Gatsby-56

このサイトは、英語で書かれた物語を一作品、最初から最後まで少しずつ読んでみようという試みです。

取り上げる作品は『The Great Gatsby』です。100年近く前に米国で出版された小説ですが、現代の日本人にも共感したり心を動かされるところが多々あると思います。

ぜひ一緒に、英語の原書を読んでみませんか。

(なお、このコンテンツはその著作者の解釈に基づくものであり、必ずしも正しいとは限らないことをご承知おきください。)

 

前回まで……ギャッツビーの邸宅で、主のギャッツビーが催す宴で、ギャッツビーのふるまう酒を飲みながら、ギャッツビーのいないところで、ギャッツビーの悪口で大いに盛り上がった?らしい来客たち――「自分」がギャッツビーの邸宅で開かれた宴に初めて出たときに最初に出会ったのが、「自分」をその宴に招いた主のギャッツビーの悪口を盛んに言い立ててまったく悪びれもしない来客たちだった?ようです……まだちゃんと会えてはいない主のギャッツビーがどんな人物なのか、「自分」もそんな悪口を聞きながら色々思いめぐらしたり?なんかしたかも?しれない?でしょうか?……だけど、複雑な気持ちじゃないでしょうか?……一言挨拶あいさつを、と思っている相手の悪口を会う前に聞かされて……少なくともいい気持ちはしないのでは?……さて、そうこうする間にも、時は過ぎていくようです……続きをみていきましょう。

 

原文はOne More Libraryの『The Great Gatsby』を使用します。

第56回の範囲は36ページ8行目途中から36ページ末尾から12行目まで(We all turned and looked 〜から、in a cynical, melancholy way. まで)をみていきます。

まず、今回の考えるヒントを上げます。

  • 36ページ9-12行目 It was testimony to the romantic speculation he inspired that there were whispers about him from those who found little that it was necessary to whisper about in this world とはどういうことを言っているのか

 

なお、特に断っていなければ、基本的に次に上げる辞書の訳語や定義・意味に基づいて説明します。

主に使用する辞書

『リーダーズ英和中辞典(第2版)』(野村恵造)(研究社 2017)

『Pocket Oxford English Dictionary (Eleventh Edition)』(Maurice Waite) (Oxford University Press 2013)

『岩波国語辞典(第七版新版)』(西尾実 岩淵悦太郎 水谷静夫)(岩波書店 2017)

 

それでは今回の範囲をみていきましょう。

① We all turned and looked around for Gatsby.

「私たち(「自分」とベイカー嬢と似た対の黄色い衣服・服装を身に着けた二人の女子と三人のマンブル氏たち)は……全員……向きを変えた……そして……目を向けた……周囲に……あるものを求めて……それは、ギャッツビーだ……」

We は、第54回(35ページ11-13行目)で同じテーブルに座った、「自分」とベイカー嬢と似た対の黄色い衣服・服装を身に着けた二人の女子と三人のマンブル氏を指すのではないでしょうか?

前回の最後に、ギャッツビーの何かいかがわしいところとは、一度人を殺した?ということ?で落ち着いた?ようでした……で、そんな恐ろしいいかがわしさに?似た対の黄色い衣服・服装を身に着けた二人の女子がそろって?身震いした?ようでした……で、どうやら?その似た対の黄色い衣服・服装を身に着けた二人の女子だけではなく、三人のマンブル氏も、ベイカー嬢も、「自分」も、おそらく?同じように身震いしたいような?気分?だったのでは?ないでしょうか?……で、七人で?夢中になって?主のギャッツビーの悪口を言っていた?らしいけど、その悪口の言いたい放題に一段落ついて?ふと我に返ったら?やばい?聞かれてないかな?大丈夫?と不安になったり?したのでは?ないでしょうか?……だって、本当に一度人を殺したことがあるような人物なら、それこそ恐ろしくないですか?……そんな人物の悪口を散々さんざん言ってきた?わけじゃないでしょうか?……で、七人みんな?それぞれ?背後が気になった?……悪口に夢中で気にもしてなかった背後に?もし?そのギャッツビーがいたら?……どうしよう〜〜〜〜〜〜 ‼‼ ……パニック?……で、まあ、そんな不安と罪悪ざいあく感と?を感じながら?背後や周囲に目を向けた?のではないでしょうか?……何よりも、当のギャッツビーに聞かれてないだろうか?気づかれてないだろうか?ということが心配で?……これもありがち?……悪口言ってるときはそっちに気がいっちゃって?聞かれてるかもしれないとか忘れてるけど?悪口言い終えたら?途端とたんに不安になる?みたいな?……お酒を飲むと何もかもがゆるんでしまう?……頭の中も身辺もすきだらけ?……それこそ、怖い?……お酒は、怖い?……。

 

② It was testimony to the romantic speculation he inspired that there were whispers about him from those who found little that it was necessary to whisper about in this world.

「後で言うことが……ある状態だった……それは、証言しょうげん証拠しょうこあかしだ……何のかというと、非現実的な・空想的な……推測・考察こうさつ・思いめぐらした考えだ……ギャッツビーが……起こさせた・いだかせた・触発しょくはつした……そのようなギャッツビーが起こさせた・いだかせた・触発した非現実的な空想的な推測・考察・思いめぐらした考えの証言・証拠・証しだったもの・ことは……あるものがあったことだ(そこにあるものがあったことだ)……それは、こっそり話すこと・中傷・うわさだ……何についてかというと、ギャッツビーだ……どこから出てくるかというと、ある人たちだ……その人たちは……見つけた・見いだした・知った・わかった(ことが)……少し・少量・わずか(なことを)……そのように少し・少量・わずか(なことを)……後で言うことが必要だった……それは、こっそり話す・中傷する・うわさすることだ……何についてかというと、そのように少し・少量・わずか(なことだ)……どこでかというと、この世界・人の世・世の中・世間だ……」

今回の考えるヒントに上げた箇所が出てきました。

It は、後に出てくる that there were whispters about him from those who found little that it was necessary to whisper about in this world を指しているのではないでしょうか? この that 〜 world ということ=testimony to the romantic speculation he inspired だと言っている?のではないでしょうか?

the romantic speculation は、本来 he inspired の後に来るはずなのが、testimony to に引っぱられて前に出ているのではないでしょうか? また、romantic は、ここでは、relaing to love(恋・愛に関する)という意味ではなく、showing or regarding life in an unrealistic and idealizied way(現実味のない理想化された様態・様式の生活・生き様・社会活動を示したりみなしたりすること)という意味の方が適切ではないでしょうか?……つまり、想像の産物・妄想もうそうみたいなものを指しているのではないでしょうか? 

he は、前回あたりからこれまでずっと話題の中心になってきた Gatsby を指すのではないでしょうか? him も同様ではないでしょうか?

最初の that は、「これから文が続く」ことを表し、It の内容を具体的に説明しているのではないでしょうか?

those は人を表し、直後の who はその those を言い換えて、どのような人なのかを説明しているのではないでしょうか?

that は、直前の little を指して言いかえているのではないでしょうか? この that つまり little は、本来 it was necessary to whisper about の後に来るはずなのが、found に引っぱられて前に出ているのではないでしょうか?

次の it は、後に出てくる to whisper about (little) in this world を指しているのではないでしょうか?

ギャッツビーについて、こっそり話すことや中傷やうわさがあった?と……そうしたこっそり話すことや中傷やうわさの出所でどころは、少し・少量・わずかなことを見つけた・見いだした・知った・わかった人たちだった?と……で、その少し・少量・わずかなことについて、こっそり話したり中傷したりうわさしたりする必要があった?と……どこでかというと、この世界・人の世・世の中・世間では?と……世間というものは、どんなにわかっていること・情報が少なくても、こっそり話したり中傷したりうわさしたりする必要があって、だから、その少ない情報だけを見つけて見いだして知ってわかった人たちは、その少ない情報だけを元にして、こっそり話したり中傷したりうわさしていた?と……で、そうやってわずかしかない情報を元にこっそり話したり中傷したりうわさしたりしていたというのは、ギャッツビーが起こさせていだかせて触発した非現実的で空想的な推測・考察・思いめぐらした考えの証言であり証拠であり証しだ?と……ギャッツビーのことはあまりに謎が多すぎて?確かな情報が少なすぎて?それでもくちにのぼった?そのうわさ自体が、世間の人たちが色々思いめぐらせた非現実的で空想的な考えを証明する証言で証拠で証しだ?と……世間の人たちが色々思いめぐらせた非現実的で空想的な考えの根拠となるものが、世間の人たちが少ない情報を元にこっそり話して中傷してうわさしてきた話だ?と……そして、世間の人たちにそんな非現実的で空想的な考えを色々思いめぐらせる原因を作ったのは、ギャッツビー自身だ?と言っている?のではないでしょうか?……世間の人というのは、どんなに情報が少なくても、言いたければなんでも言う?と……話を作ってでも何か言いたい?うわさしたい?……で、確かな情報が少なすぎたら、そんなのある?絶対なくない?嘘じゃない?みたいな?いい加減な話でも?言う?と……で、みんながそんな嘘じゃない?みたいな話ばっかりしてたら、そんな嘘ばっかりが無責任に広まった?と……だけど、そんな嘘ばっかりが広まる原因を作ったのは、そもそもギャッツビーなんだ?と……ギャッツビーについて確かな情報が少なすぎるから、そんなことになるのだ?と……そう言っている?のではないでしょうか?……つまり、みんなが色々いい加減なことをうわさしていたら、いつの間にか?うわさがうわさを呼び?そしてうわさが独り歩きして?しまいにはとんでもないほらばなしにまで発展してしまった?と言っている?のではないでしょうか?……噂とは恐ろしい?……お酒に負けず劣らず?……だけど、そもそもその原因を作ったのは、そんな噂をされることになった当人にある、と「自分」は考えている?ようです……人の口に戸は立てられない?からでしょうか?……まあ、派手に大盤振る舞いの宴を頻繁に開いたりしていれば?当然話題にもなる?でしょうか?……で、情報がなければしゃべらないで済ませるか?というと、そうはいかない?……情報がなければ作り話をでっちあげてでもしゃべるのが世間?……だから、いろいろあれこれ好き放題言われることになったのは?(言ってる世間だけじゃなくて?)ギャッツビー自身にも原因がある?と……Chapter 1 の最初からずっと?「自分」はずいぶん?ギャッツビーに対してあたりがきつい?印象があるように思われますが?、はたして本当に「自分」の考えているとおり?ギャッツビーに非があるのでしょうか?……誰も区別も差別もせず平等に?誰でももてなし楽しませてあげて?それで言いがかりをつけられたり?無責任なうわさを立てられたり?果ては殺人者の汚名おめいまで着せられて?やっぱり、なんだか、それはないんじゃないか?そんな扱いを受けるいわれはないんじゃないか?と思ったり?しませんか?……あくまでも厚意でプレゼントを配ってまわったら?あんな贈り物をするなんてあいつは何かが怪しい?信用できない?絶対何かうらがあるに決まってる?みたいに?疑いの目で見られて?覚えのない責めまで負わされて?――それって、厚意でプレゼントを配った方に非があるのでしょうか?……違いませんか?……素直に受けとめず?疑ってかかる方にこそ?非があるような?気がしませんか?……だけど、現実は、圧倒的大多数の人たちが?"自己中(心)"の傾向が強くて?他人に良くしてあげない方が当たり前?なものだから?、他人に良くしてあげる人が実際に現れたりしたら、あいつはおかしい?何か魂胆こんたんがあるにちがいない?と猜疑心さいぎしんの目で見る?……そういう"自己中(心)"の傾向が強い圧倒的大多数の人たちが?納得のいくような何かもっともな理由とかを示さなければ?疑いの目を向けるのをやめない?……で、納得がいくまで、言いたい放題?……もらえるものはもらっておいて?よくまあそんな厚かましい?図々しい?……でも、たいていの人はそんな感じ?……だから?「自分」は、ギャッツビーに(も)非がある?と言っている?のでしょうか?……まあ、もしかしたら?ギャッツビーみたいなことができる人のことが?うらやましいという思いも?あったりするのかも?しれないでしょうか?……おそらく?無責任なうわさを立てたり?悪口を言ったり?する人は、ギャッツビーにしてもらうばっかりで?到底?ギャッツビーと同じことなどできない?……だから、やっかみとかひがみも手伝って?誹謗中傷に?拍車がかかる?……他の人にできないことができる人は?他の人がやらないことをやる人は?ときにひがみややっかみを買って?反発を招いたり?理由わけもなく嫌われたり?したりする?でしょうか?……ギャッツビーも?そんな感じで?極端きょくたんなような気はしますが?殺人者の汚名まで着せられたりしたりしている?のかもしれません……まあ、どこの国でも?出るくいは打たれる?ということなのでしょうか?……それにしても、「自分」、ことギャッツビーのことになるとやたら厳しくないですか?……本っ当に、ギャッツビーのことだけはどうにもこうにも許せない?という感情が抑えられない?のでしょうか?……「辛抱強さ」が売りの?「自分」なのに……ギャッツビーもここまで「自分」を怒らせるなんて、いったい何をやったんでしょうねえ……そこも気になるところです……。

 

③ The first supper — there would be another one after midnight — was now being served, and Jordan invited me to join her own party, who were spread around a table on the other side of the garden.

「第一の・一番目の……正餐せいさんではない軽めの食事――あるものがあることになっていた(そこにはあるものが出されることになっていた)……それは、別の・他の・もう一つの……正餐ではない軽めの食事だ……ある時刻が過ぎた後で……それは、午前零時だ――ある状態だった……そのとき……あることがされている……それは、供された・出された……そして・なおかつ・同時に……ジョーダン(ベイカー嬢)が……招いた・勧めた・促した……何をかというと、加わること・仲間になること……ジョーダン(ベイカー嬢)の……自らの・個人的な……一行いっこう・仲間に……そのジョーダン(ベイカー嬢)の自らの個人的な一行・仲間は……ある状態だった……それは、広がった・散らばった……あるものの周りに……それは、テーブルだ……どの位置にあるのかというと、もう一方の・向こうの・反対の……側・方・方面だ……何のかというと、ギャッツビーの邸宅の庭だ……」

another one は、The first supper に対して、もう一つ別の他の supper を指しているのではないでしょうか?

her は、Jordan を指しているのではないでしょうか?

who は、直前の her own party を指しているのではないでしょうか?

the other side (of the garden) は、何に対してもう一方の向こう反対の側・方・方面かというと、第54回(35ページ11行目)で座ったらしい (we sat down at) a table を指すのではないでしょうか?……つまり、それまで似た対の黄色い衣服・服装を身に着けた二人の女子と三人のマンブル氏たちと一緒に座っていたテーブルのある場所とは反対のもう一方の向こう側の庭にあるテーブル?ということではないでしょうか?……。

さて、話は変わって?どうやら?一度目の?軽めの食事が?出された?ようです……②まで悪口で盛り上がっていたタイミングと?そして午前零時過ぎの二回?軽めの食事が?出されることになっていた?ようです……その一度目の食事が出される頃、ベイカー嬢はどうやら?本来の?ベイカー嬢自身の仲間?のところに戻った?のでしょうか?……似た対の黄色い衣服・服装を身に着けた二人の女子は、ギャッツビーの邸宅で開かれていた宴で顔を合わせて言葉を交わすことになっただけ?のようでしたから、この宴には別の人(たち)とどうやら?来ていた?ということではないでしょうか?……で、ベイカー嬢がその自身の仲間に加わるように?「自分」を招いた・勧めた・促した?ようです……で、そのベイカー嬢自身の仲間は、似た対の黄色い衣服・服装を身に着けた二人の女子たちと一緒に座ったテーブルのある場所とは反対のもう一方の向こう側の庭にあるテーブルに座っていた?ようです……どうやら?ベイカー嬢は、「自分」とは対照的に?それなりの人数の人たちと一緒に来ていた?のでしょうか?……悪口で盛り上がって聞かれてないか不安になった共犯者?とは一緒に食事を取らない?ようです……まあ、ベイカー嬢としては?ある程度?似た対の黄色い衣服・服装を身に着けた二人の女子の相手をしてあげたわけで?これだけ一緒に話をしておけば?まあいいだろうと?この不平・不満をぶつけてきたらしい二人の女子も?それなりにおさまってくれるだろうと?思ったりした?のでしょうか?……それに、一緒に来た相手がいるのであれば、そちらの方も長時間ったらかしにしておいて大丈夫なのか?というのも気になったり?しないでしょうか?……ということで?食事が出されたタイミングがきりがよかった?のか、ベイカー嬢はこの宴に一緒に来たらしい?本来の自らの仲間のところに戻ることにした?のではないでしょうか?……で、戻るにあたって、一人では戻らず、「自分」も一緒にどうかと?一緒に来るようにと?招いて勧めて促してくれた?ようです……で、「自分」が素直にそのまま?――まあ、「自分」にしてみれば?やっと見つけた知り合い?と離れてしまってはまた一人ぼっちに逆戻り?なわけで、そんなことはきっと絶対に?けたいのではないでしょうか?――ベイカー嬢と一緒にベイカー嬢の仲間のところに行った?のではないでしょうか?……で、そのベイカー嬢の仲間というのは、それまで「自分」とベイカー嬢が似た対の黄色い衣服・服装を身に着けた二人の女子と一緒に座っていたテーブルのあった場所とは反対のもう一方の向こう側にある庭のテーブルに座っていた?ようです……やっぱり?ギャッツビーの邸宅の庭は、ものすごく広い?……ベイカー嬢、なくて冷たいようでいて?ちゃんと「自分」のことを忘れていない?でしょうか?……ベイカー嬢なら、気に入らなければ、まるっきり無視?とか鼻っから相手にしない?なんてことも十分ありえそうじゃないですか?……それを思ったら?「自分」の扱い?待遇たいぐう?は相当良かったり?したりするのでは?ないでしょうか?……。

 

④ There were three married couples and Jordan’s escort, a persistent undergraduate given to violent innuendo, and obviously under the impression that sooner or later Jordan was going to yield him up her person to a greater or lesser degree.

「あるものがいた(そこにはあるものがいた)……それは、三つの……結婚した・既婚の……カップル・二人連れ・男女一組だ……加えて……ジョーダン(ベイカー嬢)の……同伴の男性・同伴者・エスコートだ……(そのジョーダン(ベイカー嬢)の同伴の男性・同伴者・エスコートは)執拗しつような・頑固がんこな……大学の学部学生で……ささげられた・身をまかせた……何にかというと、激しい・猛烈な・強烈な……諷刺ふうし・あてこすりだ……なおかつ・同時に……明白に・見てわかるとおり……ある状態の下にあった……それは、印象・感じ・感触だ……どのようなものかというと、早かれ……あるいは・そうでなければ……遅かれ……ジョーダン(ベイカー嬢)が……ある状態に向かって進むことだ……それは、引き渡す・放棄する・手放す……そのジョーダン(ベイカー嬢)の同伴の男性・同伴者・エスコートで執拗な・頑固な大学の学部学生を……すっかり残らず・完全に・きっちり……ジョーダン(ベイカー嬢)の人(仲間)に……どのようにかというと、多かれ……あるいは・そうでなければ……少なかれ……という程度で……」

persistent は、ここでは、その大学の学部学生が自らのあり方などを?絶対に?変えようとしない?ような頑固さ?しつこさ?みたいな意味で使われているのではないでしょうか?

that は、「これから文が続く」ことを表し、the impression の具体的な内容を説明しているのではないでしょうか?

yield him up her person は、本来 yield her person him up となるところを、her person が二語で長いので後にまわした?のではないでしょうか?……her person に him を yield up すると言いたい?のではないでしょうか? (yield him up to her person とすると、up to が紛らわしくなる?と作者は考えた?のでしょうか?)(give John a book なら、ジョンに本を与える、となるのと同じ?ような形?語順?なのでは?ないでしょうか?)

him は、Jordan’s escort, a persistent undergraduate を指すのではないでしょうか?

her は、Jordan を指すのではないでしょうか?

her person は、ベイカー嬢がギャッツビーの邸宅で開かれている宴に一緒に来た他の仲間の人たちを指すのではないでしょうか?

ベイカー嬢がギャッツビーの邸宅で催された宴に一緒に来た人について説明されている?ようです……結婚した・既婚のカップル・二人連れ・男女一組が三つ――つまり六人の男女(三人ずつ)?――と、ベイカー嬢の同伴の男性?が一人いた?ようです……そのベイカー嬢の同伴の男性は、頑固?なようで?大学の学部学生だった?ようです……その大学の学部学生は、激しい猛烈な強烈な諷刺・あてこすりに身を任せた状態だった?ようです……なおかつ・同時に、遅かれ早かれベイカー嬢がその同伴者の男性で頑固な大学の学部学生を、ギャッツビーの邸宅の宴にベイカー嬢と一緒に来たらしい他の仲間の人たちに完全に引き渡し放棄し手放す――その程度は、多かれ少なかれだ?と――方向に向かって進んでいるという印象・感じ・感触の状態に下にあることが明白でみてわかるほどだった?ようです……ベイカー嬢は七人の人たちと一緒にギャッツビーの邸宅で開かれた宴に来た?ようです……そのうち、六人はそれぞれカップル?のようで、一人は、ベイカー嬢のエスコート役?の男性だった?ようです……その男性というのが、大学の学部学生?だと……そして、頑固?なようで?……頑固なところがベイカー嬢の気にさわった?のではないでしょうか?……激しい猛烈な強烈な諷刺・あてこすりに身を任せていた?と……誰が?誰に?激しい猛烈な強烈な諷刺・あてこすりを言っていたのでしょうか?……おそらく?ベイカー嬢が?その頑固な男子大学生に?ではないでしょうか?……ベイカー嬢はその頑固な男子大学生が気に入らなかった?のではないでしょうか?……だから?容赦なく?ビシバシ厳しく?これでもかと?あてこするようなことばかり?その男子大学生に言っていた?のではないでしょうか?……で、その様子があまりにひどい?……まわりで見てる?聞いてる?人にも一目瞭然いちもくりょうぜん?……だから、これはベイカー嬢はきっと、遅かれ早かれこの男子大学生を、一緒に来た他のカップルの人たちに引き渡して放棄して手放すぞ?と誰もが思う?感じる?ような状態になっていた?のではないでしょうか?……で、そうやって、ベイカー嬢がその男子大学生をどの程度見放す?――つまり、もう話してあげない?とか一緒にいるのも嫌?とか同じテーブルに座ってるぐらいなら許すけど、でもとなりに座るのはダメ?とか、その見放し方がどのようなものになるのかまではわからないけど?、でもベイカー嬢が遅かれ早かれその男子大学生を見放すことだけは絶対間違いない?と周囲に思わせる?ような状態だった?のではないでしょうか?……ベイカー嬢のこういうところは怖い?……こういうところでも?スカッと?はっきり?してる?……頑固な男子大学生も、ベイカー嬢の様子を見て話を変えるとか?アプローチの仕方を変えるとか?しゃべってダメならひたすら相槌あいづちだけ打って聞いておくとか?いろいろやり方を変えてみるとかしてれば?まだベイカー嬢の気持ちも違ったかもしれないけど?、なにせ頑固だから?その男子大学生のやり方とかあり方とかを変えようとしなかった?……もう頑固一徹いってつ?……絶対に自らを曲げない?ゆずらない?……スカッと?スパッと?切れ味の良い?日本刀のように鋭い?ベイカー嬢を前にして?絶対言うこと聞かない?ものだから?容赦なく一刀両断いっとうりょうだん?それでもりず縦斬たてぎななり背後からグサリ?とどこもかしこも切りきざまれて?やられ放題?……それでも、いや、これが俺なんで、みたいな?……もう、頑固にもほどがある!つきあいきれない!論外ろんがい!はい、さようなら! ……みたいな?……こうして?ベイカー嬢と頑固な男子大学生は決してわかりあえないまま別々の道を歩む?……まあ、合わないものは仕方がない?でしょうか?……どちらも譲らなければ衝突しょうとつする以外にはない?でしょうか?……この二人、いったいどういう経緯で一緒に来ることになったのでしょうねえ……そっちの方が知りたいような?……っていうか、そもそも、ベイカー嬢はどうしてギャッツビーの邸宅で開かれる宴に来るようになったのでしょうねえ……そこもぜひ知りたいような気がしませんか?……。

 

⑤ Instead of rambling, this party had preserved a dignified homogeneity, and assumed to itself the function of representing the staid nobility of the country-side — East Egg condescending to West Egg, and carefully on guard against its spectroscopic gayety.

「代わりに・しないで……何の・何をかというと、ぶらぶら歩く・歩きまわることだ……この(ジョーダン・ベイカー嬢の自らの・個人的な)一行・仲間は……ある状態だった……それは、保っていた・維持していた……何をかというと、威厳・貫禄・気品・品位のある・堂々とした……同質性・一様性・同種の状態を……そして・なおかつ・同時に……引き受けていた……何にかというと、そのジョーダン・ベイカー嬢の自らの個人的な一行・仲間自身だ……何をかというと、機能・働き・役割だ……何のかというと、象徴する・体現する・典型を示すことだ……きまじめな・退屈な・保守的な・古めかしい・落ちついた……高貴の生まれや身分・高潔さ・崇高さを……何のかというと、田舎・地方・田園・(ある)地方の住民だ……(言いかえると)東島……同じ目線の高さに立って・身を落として・偉そうに見下みくだして……西島と・西島に……なおかつ・同時に……注意深く・入念にゅうねんに・苦心して……ある状態だった……それは、警戒・用心した……何に対してかというと、西島の……分光器の……愉快・陽気・快活・お祭り騒ぎ・歓楽だ……」

this は、③で出てきた her own (party) を指すのではないでしょうか?

itself は、this party を指すのではないでしょうか?

the country-side というのは、都会に対する田舎ということではなくて、ここでは、東島という地域とその住民を指す意味で使われているのではないでしょうか?

condescending to は、あるものと同じ目線の高さに立つ、あるものに身を落とす、あるものを偉そうに見下す、という意味があるようです……ここでは、どの解釈も成り立ちそうに思われますが?、どちらかというと最後の意味が当てはまる可能性が高いかも?しれない?でしょうか?……。

its は、West Egg を指すのではないでしょうか?

spectroscopic は、分光器に関わるものを表すようですが、ここでは、分光によりできるスペクトル、つまり虹のような色のおびを表しているのではないでしょうか?……西島には、ギャッツビーの邸宅があり、その邸宅で開かれる宴には誰でも来られて?何でもありで?飲み放題食べ放題騒ぎ放題?のようでした……ということは?誰でも来られる=あらゆる種類の人間?が集まる?(可能性が高い?)……そうしたあらゆる種類の人間を、スペクトル、つまり虹のような色の帯でたとえている?のではないでしょうか?……西島にあるギャッツビーの邸宅では、誰でも来られる宴が開かれて、ありとあらゆる種類の人間が集まって、お祭り騒ぎを繰り広げる?のではないでしょうか?……その様子を、spectroscopic gayety という表現で表している?のではないでしょうか?……。

④でベイカー嬢がギャッツビーの邸宅の宴に一緒に来た?人たちについて説明があったようでしたが、さらにその人たちの特徴?らしきものについて話している?ようです……まず、ぶらぶら歩きまわらない?ようです……つまり、移動しない?ということ?でしょうか?……そして、威厳・貫禄・気品・品位のある堂々とした同質性・一様性・同種の状態を保って維持していた?ようです……どういうことでしょうか?……④で説明のあったベイカー嬢が一緒に来たらしい人たちは、みんなそろって誰もが威厳・貫禄・気品・品位のある堂々とした同じような種類の人間だった?ということではないでしょうか?……七人全員同じような感じの人たちだったのだけど、それがどんな感じかというと、威厳・貫禄・気品・品位のある堂々とした感じだった?のではないでしょうか?……そして、その人たちは、自らある機能・働き・役割を引き受けていた?ようです……その機能・働き・役割というのが、東島という地域(とその住民)のきまじめな・退屈な・保守的な・古めかしい・落ちついた、高貴の生まれや身分・高潔さ・崇高さを、象徴し体現しその典型を示すことだ?と……どういうことでしょうか?……威厳・貫禄・気品・品位のある堂々とした感じの七人が、東島という地域(とその住民)のきまじめな・退屈な・保守的な・古めかしい・落ちついた高貴の生まれや身分・高潔さ・崇高さを象徴し体現しその典型を示す機能・働き・役割を自ら引き受けていた?と……大ざっぱに言えば?いかにも東島の人らしい重厚じゅうこうな?重々しい?上流階級の人?という感じの七人が、西島にあるギャッツビーの邸宅で開かれていた宴に出席したときに、そのギャッツビーの邸宅の宴の場で、東島の特徴と言ってもいいようなそういう重厚な重々しいいかにも上流階級といった雰囲気を体現して象徴して表していた?のではないでしょうか?……西島にいながら、東島の空気を思いっきり出していた?周りに感じさせていた?みたいな?感じ?でしょうか?……続けて、その様子を別の言い方で説明している?ようです……偉そうに西島を見下している?と……同時に、注意深く・入念に・苦心して警戒・用心している?と……何をかというと、西島のありとあらゆる種類の人たちが集まって繰り広げているお祭り騒ぎの愉快・陽気・快活・歓楽を?と……なんでしょう……西島の騒ぎ放題で何でもありのお祭り騒ぎに来ておきながら?東島かぜ?みたいなのを吹かせていた?……西島の(軽い?)ノリに合わせるんじゃなくて?あくまでも東島の重々しい空気をそのまま持ち込み?それで通そうとしていた?……第51回でいろんな話の輪がどんどん変化しながら増えていったり?あちこち動き回る女子が出てきたり?する宴の様子が描かれていた?ようでしたが、それが西島にあるギャッツビーの宴の通常のあり方?なのではないでしょうか?……ところが、ベイカー嬢が一緒に来た人たちというのは、どうやら東島の人たちで?西島のギャッツビーの宴で通常のあり方に合わせようとしない?それどころか用心してる?西島の通常のお祭り騒ぎに見られる?愉快・陽気・快活・歓楽を?……西島のギャッツビーの邸宅で繰り広げられている愉快で陽気で快活なお祭り騒ぎと歓楽を注意深く入念に苦心までして?警戒して用心して?遠ざけよう?関わらないようにしよう?とでもしてる?……お祭り騒ぎが目的?のギャッツビーの宴で?お祭り騒ぎに巻き込まれないようにしてる?……じゃあ、どうして来るの?……とかツッコミたくなる?でしょうか?……おもしろいですねえ……よくわからないけど?来てしまったりとか?したのでしょうか?……そういうこともある?かもしれません……何か場違ばちがいなところに迷い込んでしまった?みたいな?……来てからわかった?……なんだ!この馬鹿騒ばかさわぎは!けしからん! ……みたいな?……もしかしたら?しまった ‼ とか思いながら?辛抱して帰りの時間を待つか、とか思ってたりして?……だから、移動もしない?……同じような階級らしい同じような雰囲気の人だけで集まったまま、どんちゃん騒ぎから距離をおいて宴が終わるのを待っている?のでしょうか?……まあ、帰れるものなら帰りたい?のかもしれないけれど?なにせその足が?手段が?なければどうしようもなかった?のかもしれません……で、ベイカー嬢は、こういう人たちと一緒に来ていた?と……そういえば、ベイカー嬢も、第53回(34ページ末尾から12行目)で contemputuous interest と、宴に集まっている来客たちを軽蔑の眼差しで見ていた?ようでした……ということは?ベイカー嬢も?この東島の人たちと同じような?お上品な上流階級の一人ひとり?ということ?でしょうか?……ところで、デイジーの邸宅いえは、東島にありましたね……そのデイジーとベイカー嬢は地元が同じ?のようでした……まあ、だから、ベイカー嬢もデイジーも東島の人間?ということになる?でしょうか?……前に、Chapter 1 で、東島(=お金持ち・上流階級)と西島(=庶民・下流?)の違いをみたと思いますが、いわば、庶民の下流のどんちゃん騒ぎにお金持ちの上流階級が混じるとこんなふうに浮いてしまう?とでも言っている?とも取れる?かもしれません……頭ではわかりにくい?けれども、現実には?お金持ち・上流階級の世界と庶民・下流の世界には大きなへだたりがある?とも取れる?でしょうか?……だから、異なる世界の人は相容あいいれないのが普通?で自然?とも?……理屈では?わかりあおうと努力すればわかりあえるはずだ?とか言ってても、現実に席を同じくして正面から向き合うことになったら?肌で感じる違和感とか心に生じる抵抗感とか?はどうしようもできない?……ごめん、やっぱ、無理……みたいな?……なんでしょう……そういう育ちの違い?みたいなものが随所ずいしょに現れ?埋めようのないみぞが?どうしても生じてしまう?……ギャッツビーの宴という場で同席してしまった?西島と東島の人たちの姿を通して?そうした階級とか経済力とか住む世界の異なる人たちの間には?理屈ではなく心や感情の部分で歩み寄れないし理解し合えないわかりあえないものがあるのだ?と言っている?のかもしれない?……西島の方の人たちが東島の人たちのあり方に合わせていくというのは考えにくい?し、かといって東島の人たちが西島の方の人たちに合わせていくというのも考えにくい?……どちらも、それぞれ自らのあり方が馴染なじんでしまって?それが自然体?……そして人は誰でも?違和感を覚えるものからは離れるのが自然?……どうしても自らに馴染む方を自然に選んでしまうもの?……だから、類は友を呼ぶ?なのでしょうか?……で、ベイカー嬢は、そうやって一緒に来た?らしい東島の人たちがいるところへ、③で「自分」をともなって戻ってきた?ようでした……④の話だと、ベイカー嬢は、一緒に来たエスコート役の男子大学生?に愛想あいそかしていた?ようだったので?、その男子大学生の代わり?なのかどうなのか?「自分」と一緒にいようと?いう気がある?ようではないでしょうか?……まあ、他の人たちはみなカップル?らしいので、その男子大学生が嫌なら、他で代わりを見つけるしかない?ということ?でしょうか?……で、「自分」を選んだ?ということ?でしょうか?……。

 

⑥ “Let’s get out," whispered Jordan, after a somehow wasteful and inappropriate half-hour. “This is much too polite for me."

「『あることをしよう……それは、行動を起こすことだ……どのようにかというと、この場から去る・離れる方向に……』とひそひそと・こっそり話した……ジョーダン(ベイカー嬢)が……ある時間の後で……それは、どういうわけか・どうも……むだな・消耗させる……なおかつ……まずい……半時間だ……『この(テーブルの七人の)場・雰囲気は……ある状態だ……大いに・よほど・ずいぶん……あまりに・過度かどに……礼儀正しい・上品だ……誰にとってかというと、ベイカー嬢だ……』」

This は、⑤で説明のあった、ベイカー嬢が一緒に来たらしい七人の様子を指しているのではないでしょうか?

me は、Jordan を指しているのではないでしょうか?

どうやら?ベイカー嬢は、⑤で説明のあった?一緒に来たらしい七人の様子が合わない?のでしょうか?……この場から去り離れる方向に行動を起こそうと、ひそひそとこっそり話した?ようです……誰に向かって?でしょうか?……たぶん、「自分」じゃないでしょうか?……一緒に来たらしい七人といてもおもしろくない?……エスコート役の男子大学生なんて愛想まで尽きている?……だから、「自分」?……で、他の七人に聞こえてはまずい?ので、ひそひそとこっそり話した?……そうやってベイカー嬢がこの場を離れようと「自分」に言ったのは、どういうわけか・どうも、むだな・消耗させる、なおかつ、まずい半時間の後だった?と……半時間はどういうわけかむだに消耗するようなまずい不毛な?時を過ごした?……だけど、もう耐えられない?……ここにはいたくない?……だから、離れよう?と……そして、この(テーブルの七人の)場・雰囲気は、ベイカー嬢には、大いに・よほど・ずいぶん、あまりに・過度に礼儀正しく上品すぎる?と……やっぱり、ベイカー嬢は合わない?ようです……お上品すぎておとなしすぎる?といったところ?でしょうか?……あんまり馬鹿騒ぎもどうかと思うけど?あまりにお上品すぎてもそれじゃ宴にならないじゃない?みたいな?感じ?でしょうか?……ベイカー嬢としては、ほどほどに楽しむ?ちょうどいい感じ?でも求めている?のかもしれません……だとすると?案外?ベイカー嬢は、招待されて来たのか?それとも招待されてなくてもなんらかの理由で来ることになったのか?わかりませんが、招待されて来たにしても、嫌々いやいやではない?……こうした宴で楽しみたいという気持ちも?持っていた?ということでは?ないでしょうか?……なるほど……それなら、デイジーが来てなくても、ベイカー嬢は来ている?というのにも納得がいく?でしょうか?……それに、デイジーは夫もいて幼い娘もいる?ようでしたから、普通に考えると?あまり夜に家をあけるというのは考えにくい?のでしょうか?……一方、ベイカー嬢は独身?のようですから、まあ、自由に動ける?夜でも宴に行きたければ行ける?でしょうか?……そういう点でも二人の立場が異なる?でしょうか?……だから、ベイカー嬢はギャッツビーの邸宅で開かれる宴に何度も?来ているらしいけど?、デイジーの方は、ギャッツビーの邸宅で開かれる宴に一度も来たことがなさそうだった?ということ?でしょうか?……もしデイジーが独身だったら、ベイカー嬢はデイジーと一緒に来て楽しんでいたかもしれない?ですね……地元も一緒で二人は仲が良さそう?でしたから……だけど、デイジーは一緒に来られないから?ベイカー嬢ももしかしたら?困っていたかもしれない?でしょうか?……一緒に楽しむちょうど良い相手がいなくて?……この夜ベイカー嬢のエスコート役だった男子大学生は、どうやら不合格?のようでしたから……さて、じゃあ、とりあえず?代役に?選ばれたらしい?「自分」は、どうなんでしょうか?……。

 

⑦ We got up, and she explained that we were going to find the host: I had never met him, she said, and it was making me uneasy.

「「自分」とベイカー嬢は……腰を上げた……そして・その後……ベイカー嬢が……説明した……その内容は、「自分」とベイカー嬢が……あることをするつもりで動くと……それは、見つけることだ……(宴の・邸宅の)主催者・主人を……「自分」が……ある状態だった……決してしたことがなかった……会うことを……その(宴の・邸宅の)主催者・主人に……ベイカー嬢が……言った……そうやって「自分」がその(宴の・邸宅の)主催者・主人に会うことを決してしたことがなかった状態だったから、とベイカー嬢が言ったので……そうやって「自分」がその(宴の・邸宅の)主催者・主人に会うことを決してしたことがなかった状態だったからとベイカー嬢が言ったことが……ある状態だった……ある状況を作り出した・生み出した・ある状況の原因となった……「自分」が……落ち着かない・不安定な状態・気持ちになる……」

We (we) は(どちらも)、「自分」とベイカー嬢の二人を指すのではないでしょうか?

she は(すべて)、⑥で出てきた Jordan(ベイカー嬢)を指すのではないでしょうか?

him は、the host を指すのではないでしょうか?

it は、I had never met him, she said を指すのではないでしょうか?

⑥でベイカー嬢がこの場を離れようと「自分」に声をかけた?らしいので、⑦で「自分」とベイカー嬢の二人は、テーブルを離れて他へ行くと一言断った?ようです……二人が腰を上げて?ベイカー嬢の方が口を開いて説明した?ようです……「自分」とベイカー嬢の二人は(宴の・邸宅の)主催者・主人を見つけるつもりだ?と……続けて?「自分」はその(宴の・邸宅の)主催者・主人に一度も会ったことがないのだ?とベイカー嬢が言った?ようです……で、ベイカー嬢がそう言ったので?ベイカー嬢がそう言ったことが?「自分」が落ち着かない不安定な気持ちになる状況を作り出した・生み出した・そのような状況の原因となった?ようです……テーブルを離れてどこかに行くにあたって?口実が必要だった?ようです……で、その口実に、「自分」が宴の主催者で邸宅の主人であるギャッツビーに一度も会ったことがないから?と言ったようです……だけど、「自分」は、ベイカー嬢がテーブルを離れてどこかに行く口実に「自分」をだしにしたことで?落ち着かない不安定な気持ちになった?ようです……まあ、カップルで来ていた六人はいいとして?やっぱり?ベイカー嬢のエスコート役として来ていた?らしい男子大学生?が問題?でしょうか?……この男子大学生の顔をできるだけつぶさないように?する必要があった?でしょうか?……できるだけプライドを傷つけないように?ってこと?でしょうか?……で、まあ、実際「自分」は宴の主催者で邸宅の主人であるギャッツビーを探さなければならなかった?のではないでしょうか?……だから、まあ、別に単なる口実だったわけでもなく?かまわないようにも?思われますが?「自分」としては、男子大学生に対して申し訳ないような気持ちにでも?なったのでしょうか?……ベイカー嬢が「自分」のためにテーブルを離れてどこかに行く?という格好になる?わけですから?……「自分」が、本来のエスコート役である?男子大学生から?ベイカー嬢を奪う?ような形になってしまう?わけだから?……だけど、「自分」はきっと?ベイカー嬢から離れる気はなかったでしょうし?宴の主催者で邸宅の主人であるギャッツビーを「自分」一人で見つけに行く気もなかった?のではないでしょうか?……だったら、この場を離れずにずっといたところで、そもそも?ベイカー嬢が本来のエスコート役である男子大学生のいるテーブルに「自分」も座らせた時点で?もう?男子大学生の立場は?なくなってる感?があったり?しなかった?でしょうか?……だって、ベイカー嬢が自ら、本来のエスコート役である男子大学生がいるにもかかわらず、その男子大学生をさしおいて、他の男子と一緒に、その男子大学生のいるテーブルに戻ってきた?わけですから……他の男子を入れてきた時点で?もう?その男子大学生をないがしろにしたも同然?じゃないでしょうか?……だから、テーブルを離れてどこかに行く時点じゃなくて?「自分」を入れた時点で?「自分」がベイカー嬢にくっついて二人で戻ってきた時点で?その男子大学生の顔はもう?潰れていた?のではないでしょうか?……それなら、テーブルを離れてどこかに行くときにベイカー嬢の口実を聞いて落ち着かない?申し訳ないような気持ちにでも?なったのだとしたら?遅いような?……まあ、「自分」も加わって同席するだけならそれほど露骨ろこつな感じもしなかった?のでしょうか?――少なくとも「自分」の感覚では……だけど、「自分」とベイカー嬢の二人でテーブルを離れてどこかに行くとなると、なんだか “二人で" 感が際立きわだって?それで落ち着かなくなった?のでしょうか?……でも、男子大学生の目線で見れば、やっぱり?ベイカー嬢が「自分」と二人で戻ってきた時点で?もうすでに “二人で" 感満載まんさい?だったんじゃないでしょうか?……だから、あくまでも「自分」の感覚で、もしかしたら?これからベイカー嬢と “二人で" いや、"二人だけで" 過ごす?いや、過ごせる?ことへの気恥ずかしさ?と同時に嬉しさ?みたいなもの?を、男子大学生に対する気まずさ?みたいなもの?にすり替えてしゃべっている?ような気がしませんか?……男子大学生に申し訳なくて落ち着かない気持ちになった?のではなくて?、「自分」の本心はベイカー嬢と二人で一緒に過ごしたい?からこそ?、これからベイカー嬢と “二人で" 過ごせる?という現実に?嬉しいんだけど?ドキドキが止まらない?みたいな?感じ?の方が?あったんじゃないでしょうか?……なんか、この辺りは、ちょっと?「自分」ずるい?ような?……だって、本当に男子大学生に申し訳ないと思うなら、一人で宴の主催者で邸宅の主人を見つけに行けばいいことじゃないですか?……それをやらない……それはなぜか?――そりゃ、ベイカー嬢といたいからじゃないでしょうか?……せっかく?やっと?会えたのに?……そして、「自分」はまだ会ったことのない宴の主催者で邸宅の主人を見つけに行かなきゃいけない……だけど、探すの苦労するんだよな、見つからなくて……で、ベイカー嬢はさ、宴の主催者で邸宅の主人に会ったことがあるんだよ、知ってるんだよ……だったらさ、一緒に行ってもらえたらさ、会ったことのある、その宴の主催者で邸宅の主人を知ってるベイカー嬢がいてくれたらさ、その方が初めて会うのに紹介も兼ねていいだろ?……男子大学生に対する口実じゃなくて、「自分」がベイカー嬢と一緒にいる口実?と言った方が?当たってないですか?……だから?「自分」は落ち着かない?気まずいような?気持ちになった?のではないでしょうか?……そうすると、男子大学生に申し訳ない?というよりは、「自分」の本音は?ベイカー嬢といたいから?男子大学生にもっともらしくベイカー嬢が伝えた口実は?実は「自分」がベイカー嬢と二人きりになれる口実で?それで男子大学生に対して後ろめたいような気持ちになった?それで落ち着かなかった?と考えた方が?当たってない?でしょうか?……なんでしょう……思いがけず?「自分」が他人ひとをさしおいて「自分」の欲を優先した姿を初めて見た?ような?……a perfect rose かと思いきや?「自分」もやっぱり?人間だった?……そりゃ、当たり前?……「自分」だって、「自分」自身が一番かわいい?……「自分」でも?こと異性のことになると?やっぱり他人よりも「自分」自身が優先する?……他人にゆずれない?……他人をはずかしめたり?する姿を(この物語おはなしの中で)「自分」が見せるのは初めて?じゃないでしょうか?……まあ、いたかたない?でしょうか?……そりゃ、いつでも他人を立て続けて譲り続けるわけにもいかないこともある?……そして、その譲れない、相手を立てるわけにはいかないというのが、異性のこと?だと……どんなに辛抱強い完璧な紳士?に思われる?人でも?異性だけは話が別?……好きな女性だけは?譲れない?渡せない?……自らの欲望には勝てない?……そうですか……いや、安心した?読者の方と?、いやいや、がっかりした?読者の方と?、もしかしたらどちらもいらっしゃるかもしれないでしょうか?……「自分」も、人間だった?ようです……。

 

⑧ The undergraduate nodded in a cynical, melancholy way.

「ベイカー嬢のエスコート役で頑固な大学の学部学生が……うなづいて承諾した……どんな様子でかというと、皮肉な・冷笑的な・揚げ足取りの・世をすねた・いやみばかり言う……憂鬱な・陰気な・ふさいだ・もの悲しい……状態・具合・様子で……」

The undergraduate は、④で出てきた Jordan’s escort, a persistent undergraduate を指すのではないでしょうか?

nodded は、⑦でベイカー嬢と「自分」の二人が(一緒に)テーブルを離れてどこかに行くことを、うなづいて承諾した?ということではないでしょうか?

cynical は、ギャッツビーの邸宅で開かれている宴に対する姿勢?を表しているのではないでしょうか?……⑤の説明だと、西島のお祭り騒ぎに巻き込まれないように?東島のペースを崩さないように?していたようですから、ギャッツビーの宴と?そこに集まっている来客たちを?遠巻とおまきに?横目で?批判ばかりして?あれこれあげつらっては?難癖なんくせばかりつけていた?――そんな様子を表している?のではないでしょうか?

melancholy は、ギャッツビーの宴が合わない?のもあって?楽しくない?……その上、仮にもエスコート役として来てるのに?その相手の女子としっくりいかない?挙げ句?振られた?……それじゃあ、気も滅入る?……という意味合いで使われているのではないでしょうか?

⑦でベイカー嬢が「自分」と一緒にテーブルを離れるから、エスコート役の男子大学生に一言断ってきたのに対して、男子大学生はそのむね承知した?ようです……ただ、おそらく?ギャッツビーの邸宅で開かれている宴に来てからずっと?批判的な目で宴の様子や周囲の来客たちを見てきた態度や姿勢はそのままに?、なおかつそのギャッツビーの邸宅で開かれている宴に馴染なじめなければ楽しいわけがない?し、その上エスコート役として一緒に来たはずの女子、つまりベイカー嬢は他の男子に持ってかれる?し、ただでさえ憂鬱ゆううつな気分だったのに?ますます暗ーい気分に落ち込んでいった?みたいな?感じ?だったんじゃないでしょうか?……まあ、④で説明のあった?ように、この男子大学生も頑固で譲らない?みたいだから、致し方ない?でしょうか?……ベイカー嬢は、無理にこの男子大学生に合わせてまで一緒に過ごしたいと思うほど、この男子大学生に対して魅力は感じていなかった?ようだし、そうすると、ベイカー嬢がこの男子大学生に合わせるわけがないし?、男子大学生としては、ベイカー嬢に振られたくなければ、他の男子に持ってかれたくなければ、ある程度?ベイカー嬢に合わせる以外にはなかった?のでは?……だけど、この男子大学生は強情ごうじょう?らしく、合わせるということを絶対にしようとしなかった?ようなので、まあ、振られるのは必然?というところ?でしょうか?……ただ、この男子大学生があまりに強情なおかげで?「自分」はベイカー嬢と一緒にいてもらえることになった?とも言える?のではないでしょうか?……それに、「自分」は基本?相手に合わせる?というより、相手をそのまま受け入れる?が基本スタンス?なので、「自分」と一緒にいる人は誰でも?居心地いい?楽?だったり?する?のではないでしょうか?……そういう点でも?ベイカー嬢が強情な男子大学生に見切りをつけて?「自分」を選ぶのは当然?かもしれない?のではないでしょうか?……普通、人は誰でも、一緒にいて楽しいとか心地よいとか感じる人と一緒にいたがるもの?ではないでしょうか?……だから、この男子大学生の場合、のままで合う相手か、女子の方が全面的にこの男子大学生に合わせていこうというのでなければ、うまくいかない?のではないでしょうか?……まあ、男子大学生としては、面目めんぼく丸つぶれになったけど?でもベイカー嬢とは無理だ?と本人もわかっていた?のかもしれない?でしょうか?……だから?不愉快には違いないけど?(ベイカー嬢がテーブルを離れてどこかに行くことに)となえても仕方ない?という思いもあった?かもしれない?……それで、不名誉な現実を受け入れた?……まあ、そのままずっとベイカー嬢と一緒にいても、④の violent innuendo 激しい猛烈で強烈な諷刺とあてこすりをベイカー嬢に言われ続けることになっていた?でしょうし?……結局?一緒にいても苦痛だし?別れを受け入れても苦痛?みたいな?感じ?だったのかも?しれない?……こういうこともある?のかもしれません……。

 

おつかれさまでした。どうでしたか?

今回は、読みごたえがあった?かもしれません……ギャッツビーの邸宅で開かれる宴には誰でも来られる?ということは、まさかの!その宴の雰囲気やどんちゃん騒ぎが合わない?楽しくない?そんな来客まで混じっている ⁉ と……それも驚きませんか?……誰でも来られて?来たい人は来られる?というなら?誰でもみんな当然楽しんでいるものとばかり?思っていたり?しないですか?……それなのに!楽しめなくて?不機嫌な顔で?不愉快な時間を?過ごしている来客もいる ⁉ と……気軽に?何も考えずに?ついてきてみたら?しまった ‼ ……みたいな?……そういうこともある?でしょうか?……浮かれ騒ぐのを楽しいととらえるか?無意味で無駄な時間を過ごしてもったいないと捉えるか?――同じ現象でも?人それぞれ受けとめ方はいろいろ?でしょうか?……ベイカー嬢のエスコート役として来た?らしい男子大学生は、どうやら後者?だったのかも?しれません……まあ、大学生?のようですし、勉強して過ごす方が有意義ゆういぎだ?と思った?のかもしれない?でしょうか?……どうやら?ベイカー嬢としては?ほどよく楽しみたい?といったところ?でしょうか?……案外、それぞれにとってちょうど良いって、難しかったりする?のかもしれません……だとしたら、人でも物でも何でも、ちょうど良いと思えるものに出会えたら、それは奇跡きせきと言ってもいいほどがたいこと?なのかもしれません……。

今回の考えるヒントに上げたお題 「36ページ9-12行目 It was testimony to the romantic speculation he inspired that there were whispers about him from those who found little that it was necessary to whisper about in this world とはどういうことを言っているのか」 ですが……②で説明したとおりです。ネタがなければでっちあげてもあれこれ言わずにいられない?――それが人間?……怖い?……特に集団になると怖いものなしに拍車がかかる?……だから、ありえないでしょ ⁉ みたいな話までみんな平気で言い出す?……人って、怖い?……その人にお酒が入ったら、怖さ倍増?……飲み放題で言いたい放題の宴なんて論外?……危険きわまりない?……そんな宴や来客の様子を警戒していた東島の人たちは?もしかしたら?賢明?……君子くんしあやうきに近寄ちかよらず?……あれ?……作者は、もしかして?そんな東島の人たちを見ならえ?と言ってる?かもしれない?……一見いっけん、西島のギャッツビーの邸宅で開かれている宴では、酒を飲んでは言いたい放題の来客たちが大勢おおぜいはばかせている?ように思われる?かもしれないけど?、そうやって幅を利かせている大勢の人たちのあり方が良いとは限らないよ?と……大勢の人がやってることなら誰でもみんなやっていいってことにはならないよ?と……たとえ大勢の人がやっていても?それが良くないことであれば?やるべきではないんじゃないか?と……そして、周りで大勢の人がやっていることでも?それが良くないことだと思えば?あの東島の人たちのように?同じことはせず?そういう良くないことをする人たちとは距離を置き?関わらず?自らの良いと思うあり方をつらぬき?守り通す?姿を見ならえ?と言っている?かもしれない?……飲んで騒いでのお祭り騒ぎで周りに合わせてワイワイやらない人は普通、嫌がられる?けむたがられる?……だけど、それでも?自らが良いと思うあり方を通すべきだ?と言っている?……悪い風潮ふうちょうに染まってはいけない?と……そして、作者は、そういう人を?そういうあり方を?支持する?と……「自分」は、いつでも?誰の味方にもならないし?誰の側にもつかないけど?、同時に、すべての人の味方であり?へだてなくすべての人に思いやりの心を運ぶ?ようでした……その「自分」の基準は、おそらく?人としてどうなのか、人としてあるべき姿かどうか、というところに置かれている?のではないでしょうか?……なんだか?この「自分」の姿と?作者が?重なるような感じがしたり?しませんか?……。

次回は、また別の登場人物が現れる?ようです……ぜひまた一緒にみていってください。

 

第57回の範囲は36ページ末尾から11行目から37ページ9行目まで(The bar, where we glanced 〜から、Here! Lemme show you." まで)をみていきます。

次回の考えるヒントは……

  • 37ページ8行目 a nice durable cardboard とはどういうことを言っているのか

次回は、ギャッツビーを見つけに三千里さんぜんり?の旅がまた再開される?……ぜひまた一緒に読んでみてください。

 

最後に、物語を読むときに心にとめたいポイントをまとめます。

Point

・どうして作者はその言葉を使用したのか

・それぞれの登場人物に作者はどんな役割を割り当てているのか

・それぞれの登場人物のセリフや物語の展開を通じて作者は何を言おうとしているのか

 

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Posted by preciousgraceful-hm