットは……ある状態だった……それは、水死した……すぐ前の・この前の・る……夏季に……(国の)北部地方に(ある)……どこかというと……メイン州だ……」

From East Egg は、わかりやすくするために文頭に置かれているのではないでしょうか?……また、そのために、came が From East Egg の後に出ているのではないでしょうか?……そして、誰が came やって来たのかが、最後にズラーッと列挙されているのではないでしょうか?(つまり、the Chester Beckers と the Leeches と a man named Busen と Doctor Webster Civet が came やって来たと言っているのではないでしょうか?)……。

the Chester Beckers など、人名 Chester Becker に複数の人であることを表す 's’ がいたものに the がされると、その氏名の家の人びと(全員など)を表すようです。

whom は、直前の a man named Bunsen を指して言いかえているのではないでしょうか?……また、本来 I knew の後に来るはずなのが、前に出ているのではないでしょうか?……。

who は、直前の Doctor Webster Civet を指して言いかえているのではないでしょうか?

summer には、人生の最盛期・絶頂ぜっちょうさかりという意味もあるようです……もしかしたら?そういう意味合いも?込められている?かもしれない?のではないでしょうか?……(人生の絶頂期で水死した?とか?)……。

⑤でギャッツビーの邸宅で開かれた宴にやって来た来客たちの氏名を読者に伝えると言った通り?⑥から?「自分」はその来客たちの氏名を挙げていく?ようです……どうやら?東島から?やって来た来客たちから?氏名を挙げている?ようです……四つの?氏名?が列挙れっきょ?されている?ようです……最初の二つは?その家の人びと?全員?でギャッツビーの邸宅で催された宴にやって来た?ようではないでしょうか?……三つ目の?名は?一人の男子・男性だけ?のようです……そして?その男子・男性は?「自分」が?イェール大学にいたときに?知っていた?知り合いだった?ようです……最後の四つ目の氏名は?医師・博士・医学博士?のようで?「自分」(作者?)がこの物語を書いている時期を基準に?そのすぐ前の・この前の・去る夏季に?国の北部地方にあるメイン州で水死した状態だった?と……う〜〜〜〜〜ん……家族みんなで?やって来ていた?らしい?来客たちもいたし?一人?とかで?宴にやって来ていた?らしい?来客たちも?いた?ということ?でしょうか?……その中には?「自分」と?おそらく?年齢が近い?若者?の男子?もいた?と……そうかと思えば?立派な職業?の人物じんぶつ?もギャッツビーの邸宅で開かれた宴にやって来ていた?らしい?ことが?うかがわれる?でしょうか?……学生でも?えらい先生?学者?とかでも?家族連かぞくづれでも?楽しめる?宴?だった?ってこと?でしょうか?…… Chapter 1 とか? Chapter 3 で?東島と西島の違い?らしきものが?説明されていた?ようだった?……それでいくと?東島は?上流階級?立派りっぱ?落ち着いてる?(どちらかというと?)おかたい?感じ?……列挙された名から想像されそうなのも?そういうイメージ?なんでしょうか?……たとえば? Webster とかって?有名な辞書と?同じ?ような?……そんな感じで?他の名も?似たような?印象?を与えたり?する?のでしょうか?……。

 

⑦ And the Hornbeams and the Willie Voltaires, and a whole clan named Blackbuck, who always gathered in a corner and flipped up their noses like goats at whosoever came near.

「加えて……(東島からやって来た)……ホーンビーム家(の人びと)……加えて……ウィリー・ヴォルテール家(の人びと)……加えて……(ある)一つの……全体の・全部の・すべての……氏族しぞく一門いちもん……ある名で呼ばれた……それは、ブラックバックだ……そのブラックバックという名で呼ばれた(ある)一つの全体の・全部の・すべての氏族・一門は……つねに・いつでも・始終しじゅう……あつまった・集結しゅうけつした……どこにかというと……(ある)一つの……かどだ……そして・それから……ぐい(ビクッ)と動かした・ひょいと位置を変えた・方向転換した……うえを向くように・上方じょうほうへ……そのブラックバックという名で呼ばれた(ある)一つの全体の・全部の・すべての氏族・一門の(人びとの)……鼻を……あるもののように・あるものと同様に……それは、ヤギ・あざけり(からかい)のまと・悪人・おとった者だ……何・誰に向かってかというと……だれ(どんな人)でも……やって来た……近くに……」

And の後には、from East Egg came が省略されているのではないでしょうか?

who は、直前の a whole clan named Blackbuck を指して言いかえているのではないでしょうか?

their は、a whole clan named Blackbuck を指しているのではないでしょうか?

今回の考えるヒントに上げた箇所が出てきました…… goats (ヤギ)は、西洋では(聖書で) sheep と対比して悪いものを表すようです(separate the sheep from the goats)……ここでは、あざけり・(からかい)の的になったり?劣った者・悪人?によく見られる?特徴的とくちょうてきな?やり方?身振みぶり?か何かで?鼻を上を向く方向に?ぐいと動かした?様子?を表している?のではないでしょうか?……鼻を上に向けようとすれば?あごも一緒に上がる?でしょうか?……近くにやってきた人に向かって?そんなふうにグイッと?鼻とあごを?上に向ければ?どんな印象を与えるでしょうか?……生意気なまいき失礼しつれい?……目線は?上から目線?になったり?している?んじゃあないでしょうか?……そんな様子を?ここでは表している?のではないでしょうか?……要は?ブラックバックという名で呼ばれた(ある)一つの全体の・全部の・すべての氏族・一門の(人びと)は?誰に対しても?どんな人にも?感じ悪い態度?で接していた?ってこと?なんじゃあないでしょうか?……。

⑥に続けて?ギャッツビーの邸宅で開かれた宴に東島からやって来た?らしい人たちの名前を列挙している?ようです……最初の二つは?その家の人びと全員?でやって来た?ようです……家族連れが多かった?んでしょうか?……そして最後の三つ目は?どうやら?大人数?大所帯おお(だい)じょたい?その家の人びとと?その親戚しんせきもみんな?……でもって?その親戚中で?大挙たいきょして?やって来ていた?らしい人たちは?(なぜか?)常に・いつでも・始終(ある)一つの角に集まって集結していた?と……親戚だけで?かたまっていた?……そして?その親戚だけで固まって集まってる人びとの近くにやって来た人には誰にでも?あごをしゃくって?上から見下ろす目線で?おうじた?っていうより?ぱらった?ってこと?なんじゃあないでしょうか?……くせが強い?随分ずいぶん変わった?来客もいた?ってこと?でしょうか?……まあ?ギャッツビーの邸宅で催された宴では?何でもあり?みたいな?ようでしたから?そんなことがあっても?不思議ではない?でしょうか?……その名に注目すると?植物と同じだったり?有名な哲学者と同じだったり?動物と同じだったり?しているような?……最後の三つ目の名とか?群れで移動する草食動物?になぞらえてたり?する?のでしょうか?……まあ?こんな感じで?いかにも?東島から来そうな?いろんな?雑多ざったな?人たちが?ギャッツビーの邸宅で開かれた宴に集まっていた?ってことを?伝えている?のでしょうか?……。

 

⑧ And the Ismays and the Chrysties (or rather Hubert Auerbach and Mr. Chrystie’s wife), and Edgar Beaver, whose hair, they say, turned cotton-white one winter afternoon for no good reason at all.

「加えて……(東島からやって来た)……イズメイ家(の人びと)……加えて……クリスティー家(の人びと)……(というか・いや……むしろ・どちらかと言えば……ヒューバート・アウアーバック……および……クリスティー氏の……妻・女房にょうぼう・奥さん)……加えて……エドガー・ビーバー……エドガー・ビーバーの……髪の毛・毛髪もうはつ頭髪とうはつ・髪が……世人せじん・人びとが……言う・話す・述べる(ところによれば)……(あるものに)わった・へんじた・色が変わった……綿めん木綿もめん・コットン・ワタ・脱脂綿だっしめん(の)……白い・白色の……ある……冬季とうき(の)……午後(正午から日暮ひぐれまで)……ある原因・理由で……それは、少しも・ほとんどない……何がかというと、説得力せっとくりょくのある・妥当だとうな……理由・根拠こんきょ・わけ・道理どうり理屈りくつだ……あらゆるすべての点で・少しも・いったい・いやしくも……」

And の後には、from East Egg came が省略されているのではないでしょうか?

whose は、直前の Edgar Beaver を指して言いかえているのではないでしょうか?

they は、世間一般の人びとを指しているのではないでしょうか?……ここは、噂によれば、ということではないでしょうか?……また、they say は、hair と turned の間にんで、hair turned cotton-white という話が伝え聞いた噂話であることを表しているのではないでしょうか?……。

winter には、霜枯しもがれ時・人生の晩年・逆境ぎゃっきょう期という意味もあるようです……⑥の summer と同様に?もしかしたら?そういう意味合いも?込められている?かもしれない?のではないでしょうか?……(人生の晩年・逆境期に髪の毛・毛髪・頭髪・髪が綿・木綿・コットン・ワタ・脱脂綿の白い・白色に変わった・変じた?みたいな?)……。

afternoon には、人生の晩期という意味もあるようです…… winter と合わせて?重ねて?人生の晩年?晩期?を強調きょうちょうしている?かもしれない?のではないでしょうか?……。

⑥⑦に続けて?まだ?東島からギャッツビーの邸宅で開かれた宴にやって来た?らしい来客の名を挙げている?ようです……三つの名が?列挙されている?ようです……一つ目は?これも家族連れ?でしょうか?……二つ目が?もしかして?わけあり?……とりあえず?まず?家族連れ?らしい?書き方がしてある?ようだけれども?実は?どうも?何かが違う?ようじゃあないでしょうか?……クリスティ家(の人びと)と言っておきながら?かっこ書きで?クリスティ家の人じゃなさそうな?人の名が?挙げてある?ようではないでしょうか?……しかも?そのクリスティ家の人じゃなさそうな?男?の名?に続けて?どうやら?クリスティ家の主人?らしき人の?妻・女房・奥さん?が特定されている?ようではないでしょうか?……う〜〜〜〜〜ん……これって?何かが?あやしくない?……もしかしたら?クリスティ家の主人?らしき人?自身は?あんまり?ギャッツビーの邸宅で催されていた宴に来ていなかった?んでしょうか?……で?ヒューバート・アウアーバック?って名の男が?まるでクリスティ家の一員みたいな顔して?クリスティ家の主人らしき人の妻・女房・奥さんと?二人で?よく来ていた?ってことだったり?する?んじゃあないでしょうか?……あららら……どうなんでしょう……ねえ……またもや?なんでしょうか?……もしかしたら?夫のぬすんで?他の男と?――な〜んてこと?とか?ってこと?なんでしょうか?……あれまあ……ねえ……そして?最後の三つ目は?一人の男性?でしょうか?……その人は?噂では?ある冬季の午後?少しも説得力のある妥当な理由・根拠・わけ・道理・理屈がないのに?髪の毛・毛髪・頭髪・髪が綿・木綿・コットン・ワタ・脱脂綿の白い・白色に変わった・変じた?と……⑥と合わせて考えてみると?人生の最盛期・絶頂で?水死した?みたいな人もいれば?人生の晩年・晩期で?(そうなって当然とうぜん納得なっとく?みたいな?)もっともな理由もないのに?いきなり?髪の毛がワタのように白い色に変わった?みたいな人もいた?と言っている?ようではないでしょうか?……人生いろいろ?……ギャッツビーの邸宅で催された宴に来ていた来客には?そんなふうに?ありとあらゆる?と言っていいほどの?様々さまざまな人たちが?いた?ってことが言いたい?ようではないでしょうか?……ここまでで?十〜十一?ほどの?名が?挙げられている?ようですが?……今回はここまで?で続きは次回?見ていきたいと思います……。

 

おつかれさまでした。どうでしたか?

今回の考えるヒントに上げたお題 「48ページ末尾から11行目 goats はどういうことを言っているのか」 ですが……⑦で説明したとおりです。感じ悪い?ですねえ……だけど?なんだか?群れる草食動物とか?にたとえてある?らしい?ところとか?面白おもしろくないですか?……それに?もしかしたら?ギャッツビーの邸宅で開かれていた宴に集まっていた来客たちってのは?人間っていうより?動物に近い?状態?だったり?してた?なーんてことも?暗示あんじしてたり?するのでしょうか?……だって?ものすごい騒ぎっぷり?だった?ようじゃあないでしょうか?……理性ある人間のおこない?っていうよりも?本能のままに?飲み食いし?歌い騒ぐ?感情のままに?笑ったり?泣いたり?な〜んてのが?動物か?ってなぐらい?だった?かもしれない?んじゃあないでしょうか?……もしかしたら?作者は?そんな?ギャッツビーの邸宅で開かれていた宴の様子を?来客たちの氏名によって?表そうと?伝えようと?している?のかもしれない?ようではないでしょうか?……う〜〜〜〜〜〜ん……なんだか?この物語?暗示だらけ?のような?……そして?その来客たち一人一人に?色とりどりの?人生模様もようが?かくされている?とも言いたそう?なような?……う〜〜〜〜〜ん……この?こんな?作者の描き方?表現の仕方?伝え方?がなんとも?いき洒落しゃれてる?ようにも?……もしかしたら?そういうところにも?作者の(何か?特別な?)思い?こだわり?が隠れている?かもしれない?……この物語は?なんとしても?小粋こいきな?洒落た?素敵すてきな?音楽?にでも?いしれた?ような?感覚かんかく気分きぶん?に読者をいざないたい?みたいな?……どうなんでしょうねえ……さそわれるままに?応じてみる?のもひとつ?でしょうか?……。

ところで作者がこの物語おはなしを書こうと思った?きっかけ?って何なんでしょうねえ……作者は何かを読者に伝えたくて?うったえたくて?この物語を書いたはず?ですが?その何かを伝えなくちゃ?訴えなくちゃ?って思うようになったきっかけ?が何かあった?んじゃあないでしょうか?……じゃあ?そのきっかけって?何なのか?……その答え?ヒント?もこの物語の中に書かれている?隠れている?隠されている?かもしれない?……もしそうなら?じゃあ?この物語の中のどこに?書かれている?隠れている?隠されている?のでしょうねえ……今までみてきた Chapter 1 から Chapter 3 までの中にもうすでにあったのか?……それとも?これからみていく Chapter 4 以降の中にあるのか?……そのきっかけ?作者にこの物語を書かねばならぬと思わせた何か?もめて?理解することで?作者が読者に伝えたい?訴えたい?ことも同時にわかってくる?のではないでしょうか?……さらっと表面だけを読めば?夫の浮気に苦しむ妻と?その周囲の人達をめぐる物語?という程度の印象?しか受けない?かもしれない?……だけど?この物語の作者が本当に伝えたいことってそんなありきたりな物語を描いて見せるだけ?なんでしょうか?……そこのところを読み違えてしまうと?この物語をきちんと読んだことにはならない?かもしれない?のではないでしょうか?……作者は?何を読者に――それも1925年頃の米国人の読者に――知ってほしくて?この物語を書いたのか?……それを突き止める?理解する?ことで?作者の思いを受けとめることになり?作者がこの物語を書いた思い?尽力じんりょく辛抱しんぼう?がむくわれる?ことになる?のではないでしょうか?……。

次回は、引き続き?ギャッツビーの邸宅で開かれた宴にどんな来客が集まっていたのか?その顔ぶれの説明が続く?……ぜひまた一緒にみていってください。

 

第76回の範囲は、48ページ末尾から6行目から49ページ17行目まで(Clarence Endive was from 〜から、to flucturate profitably next day. まで)をみていきます。

次回の考えるヒントは……

  • 49ページ16-17行目 Associated Traction would have to fluctuate profitably next day とはどういうことを言っているのか

次回は、おだやかじゃない?人も?あらわれる?……ぜひまた一緒に読んでみてください。

 

最後に、物語を読むときに心にとめたいポイントをまとめます。

Point

・どうして作者はその言葉を使用したのか

・それぞれの登場人物に作者はどんな役割を割り当てているのか

・それぞれの登場人物のセリフや物語の展開を通じて作者は何を言おうとしているのか

 

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Posted by preciousgraceful-hm